さぁ、鉄材なり鋼材鍛えて作品作ろうかい。
ナイフ屋から鋼材買って来た。
炉に突っ込んで加熱、いざ打とうか、と取り出すとボロリと崩壊。(滝涙)
こんな経験をしたことがあります。
七輪鍛冶時代の出来事だったのですが、当時買ったのがナイフの鋼材として
ありふれたATS134鋼。
この鋼はステンレス鋼ですが、耐蝕鋼としても有名。硬いうえ、加熱温度は
800度前後で温度の許容範囲はものすごく狭い。(最近になって特性が解った)
失敗した理由は、温度の上げ過ぎでオーバーヒートしたこと。そのまま炉の中で
スクラップにしてしまったのでありました。
銀紙3号。これも硬い。あまりにも硬すぎて形にできず放棄しました。
O1鋼 これは粉末冶金鋼? 未だに謎ですが硬いし、独特な筋目から折れるし
えらく難儀して、残ってはいるけど使用中断した経緯あり。
ステンレス鋼は苦手であります。何よりも特性が多種多様なので苦しめられる。
ジャンク鉄材でするにも、ステンレスかどうかを見極める必要があります。
磁石にくっ付かない。キンキンキラキラしてる。
こうなれば間違いないですが、たまに普通の炭素鋼のふりをしてることもあるので
その辺りの選別は難しい。
ナイフ屋から鋼材買って来た。
炉に突っ込んで加熱、いざ打とうか、と取り出すとボロリと崩壊。(滝涙)
こんな経験をしたことがあります。
七輪鍛冶時代の出来事だったのですが、当時買ったのがナイフの鋼材として
ありふれたATS134鋼。
この鋼はステンレス鋼ですが、耐蝕鋼としても有名。硬いうえ、加熱温度は
800度前後で温度の許容範囲はものすごく狭い。(最近になって特性が解った)
失敗した理由は、温度の上げ過ぎでオーバーヒートしたこと。そのまま炉の中で
スクラップにしてしまったのでありました。
銀紙3号。これも硬い。あまりにも硬すぎて形にできず放棄しました。
O1鋼 これは粉末冶金鋼? 未だに謎ですが硬いし、独特な筋目から折れるし
えらく難儀して、残ってはいるけど使用中断した経緯あり。
ステンレス鋼は苦手であります。何よりも特性が多種多様なので苦しめられる。
ジャンク鉄材でするにも、ステンレスかどうかを見極める必要があります。
磁石にくっ付かない。キンキンキラキラしてる。
こうなれば間違いないですが、たまに普通の炭素鋼のふりをしてることもあるので
その辺りの選別は難しい。
現在は出来ませんが百均のヤスリ(このようなものしか扱ったことないです)で刃物を作った時など初めて温度による組織変化を体感しました。
で、たしかに炭素鋼っぽい金属ってありますよね。特に私みたいなジャンクを使っているとこんがらがっちゃいます…。
中には余りにも強烈すぎて放棄してしまったものに、
土をかぐって、田畑を耕す耕耘機のローター刃が
ありました。
かなり錆びて通常の炭素鋼に見えますが、何を
隠そう。クロムモリブデン鋼。
さすが、田畑を耕すだけあって頑丈です。
手ハンマーが負けます。