山奥の鍛治工房

趣味でやっている鍛冶作業の記録

久方ぶりに作業

2008-03-02 19:15:12 | Weblog
3月1日~3月2日(午後1時半頃~3時頃 午前9時頃~12時)
 ひさかたぶりに、鍛冶作業。
 焚き付けは、例によって風呂の消し炭と煙突掃除で出た未分解スス。
ススの塊は、炭素分多くて、着火材の消し炭が少なくて済む代わりに、ひじょーに臭い。煙も激しく怪しく黄色い煙が立つこともある。
 しかし火力は抜群。粘って分解しながら燃えるため、ときどき突いてやる必要があるが。
 たちまちは、剣ナタをさしおいて、積層材地金造り。
 使用した素材。
 FKU材(22ミリ幅の9ミリ厚 32ミリ幅の6ミリ厚) 
 鉄筋(16ミリ径の鉄筋を叩きのめし、幅22ミリ厚さ9ミリにしたもの)
 ながいこと鍛接していなかったので、忘却の彼方になってる可能性もあったが、とりあえず成功。
 タガネで切るにミスってしまい、22ミリ幅のつもりが24ミリ幅になったり21ミリ幅になったり。
 鉄筋は延べて、32ミリで概ね良し。
 必殺一発重ね鍛接。(FKU材4枚と鉄筋打ちのめし板3枚 計7枚の高さ4センチ前後)

 今回は、鍛接ダマスカスの常套手段に挑んでみた。
しかしここで大ボケ。
 22ミリ角に仕上げて捻り、打ち延べて板材にしてドリルで抉って、また叩きのめし。
 ちとまて。一発鍛接して捻る前にドリルで抉らんと、水玉模様出んのでは?
 捻って板材にしてドリドリした後に気づいた。
 どうなる。この材は…|||orz
 気になるのは、鍛接線。捻りに伴い斜めに何本か走っておる。(タガネミスの結果)
 ううむ。これで何作ろう(計画なかったんかい)



 

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