高知駅前にある土佐の3志士、左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の像
今日は先輩との飲み会があった。そのうちの一人は病み上がりであり、無理もできないので7時半に散会、それから家近くに帰ったが、時計を見るとまだ8時である…。普通の8時とはちがう、酔っているときの8時である。
う~ん、どうしょう…。頭の中で小さな葛藤が始まる。『明後日からの長崎旅行を控えて、散財はできない。しかも飲みすぎたら旅行に影響する…』、という常識の声。しかし、最も頭の中を支配しているのは、『何をつまらんことを考えてるんや。二次会に行くに決まってるだろう。今夜は飲みモードなんや!』で、渡ってはいけない信号を迷いなく渡り(住まいの反対)、いつものショットバーに入った(笑)。
このショットバー、まだ5,6回目だが、来るたびに何かが起こる。普通、ショットバーと言うと、スコッチウイスキーのロックをちびちびと飲み、ジャズかサンバか、リズムだけの曲が流れている空間で妄想に浸る…と言うイメージだが、ここはカラオケがないだけで、普通のスナックである。つまり、ママさんや、ホステスさんとの会話でいつも盛り上がっている。
そして、不思議とその話の座の中心に自分がいる。いつ来ても他のお客さんと話が弾み、ある時、店の中に8人の人間がいて、男性は俺だけと言う、ハーレム状態の時もあった。ただ、皆さん、40歳以上の女性ばかりだったが…。
8時過ぎはこの店ではまだ宵の口である(午前05時までの営業)、自分が入店した時はママがまだ来ていなくて、ホステスさんがいろいろ準備をしていた。「あれ、まだ早いかな」、「いえいえ、全然オッケーですよ。Ḿさん、お久しぶりです。高知旅行どうでした?」と、聞いてくる。
「良かったよ。仁淀川、最高に美しかった」と、話していると、30過ぎくらいの女性がひとり、店に入ってきた。「あら、えらい偶然、мさん、このお客様は高知出身なんですよ」と、ホステスさんが紹介してくれる。「え~、高知のどこですか?」、「久礼です。分かるかな…」、「おお、土佐の久礼(くれ)!下車しようかどうか、迷ったところやわ」、「え、何でですか?」、「久礼と言えば青柳祐介の、土佐の一本釣り、やないですか!あの漫画、大ファンでした」、「よくご存じで」、それから高知の話で2時間、ママも来て、そしてその後来店した高知好きのサーファーも来て、大いに話は盛り上がった。
いかん、これはまずいパターンだ。このまま居心地よく、朝まで飲んだらまた飲みすぎて血圧が上がる…今夜は酔う前に理性が働き、ブレーキが作動した。11時過ぎに、「ママ、勘定!」と言うと、みんなが、「え~、もう帰るんですか、まだいいじゃないですか」と、うらめしそうにこちらを見る。しかし、高知の中村で飲みすぎ、血圧が200近くになったことを鑑みて、追いすがる誘惑を振り切った。
「長崎の夜景と、雲仙の温泉が俺を待っているんですよ。また帰ったら、話をしましょう」と、うまく抜け出した。たまにはこんなパターンもいいだろう。明後日からまたひとり旅、3泊4日である。
今日は先輩との飲み会があった。そのうちの一人は病み上がりであり、無理もできないので7時半に散会、それから家近くに帰ったが、時計を見るとまだ8時である…。普通の8時とはちがう、酔っているときの8時である。
う~ん、どうしょう…。頭の中で小さな葛藤が始まる。『明後日からの長崎旅行を控えて、散財はできない。しかも飲みすぎたら旅行に影響する…』、という常識の声。しかし、最も頭の中を支配しているのは、『何をつまらんことを考えてるんや。二次会に行くに決まってるだろう。今夜は飲みモードなんや!』で、渡ってはいけない信号を迷いなく渡り(住まいの反対)、いつものショットバーに入った(笑)。
このショットバー、まだ5,6回目だが、来るたびに何かが起こる。普通、ショットバーと言うと、スコッチウイスキーのロックをちびちびと飲み、ジャズかサンバか、リズムだけの曲が流れている空間で妄想に浸る…と言うイメージだが、ここはカラオケがないだけで、普通のスナックである。つまり、ママさんや、ホステスさんとの会話でいつも盛り上がっている。
そして、不思議とその話の座の中心に自分がいる。いつ来ても他のお客さんと話が弾み、ある時、店の中に8人の人間がいて、男性は俺だけと言う、ハーレム状態の時もあった。ただ、皆さん、40歳以上の女性ばかりだったが…。
8時過ぎはこの店ではまだ宵の口である(午前05時までの営業)、自分が入店した時はママがまだ来ていなくて、ホステスさんがいろいろ準備をしていた。「あれ、まだ早いかな」、「いえいえ、全然オッケーですよ。Ḿさん、お久しぶりです。高知旅行どうでした?」と、聞いてくる。
「良かったよ。仁淀川、最高に美しかった」と、話していると、30過ぎくらいの女性がひとり、店に入ってきた。「あら、えらい偶然、мさん、このお客様は高知出身なんですよ」と、ホステスさんが紹介してくれる。「え~、高知のどこですか?」、「久礼です。分かるかな…」、「おお、土佐の久礼(くれ)!下車しようかどうか、迷ったところやわ」、「え、何でですか?」、「久礼と言えば青柳祐介の、土佐の一本釣り、やないですか!あの漫画、大ファンでした」、「よくご存じで」、それから高知の話で2時間、ママも来て、そしてその後来店した高知好きのサーファーも来て、大いに話は盛り上がった。
いかん、これはまずいパターンだ。このまま居心地よく、朝まで飲んだらまた飲みすぎて血圧が上がる…今夜は酔う前に理性が働き、ブレーキが作動した。11時過ぎに、「ママ、勘定!」と言うと、みんなが、「え~、もう帰るんですか、まだいいじゃないですか」と、うらめしそうにこちらを見る。しかし、高知の中村で飲みすぎ、血圧が200近くになったことを鑑みて、追いすがる誘惑を振り切った。
「長崎の夜景と、雲仙の温泉が俺を待っているんですよ。また帰ったら、話をしましょう」と、うまく抜け出した。たまにはこんなパターンもいいだろう。明後日からまたひとり旅、3泊4日である。