更年期がなかった?・・同じ姉妹なのに?

2024-08-03 07:20:49 | 健康

(朝採れたての、ピチピチなす、頂きました\(^O^)/)

 

 

右向いて 左向いたら もう8月に !!

時間が飛ぶように過ぎている

 

先々月末に

姉妹とお喋りしたとき

私が、『毎日 今日はどこも痛くない、という日はないよね。』

と言うと、

二人は「え~~? そんなことないよ」

と言うではないか。

色々話すと、二人は更年期障害も知らずにすんだ、と言う。

 

私はといえば、

もう50歳の頃には更年期障害の症状は出ていて、

「カッーー!!」、っと暑くてのぼせたようになり、汗が気持ち悪いほどに流れる。

かと思えば 

「スーー!!」、っと一瞬で汗がひいてしまう。

いわゆる「ホットフラッシュ」にずいぶん悩まされた。

肩は異様にこりつけて、首から肩 背中まで鉄板でも入っているんじゃないかと

思うほどに重くてしんどくて、頭痛 吐き気がする。

そして、なんともいえない不安感・・・これが嫌だった。

車を運転している途中で急に、フーっと胸のあたりが押しつぶされるような

嫌な感じがして、車を止めたことも何度かあった。

「うつ」症状に近いときもあったかも。

 

 

そんなに神経質な性格ではないし、

むしろ ずぼらで、きわめてアバウトな方なのに。

思えば、40歳後半からの身体の不調(心の不調も)は、

ホルモンのアンバランスが関わっていたんだと実感する。

 

幸い、産婦人科医院で医療事務のパートをしていたので、

院長に相談できたし、軽いホルモン剤を処方してもらうことができた。

ホルモン剤の威力はすごかった。

1,2回服用しただけで、身体が嘘のように楽になる。

首から肩の重さがなくなる。

心まで軽くなった。

私はこの薬のおかげで、一番しんどい時期を乗り越えられたと思う。

ホルモン剤の服用については、色々副作用とか気になる人、抵抗の強い方もいる。

個人差があるので 積極的に薦めはしないが、私の場合はとても良かった。

 

今は、治療法もどんどん進歩したし、

選択肢も広がっている。

私が更年期真っ最中だった頃から比べると

レディースクリニックとか、女性外来とかを標榜する医院も多い。

出産の時の医師が話しやすく波長の合う方なら、

出産後もお付き合いを続けておいて、

「かかりつけ婦人科医」を作っておくのもいいかもしれない。

 

 

更年期の時期は、

女性にとって 閉経という身体的に大きな変化の時期であるとともに、

日々の生活、人生においても、子供の進学や就職、結婚、

親の介護など、大きな変化のある時期と重なることが多いので、

いっそう身体的・精神的にバランスが取りにくいように思う。

更年期障害を知らずに過ごせればラッキーだけど、

『更年期』の沼に はまりそうになったら、

沈んでしまう前に いろんな方法があることを知って、

うまくかわしつつ 軽やかに過ごして欲しい。

 

 

男性の場合も、中年以降の不調の時、

健康診断に 泌尿器科の受診もプラスしたら良いかも。

『男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)』として、

検査~診断~治療が行われ、症状の軽い場合、重い場合に応じて治療法があるみたい。

 

 

 

今や

更年期を遙かに過ぎて、

老年期に入り、

関節の痛みに悩まされている私。

「どこも痛くない日」はない。

日常生活に支障が出るほどではないが、

いつも そばにいてくれる「関節痛さま」

 すっかりお友達である・・・

 

 

 


おせちだけじゃない、黒豆煮

2024-07-31 09:59:44 | 健康

お正月ではないけれど

一年中 黒豆(黒大豆)を煮ている。

前に、友人から黒豆がとても健康に良いと聞いて以来、

2ヶ月に一度くらいのペースで作って、冷凍している。

夫のお弁当、結婚した娘のお弁当用と、

私の毎日の朝食用。

 

夫はじめ子供達はみんな肉類が大好きなので

肉類メインの献立をずっと作ってきた。

子供達に「好き嫌いは駄目」と言いながら、

私自身は肉類があまり好きではなく

普段は作っても肉をよけながら食べている。

子供が小さい頃は

『お母さんの分をあげるわ、食べていいよ・・』

と言っていたので、子供達は私が実は肉嫌いなのを知らなかった。

どうしてもタンパク質が不足気味だと気にはなっていて、

卵や乳製品を積極的に摂るようにはしてきた。

そこで、黒大豆のことを聞いて以来

毎日の朝食に加えている。

そのおかげかどうかは確かではないけれど

血液検査のタンパクの値はまあまあ良いほうだ。

 

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『丹波篠山市農業遺産推進協議会

丹波篠山の黒大豆栽培・300年の歴史』より

 

<栄養価>

黒大豆は、タンパク質に優れ、食物繊維やミネラル、鉄分が豊富です。整腸作用や腸内細菌の活性に役立つオリゴ糖、細胞の新陳代謝に必要とされるレシチン、女性ホルモンに似た働きをするとされるイソフラボンなどの成分も多く含んでいます。

また、黒大豆は、抗酸化作用を持つアントシアニン、ポリフェノール、ビタミンEといった機能性成分が多いのも特徴です。これらの成分は、動脈硬化やガン、老化の予防、免疫機能の低下抑制に効果があるといわれています。

 

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<黒豆煮の作り方>

材料:黒豆5カップ (綺麗に洗いザルに上げておく。)

  熱湯12カップ

  醤油1/2カップ 

  砂糖500g 

  塩大さじ1 

  重曹大さじ1 

①深い大きめの鍋に材料すべて入れる。

②お茶パックにひとつかみの錆びた釘を入れたもの、あるいは市販の鉄玉を、鍋に入れる。(豆の色が黒くなる)

③ふたをして、そのまま一晩おく。

④翌日、落としぶたをして、そのまま火にかけ、ごく弱火で5~6時間煮る。沸騰したら、一度1カップの差し水をする。

何度もふたを開けず、さわらないで、柔らかくなるまで弱火を通す。煮上がれば煮汁につけたまま冷ます。

 

(この方法はとても簡単で、失敗がありません。

途中吹きこぼれないように大きめの鍋を使うことと、鍋のふたを出来るだけ開けないことがポイント。

多めに煮て小分けに冷凍しておくと便利。)