新春文楽公演

さて、文楽公演、今年も新春の幕を開けました。

一月公演は、本拠地・大阪で、是非是非ご覧下さいませ、ませ！
おめでたい演目と、私も大好きな作品ばかり。
最初の演目で、舞台に並ぶ七福神をみるだけでも、おめでたいお正月気分が満喫です。

歌舞伎と違って、文楽は毎年３日が初日になります。

10時15分に到着するともう長蛇の列。
といっても初詣みたいには混んでいません。新春スポットとしてはちょっとした穴場だと思います。

劇場入り口に金屏風。
人間国宝の先輩方が新春のご挨拶をされるのも、劇場よりぜんぜん間近で感じられ、ありがたいような、心を満たす感じ、さらにご出演のお人形さんが、鏡開きをして、お神酒をふるまってくれるのです。

もし時間があれば、劇場から徒歩１０分、すぐ近くに生國魂神社には、ひっそりと近松門左衛門がまつられてる浄瑠璃神社や井原西鶴の銅像もあります。

あ、そうだ、10日までは七福神の演目のあと、手ぬぐい蒔きもあるのです。今日は一番後ろにいた私の足に直撃しました。が、ゲットはできず、転がっていってしまいました。

一月公演は特にチケットを入手するのは大変ですが、東京や九州など遠方からいらっしゃっている文楽ファンのかたもいらっしゃいました。

華やかな陽気の幕開けです。