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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

鎌倉散歩:満福寺~鶴岡八幡宮

2010-12-31 09:42:03 | 街・観光地編2010

2010.8.22(日)晴れ・2人:鎌倉・満福寺~鶴岡八幡宮
 “ゆきさん”と鎌倉散策に行って来た。
小田急線の片瀬江ノ島で降り、徒歩で満福寺へ。

 江ノ電は、江ノ島駅から七里ガ浜迄の景色が好きだ。
昔ながらの商店街を歩き、その先で左手から来る江ノ電が道に合流し、道の真ん中を走る。
昔ながらの商店が並ぶ街並みが左右に伸び、その中央、道の真ん中を走る路面電車江ノ電。
絵になる光景だ。
カラーの写真も良いが、モノクロの方がより似合うのではないかと感じる場所だ。

 この日は、「着の身着のまま」、「行き当たりばったり」の行程。
七里ヶ浜駅で江ノ電に乗っても良いのだが、以前近く迄行ったものの寄らずに通り過ぎた満福寺に行く事にした。
 
 江ノ電の踏切を渡り、階段を登った所に山門が有る。
本堂の前にちょっとしたスペースが有るが、背後が丘陵地の斜面なので、こじんまりとした狭い寺院だ。
満福寺は、平家を滅ぼした後、鎌倉に入ろうとした源義経が留め置かれた場所。
義経は此処で兄である頼朝からの鎌倉入りへの許可を待ち続けた。
義経等を描いた「本堂の屏風絵」が名物だが、其れ以外は別段人を惹き付ける様な物は無い。

 山門の柱の根元では、看板猫がお昼寝中。

 人が居ても全く動じず、起きようともしない。
義経の様に此処で自分が呼ばれるその時を待っているのか?
まぁ、待っているのは「餌の時間だよ」と言う言葉なのかも知れないが・・・。

 山門前からの光景。
短い階段の下に踏切が有り、其処を江ノ電が通る。
狭い踏み切りで、左右の見通しが利かないんで、いきな車両が出てくる。
とは言え江ノ電だし、駅も近いので非常にゆっくりとした速度。
住宅地に隣接して走り、住宅や周囲の丘陵地、森と言った風景に同化しているその特徴が表れる場所の1つだと思う。
 時間がゆっくり流れている感じがするこの地が私は好きだ。

 隣の鎌倉高校前駅から江ノ電で鎌倉駅へ向かい、鶴岡八幡宮へ。
鶴岡と書いて(つるがおか)と読ませる歴史の有る鎌倉を代表する神社だ。
 写真は境内に入って直ぐの所に有る源氏池(げんじいけ)。
参道の右に有るのが源氏池で、左が平家池(へいけいけ)だ。
勿論此れは平安時代末期に激しい戦いを繰り広げた源氏と平家が名の由来。
平家池には島が4つ、源氏池は島が3つ有る。
此れは平家に4(死=滅亡)を、源氏に3(産=生まれる⇒繁栄を)と言う願いを籠めて作られた物。
共に池は蓮で覆い尽くされているが、残念ながら花を楽しむには時期が遅過ぎた。
蓮の花は私が「構図が美しい」と感じてやまない花の1つで、見られる事を楽しみにしていたのだけれど・・・。

 この広い鶴岡八幡宮の境内も正月3が日は、初詣の参拝者で溢れかえる。
物心ついた頃から12歳迄此処が初詣で訪れる神社だったが、それ以降は初詣に訪れた事が無い。
毎年参拝後には、他の神社仏閣巡りをしており、年々行った事の有る場所が増えていった。
子供の頃からの想い出の地であるこの地は、私にとっては特別な場所で、馴染の有る場所だ。
とは言え、此処で引く御神籤は、他の神社の様に大吉ばかりではなく、普通に凶や大凶何て物も出る内容もシビアな物ばかり。
私も末吉ばかり引いているが、うちの母は大凶を引き、引きなおしても凶だった事が有る。

 今年の初春に倒れてしまった大銀杏は、根だけとなった大銀杏が有った場所(写真の階段左手の土の部分)、ちじょう4~5m部分で切断された幹を埋め戻した物(写真左手、柵の内側の太い幹)共に多くの芽を出していました。
このまま元気に育っていって欲しいですね。

 でも、切断した幹の上の部分や多くの枝はどうしたのだろう?
挿し木で根を生やした物が多数有ったそうで、それに使用した小枝が多数有る事は知っているが、幹や太い枝のその後を知らない。
建材として八幡宮の鳥居やお社と言った建築物に使用するのが良いだろうし、一部を御神体として祭るのも良いと思う。
でも、小枝や幹の端の部分等、建材としては不向きな箇所は、お守りや御箸、鳩や鶴と言った木彫りのキーホルダーにして販売れば、商売としてはうけそうだ・・・・と、ついついそんな不謹慎な事を考えてしまう。
う~ん、「煩悩」・・・いかんなぁ。
でも、大銀杏のその後はどうなったのだろう?
 「木材会社に売り払い、その後は関知していない」
と言うつまらない結果だとがっかりだなぁ・・・。



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