Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

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 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

2008年01月02日 | masudaizumi.com
昨晩は初夢、皆さんは、どんな夢をみられましたか?

昔は、ほんとうに激しいアドベンチャー夢をみたものです。
随分前にも同じような内容で、このブログに書き込みをしたことがありますが。

洞穴に迷い込んだり、怪物から逃れようと空を飛ぼうと思って手足をばたばたさせたり、緑の草の滑り台を一気に滑り下りたり朝起きると心臓ばくばくで、くたくた、、、。

どっちが現実なんだかわからないほどリアルで、なんで私がシチリアでおじさんに囲まれてスパゲティ食べてるんだ、、とか、なんでここはメキシコなんだ?と行ったこともない砂漠のようなの景色に、怖くなったり、必ず登場人物は知らない現地の人ばかりなのも、怖いこと。夢占い辞典を持たないと気が済まないほどでしたが、最近は時々しかそんなスリル満点の夢には出会えません。

一枚目のアルバム「ヒール マイ ハート」と二枚目のアルバム「レッドスワン」を制作したときは、毎日毎日、そんな夢に悩まされていて、ついに私の観た夢物語を、アルバムにしたことで、ちょっと夢が少なくなりました。

蝶に誘われて深い森に迷い込むと、湖にたどり着き、月の光が空から一本の筋となって水面に差し込んでいる。
蝶はその光の下で、紫と赤の打ち掛けを纏った幼い蝶々夫人の亡霊として姿を現す、、、、。

そんなイメージが「レッドスワン」のアルバム、一曲目の「ムーンライト・バタフライ」として出来上がりました。

変身するとこは、Whisper,,,,oh Butterfly...のあたりです。


「ヒール マイ ハート」のイメージは海のなかで、泡が光の雪みたいに見えるなかで、私はクジラと泳いでいます。
それを音にするのに、自分のなかではショートフィルムができあがっているのです。

絵を描いて、エンジニアさんに、「最初の海の音は浜辺なんですけど、だんだんもぐっていってもらえます? ここでフェードインで、クジラが遠くから入って、私とシンクロするんです、、、」

と、まあ、変な注文をしたものです。

するとエンジニアさんも「これって、昼?それとも夜?それによって音が違うんだ」

といった会話をして、音が全く変わって出来上がったり。


三枚目のアルバムを仕上げた段階で、確実に私の夢は落ち着いた感じます。

たまにいまでも、すごい夢をみますが、本当にひと月に何回、、くらいのもの。


昨晩の初夢も、朝覚えていないだけで、実はそんな冒険をしていたのでしょうか。。。


皆さんはいかがですか?