満天の星空が見たい!

温泉旅がメインの生活。酒とグルメとミステリ小説、ごくたまに失恋の話。

馴染みの温泉地があることの幸せ…

2017-04-04 22:20:35 | 旅行
温泉は大好きだけど、その周辺環境も大事だ

次の温泉旅は先輩4名を含む5人旅、「6人会」の恒例旅である。1名は病気療養中で、初日が奈良県十津川温泉「静響の宿 山水」、2日目が勝浦温泉の「ホテル浦島」に泊まる。十津川は2回目だが、前回は「ホテル昴(すばる)」に宿泊した。十津川温泉は温泉地で初めて、「どの宿、日帰り温泉も源泉かけ流し宣言」をしたところである。温泉通の中では有名な話だ。

「ホテル昴」は、洗練された温泉ホテルで、本当に居心地のいいホテルだったが、今回の「山水」は、共同トイレであり、民宿風の建物である。ただ、宿周辺の環境が素晴らしく(浅く幅の広い川のそばで、でっかい一軒家)、露天風呂の解放感が写真でも分かるほどだ。メインは、その川で獲れたすっぽん鍋で、あと山女魚の塩焼きや、山菜の天ぷらなどの料理が楽しみである。酒飲みばかりなので、宴会は盛り上がると思う。

ただ、メインは2日目の勝浦温泉である。このブログで何度も書いているが、もう20回以上は訪れている温泉とマグロ漁港の街。それも宿は「ホテル浦島」限定である。関西ではここしかない硫黄泉の源泉かけ流し、狼煙(のろし)半島に4棟のビルディング、それが洞窟やエスカレータ、エレベーター、通路で全部つながっており、3000人は泊まれるマンモスゾーン。それでいて、、敷地が広いので混雑はなく、解放感抜群の温泉ホテルだ。

酒飲みはバイキングに向いていないのでいつも朝食設定で行く。夕食は街中の居酒屋である。それが何度も行くとなじみもできる。先ほど「大漁」という店に予約のために電話した。

「大阪のМです」、相手は女将さんだ。「ああ、久しぶり。最近来んなあと、噂しよったんよ」、「いや、俺らもうずうずしててな。やっぱり勝浦いかんと落ち着かんって」、「それでいつ来るん?」、「うん、今月の20日なんやけど。5人で。空いてるかな…」、「何言うてんの。何があっても空けるに決まってるやないの」、「またうまいもんを用意しててや」、「よっしゃ、20日やな、楽しみにしてるよ」という会話だった。

他にもランチはマグロ定食で有名な「竹原」に行く。ここも馴染みで、マスターと奥さんにお土産を持って行けば、帰りにお土産をもらうこともある。アルバイトのタイ人のおねえちゃん(45歳くらい?)もいて、いつも素晴らしい笑顔で迎えてくれる。そう、勝浦温泉は、温泉だけではなく、みんなの笑顔を見に行く場所でもある。

こんな場所があることに感謝して、さあ、その日まで一生懸命仕事をするしかない。