いち・に・山歩!! 

街・山、名所・イベント等、様々な場所に出没!
『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

鹿と茶粥とせんと君、 奈良三昧の1日 ~奈良旅行 1日目 2017.3.19(日)

2017-03-19 23:56:03 | お泊り旅行記(2006~)

 2017年3月19日(日)~3月22日(火)で奈良へ行って来ました。
奈良は中学校の修学旅行以来の訪問。
修学旅行は京都がメインで、奈良は初日にバスで東大寺と法隆寺に行ったのみ。
今回はじっくり、しっかり見て、歩いて、様々な物を見聞し、感じ、吸収しようと思います。

 いざ! 今、ふたたびの奈良!!

 新横浜初の『のぞみ』に乗って!
この日は良い天気!
 「富士山🎵」
ペン太達も喜んで記念撮影です!

 進行方向に向かって右側(富士山側)に座ったのですが、新幹線の車窓から外を見ていたら、石田三成の居城として知られる佐和山城が見える事を知りました。
看板が見え、ユキさんと「おおっ!!」と。
背後の雪を被った山は、伊吹山である事を帰宅後知りました。
関が原で敗れた光成が敗走した山と言うよりも
「百名山の1つ」
「花の山」
としての認識。

山の中腹に有る「安土城→」と言う看板を見て、
「右手の山が安土城の有る山」
なのかな?
と思ったのですが、帰宅後調べてみると、安土城が有る安土山は見えるとの事。

 小田原城や掛川城が見えるのは知っていましたが、他にも浜松城、名古屋城、清州城、彦根城も見えるとの事。
見たかったなぁ~。


 京都でJR奈良線に乗り換えて奈良駅に。
奈良線は、京都に行った際に宇治や東福寺の行き来に利用した馴染みの有る路線。
でも宇治から先は初めてで、窓の外をキョロキョロしながら。
 奈良駅ではホームから階段を下りた所で地元野菜や果物の販売をしており、ワサビ菜等、馴染みの無い野菜が。
興味は有るけれど、宿で調理は出来ないからなぁ~。

 せんと君にも会いました。

 駅の外には、旧奈良駅の建物が。
観光案内所とスタバ(スターバックスコーヒー)が入っています。

 宿の有る三条通りを歩き、目についたお店入ると、其処には竹林が!
窓辺で窓の外の竹林を見ながら鹿さんと記念撮影。

 大和CAFEと言うお店で、『大和野菜のカレー』と奈良の郷土食である『茶粥』を注文。
ユキさんは、旅の目的の1つである「茶粥を食べる」を早速達成!!
私も「大和野菜を使ったカレー」で、地の野菜を食べられて良かったです!
 「ごぼうのシフォンケーキ」とか、気になる物は他にも有り、食事や喫茶、夜はお酒と食事を楽しむお店としても良い感じ。
近所に有って欲しいお店でした。

 大和CAFE  奈良県奈良市三条485 JR奈良駅から三条通りを駅を背にして左側5分位。
  【営業時間】
    11:00~15:00 17:00~22:30 

 駅前から真っ直ぐ延びる三条通りを進むと見えてくるのが写真の場所。
行き止まりの先に門と鳥居、その先に森?丘?
此れは第9代天皇である開化天皇の墓とされる開花天皇陵。
紀元前から紀元後を生きた天皇とされるので、2000年位前の物となる。
第2代~9代の天皇は資料が無く「欠史8代」と呼ばれる天皇。
実在したかどうか分からない9代目迄の天皇の最後の1人で、神話の世界の人。
でも、墓は有るんだよね。
違う人の墓だったとしても、相当古い時代の物であるのは間違いないでしょう。
見えないけれど、周囲は水堀で囲まれた古墳です。
こう言った遺跡が普通に街中や線路脇等に数多く有るんだよなぁ~。

 ローソンの町家(まちや)を利用したお店が。
京都と異なり、駅の近くも高層ビルが少なく、空が広いのが奈良の特徴。
看板の『ぜいたく豆』ですが、¥108の『ぜいたく豆シリーズ』の豆菓子をユキさんはまとめ買いしていました。
「お土産かな?」と思ったら、宿の部屋や帰宅後の家で食べる為との事。
駄菓子屋で「大人買い」をしている様に見えました・・・。
このローソンと「ぜいたく豆の看板」の事について触れたサイトが有ったので紹介しておきます。
『ならマップ』
https://nara-map.com/20161018604



 中谷堂の前には多くの人が。
餅をついていたり、お店の方が店の前に出てお店の商品の話をしながら積極的に売り込みをしていて、それにつられて日本人だけでなく海外からの観光客の方々も次々に購入し、食べ歩きをしていました。

 ユキさんは、ガイドブックでこのお店を知っていた様で、お目当ての1つだったとの事。
2ケ入りの「よもぎ餅」を購入してきなこったぷりのよもぎ餅を宿で食べました。

中谷堂 奈良市橋本町29 三条通りを春日大社の方へ進み、猿沢池の手前。
HP:http://www.nakatanidou.jp/


 右手に有るのが采女神社(うねめじんじゃ)。
その奥が猿沢池です。

 池側に鳥居が有るのだけれど、建物は池と鳥居に背を向け、反対側に向いているのが特徴。
此れには伝説が有り、
「天皇の寵愛を失った采女が猿沢池に身を投げ、不憫に思った天皇が建てたのがこの采女神社。
采女は自分が身を投げた池を見るのが辛く、一夜にして神社の建物は池に背を向けて反対側を向いた」
と言う話。
鳥居と建物の向きが合っていないのは初めて見ましたし、そう思って神社や池を見ると、違った感じ方が出来ます。

奈良市観光協会 采女神社の紹介ページ
http://narashikanko.or.jp/event/index.php?m=d&id=107

 猿沢池
 興福寺が行う「放生会」に使う「放生池」として749(天平21)年に作られた人工の池。
この池には『7不思議』が有り、
・澄まず(決して澄む事が無い)
・濁らず(濁る事も無い)
・出ず
・入らず(水が流れ込む川も無く、流れ込む川も無いが、一定の水量)
・蛙はわかず(亀は居るが蛙は居ない)
・藻は生えず(藻は生えない)
・魚が七分に水三分(毎年多くの魚が放たれているが、魚が溢れず、水より魚が多くておかしくない様な池だ)

と言う物。

…でも、決して綺麗な池ではないですね。
人口の池だけれど、水は雨水と蒸発する水で良いバランスなのか、常に湧き出る水や雨が降った後に宙水として湧き出る水が有るのかどうなのかな? 

 春日大社の一の鳥居。
大通りの向こうに鳥居と言うのは、鎌倉の鶴岡八幡宮も同じだけれど、大分雰囲気は異なりますね。

 奈良公園の中に有り、境内(公園内)入ると、途端に其処彼処に鹿が。
雌鹿と小鹿の群れ。

 目につく大きな木が有りました。
看板が有り、「ムクロジの木」との事。
サポニンを含み、石鹸に使ったとの事。

 近付いてみると、木の途中から竹が生えているではないですか。
他の細い木とか草花とか石斛(せっこく)とかは見た事が有るけれど、竹が生えているのを見たのは初めて。

 二の鳥居。

 鹿の手水場が。
鹿が加えた巻物の左右から水が出ています。
こう言った石像だと口から出ているのが普通で、石像の動物が吐き出している様に見えるのですが、この鹿だと巻物から。
見た目にも良いかと。
鹿は「神様からの遣い」で、その鹿が加えた巻物と言う事は「神様からの物」と言う扱いかな?
この鹿はとても大きく、『等身大』と言うサイズ。
と言うか、そんじょそこらの雄鹿より大きい感じ。

 なかなか絵になる光景かと。
建物の朱色が綺麗です。

 絵馬も鹿の形が。
でも、顔は入っていないんですね。
そう言えば、中国語の物ばかりですね。

 万年燈籠で有名。
なかなか圧巻でした。
 特別拝観で大宮に入る事が出来、写真の回廊等を見る事が出来ました。

 御蓋山の遥拝所。
右奥の山は立ち入る事が禁止されている神域。
丁度ツアーの方々が前に居られ、神社の方が説明をされていました。
山の管理で入る事も禁止で、同じ様な木ばかり生えているのは、
 「下草は鹿が食べ、鹿が食べない木ばかり残っているから」
との事。

 右は藤堂高虎、右から2つ目は徳川綱吉が奉納した釣灯籠。
他にも直江兼続や宇喜多秀家が奉納した物等が有りました。

 暗幕出入り口を塞ぎ、釣灯籠を点灯させた光景を再現した部屋が。
点灯させた光景を見たいと思っていたので、嬉しい演出です。

 大杉と拝殿。
この日は結婚式が行われており、目にする事が出来ました。

 ペン太達も勿論参拝。
小さなお社が沢山有り、神様密度が非常に高い場所。
人が居ない時間帯に神様がウロウロしたりしているのかな?
此れだけお社が多い空間もそうそうないですね。


 鹿御籤を。
私は右の木製の。
ユキさんは左の焼物の白鹿御籤を。

 御御籤を結ぶ場所にはこんな案内書きが。

 確かに低い位置ではないですね。
この中にも鹿が出入りすると言う事か・・・。
因みに写真左手の行列は御朱印の行列。
御朱印を戴き、夫婦大国様の御真影も戴きました。

 一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)と言う聞き慣れない神社も。
1つだけ、一言だけ願いが叶うと言う物。
絵馬の山が凄いなぁ~。

 石灯篭ですが、木の枠組みと言うのが珍しいと言う事を事前に知っていたのですが、若宮へ向かう途中に有りました。
確かに他では見た事が無いなぁ。


 若宮。
結構大きな作りです。
こう言った摂社が其処彼処に。
どれだけ多くの神様が居るのだろう?
本当に神様だらけです!

 夫婦大国社。
この中に参拝する場所が有るのですが、社務所とか売店にしか見えないですね。

 杓文字に願い事を書いて納める場所とか、周囲の15社を巡る15社巡りの受付も此処で行っています。
我々は杓文字に願い事を書いて納めてきました。
撮影しておいた方が良かったかな?
勿論持って帰っても良いのですが、納めてきました。
お寺だと護摩木に書いて、護摩祈祷の際に燃やすのだけれど、この杓文字はどうなるのかな?

 十五社巡りの説明看板。
若宮の周囲に有る小さなお社が十五社で、

「人が一生の間に出会う様々な難所をお守りくださる神々がご鎮座されております。
若宮十五社をめぐることにより、人間の一生をたどり ご自身の人生の安泰を心を込めてご祈願ください」

との事。

 この日は春日大社の参拝だけ。
当初興福寺と東大寺、新薬師寺に行こうと思っていたのだけれど、大宮の特別拝観は、当初春日大社に行こうと思っていた三日目は行わないと言う事だったので、計画を変更。
初日に春日大社、3日目に東大寺と興福寺、新薬師寺に行く事にしました。
3日目が忙しくなるけれど、どうなるかな?

 帰路に見た鹿。
雄は雄だけ、雌は雌と小鹿で群れているんですね。
押す(男)だけで群れていますが、何だかその方が落ち着くみたい。

 春日大社の御朱印。
他の摂社や境内社の御朱印は有るのかな?
ちょっと分からなかったな。

【参考情報】
・春日大社HP 春日大社公式サイト 

・奈良市観光協会 
http://narashikanko.or.jp/index.php

・なら旅ネット 奈良県観光公式サイト
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/
・奈良公園情報サイト
http://nara-park.com/



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