本物のオペラも、たまにはいいな、って思いました。
というのも、二、三日前BS-2の深夜番組で、モーツァルトの<魔笛>を放映していて、感動してしまったのです
実は<魔笛>は嫌いな演目でした。
でも久しぶりにみたら「これって、こんなに幸せ感溢れた作品?」とびっくり。
その原因は女性ソプラノ歌手の、声と歌い方が魅力的だったのかもしれません。
体を突き抜ける声の鳴りは美しさというか、体が楽器として鳴っていることに快感を感じました。
<魔笛>と<ヘンゼルとグレーテル>はの二作品だけは、ストーリーがファンタジー過ぎて、ヒロインの感情に共感できず、あまり好きになれなかったのですが、王子とパミーナが出会って二重唱をしているシーンなど、聴いていてとても幸せに酔いました。
いま、アイーダを始め色々なオペラが来日していますが、まずチケットが高くてあきらめてしまいます。どうして日本には立ち見席がないのかしら?どの劇場でも15から20ドルで立ち見がみれるのに。
NHK BSー2さんありがとう。
日本の歌手のかたのお話は、最近劇場にいっていないのでここでコメントは控えますが、海外の歌手で、私の好きな歌手をご紹介します。
一口に歌手といっても、いろいろなタイプがあって、時代が違うと歌い方も違うのですが。
私が大学時代、最初にハマったのは超絶技巧のコロラトゥーラと呼ばれるソプラノ歌手の中でも特に高くてスピーディな音楽を歌う歌手。
代表的なスーパースターは 1世代前のマリア・カラスの時代だとサザーランド、つい10年前まではエディタ・グルベローバが女王でしたが、最近は、アメリカの若手歌手ナタリー・デッセイが最高です。
それに対して、ソプラノはレッジェーロ(軽い声)、リリコ(ちょっと柔らかい情緒的な声)、ドラマティック(強い迫力ある声)と細かく分かれていますが、私の声は最初はレッジェーロでしたが、最近は、年齢とともに太くなり、リリコだと言われています。
よく女性が二回目の声変わりをするといいますよね。
みなさんも、だんだん年齢と経験を重ねると、声も変わってきていることお気づきですか?
びっくりしたのが、私の好きなゲオルギューがデビューのころは、優しい感じのリリコな声だったのが、しばらくアメリカで仕事をするのをやめて、イタリアで歌っていたからなのか、マリア・カラスみたいな歌い方や声になってきたことです。アメリカのメトロポリタンでは毎日世界中の有名な歌手が歌ドラマティック歌手になっています。ビジネスとしてアメリカで歌うのではなく、本場イタリアの聴衆に鍛えられるとこんなに変わるのかしら・・・と驚きでした。
私の好きなのは、個性的なアメリカ人の女性歌手。
シルヴィア・マックネア、キャスリーン・バトル、ドーン・アップショー、そしてルネ・フレミング。この4人は自分のオリジナルレパートリーを持っていて、オペラ歌手としてだけでなく、ジャズやミュージカル、現代音楽まで個性的な音楽性をもっていることが好きだったのです。
特にキャスリーン・バトルは、声が小さいにもかかわらず、大きな音のオーケストラと大勢の大迫力の歌手陣の中で、自分の細い声に誇りをもって、チャーミングということを武器に歌い方を変えず、歌手活動を続けているのは、尊敬に値します。
また、劇場でオペラを聴きたくなりました。
芸術の秋ですね。
いずみ
というのも、二、三日前BS-2の深夜番組で、モーツァルトの<魔笛>を放映していて、感動してしまったのです
実は<魔笛>は嫌いな演目でした。
でも久しぶりにみたら「これって、こんなに幸せ感溢れた作品?」とびっくり。
その原因は女性ソプラノ歌手の、声と歌い方が魅力的だったのかもしれません。
体を突き抜ける声の鳴りは美しさというか、体が楽器として鳴っていることに快感を感じました。
<魔笛>と<ヘンゼルとグレーテル>はの二作品だけは、ストーリーがファンタジー過ぎて、ヒロインの感情に共感できず、あまり好きになれなかったのですが、王子とパミーナが出会って二重唱をしているシーンなど、聴いていてとても幸せに酔いました。
いま、アイーダを始め色々なオペラが来日していますが、まずチケットが高くてあきらめてしまいます。どうして日本には立ち見席がないのかしら?どの劇場でも15から20ドルで立ち見がみれるのに。
NHK BSー2さんありがとう。
日本の歌手のかたのお話は、最近劇場にいっていないのでここでコメントは控えますが、海外の歌手で、私の好きな歌手をご紹介します。
一口に歌手といっても、いろいろなタイプがあって、時代が違うと歌い方も違うのですが。
私が大学時代、最初にハマったのは超絶技巧のコロラトゥーラと呼ばれるソプラノ歌手の中でも特に高くてスピーディな音楽を歌う歌手。
代表的なスーパースターは 1世代前のマリア・カラスの時代だとサザーランド、つい10年前まではエディタ・グルベローバが女王でしたが、最近は、アメリカの若手歌手ナタリー・デッセイが最高です。
それに対して、ソプラノはレッジェーロ(軽い声)、リリコ(ちょっと柔らかい情緒的な声)、ドラマティック(強い迫力ある声)と細かく分かれていますが、私の声は最初はレッジェーロでしたが、最近は、年齢とともに太くなり、リリコだと言われています。
よく女性が二回目の声変わりをするといいますよね。
みなさんも、だんだん年齢と経験を重ねると、声も変わってきていることお気づきですか?
びっくりしたのが、私の好きなゲオルギューがデビューのころは、優しい感じのリリコな声だったのが、しばらくアメリカで仕事をするのをやめて、イタリアで歌っていたからなのか、マリア・カラスみたいな歌い方や声になってきたことです。アメリカのメトロポリタンでは毎日世界中の有名な歌手が歌ドラマティック歌手になっています。ビジネスとしてアメリカで歌うのではなく、本場イタリアの聴衆に鍛えられるとこんなに変わるのかしら・・・と驚きでした。
私の好きなのは、個性的なアメリカ人の女性歌手。
シルヴィア・マックネア、キャスリーン・バトル、ドーン・アップショー、そしてルネ・フレミング。この4人は自分のオリジナルレパートリーを持っていて、オペラ歌手としてだけでなく、ジャズやミュージカル、現代音楽まで個性的な音楽性をもっていることが好きだったのです。
特にキャスリーン・バトルは、声が小さいにもかかわらず、大きな音のオーケストラと大勢の大迫力の歌手陣の中で、自分の細い声に誇りをもって、チャーミングということを武器に歌い方を変えず、歌手活動を続けているのは、尊敬に値します。
また、劇場でオペラを聴きたくなりました。
芸術の秋ですね。
いずみ