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栗 

2008年10月01日 | masudaizumi.com
今日、リトルは、栗というとデパートで売ってるもの、と園で得意げに話していた。ええ??と周りにいわれると、「あれ?デパートじゃないの?ファミマかな?」とさらにすごいことをいうので、これを聴いた私は、これまた困ったものだ、どこかに栗園はないものか、、、、と思ったとき、あれ、と思い出したこと。。。




私が小学校のとき、一時的に住んでいたところ、埼玉県座市。

すぐ目の前が森で、よく秘密基地を作ったり、毒キノコを発見したり、森の奥には不思議なお寺もどきの館があって、、林を潜り抜けると、今度は「外人ハウス」と呼ばれる不思議な家があって。いつも金色の髪の人が開放的なところでバスケットボールしてて、、、どれもこれも、それはそれはミステリアスな遊び場でした。

木に登ったり、転んだり、落ちたり、、それはそれは遊びまわっていた気がする。

それに、三軒隣りは鉄の柵に囲まれた大きな芝生と栗の畑だった。

入っていけない、と書いてあると、余計入りたくなるのが子供。

そして、なにより、そこは広くて、栗もただ植えているだけで、毎年大きな実が落ちっぱなしだったので、皆で棒で拾っては、持ち帰り、湯がいて食べていた。

いま考えると、これはいけないことだったのかも。


でもこの栗園のおかげで栗というものが、いがいがの、ちくちくの殻に包まれたものだと知っている。

栗をとったあとは、友達と大きな大きな穴をほって、いがいがをたくさん敷き詰め、そして上から、綺麗に枝を十字にかぶせ、枯れ葉でふんわりと被って、落とし穴を作ったものだった。

まったく、私は、じゃじゃ馬の腕白娘だったのね、、、

今考えると、女の子のすることではなかった。。。

いまや反省することばかり。。。



どこかこの大阪の都会に栗拾いできる場所はないものでしょうか。