十津川温泉、「山水」の無料貸切風呂
旅を続けていると、正規の交通費で行くのがばからしくなってくる。いつも利用しているのは(大阪在住)、➀JR西日本、トクトク切符、おとなび会員切符、➁阪急交通社トラピックス、フリーツアー、➂格安航空 ピーチ航空だが、どれも「安い!」と、感嘆符がつく物件がある。
➀のトクトク切符では、おとなび会員(無料・50歳以上)になって、ひたすら西日本(博多から新潟県上越市まで)を旅している。3日間どこへ移動しても18000円である。その他、だいたい3割引きになる切符がある。
➁のトラピックスはフリーツアーで、例えば大阪から別府温泉、レンタカー付で1泊3日で22000円なんて物件もある。大阪から別府まで行くのに正規なら往復28000円ぐらいかかるのに(両方とも新幹線のぞみ)、1泊ついて、しかも3日間レンタカー乗り放題で、なぜこんな設定ができるのか?一応、新幹線の時間指定はある(行きは7時~9時、帰りは夕方)。
➂のピーチ航空に至っては、旅の意欲が出まくりである。例えば、5月9日に沖縄へ行き、5月11日に帰るとすれば、その航空代金は行きも帰りも4890円、往復で9780円である。同じ日程で札幌へ行くなら、行きが4890円、帰りが5690円となっている(4月24日現在)。
だいたいが、日本は交通費が高すぎる!というのが、外国人の感想であって、それは自分も感じている。昔で言うところのエンゲル係数(収入に対する食費の割合)と同じで、根本が高ければ満足のいく旅はできない。特にJRに関しては、民営化され、各地区に分散されたのが痛い。JR東海、JR西日本、JR東日本は変な対抗意識があって、全国的なお得な交通プランがないから、全国的視野の旅ができないのだ。
その点、空は一応の航路はあっても無限大に広く、多くの可能性を秘めているから、そちらに注目してしまう。今度の一人旅はピーチ航空で仙台往復、12000円である。東北ナンバーワンの宮城県鳴子温泉、山形県縦断の旅4泊5日、今からワクワクしている。