今月1本目。何とか気合で見てきました。
ポルトガルの建国当時、首都が置かれたギラマンイス地区。
このギラマンイス地区の文化事業の一環として、世界の巨匠4人を集めてオムニバス映画を作ったというのがこれ。
ポルトガルここに誕生す
巨匠4人とは、アキ・カウリスマキ、ペドロ・コスタ、ヴィクトル・エリセ、マノエル・デ・オリヴェイラ。
何といっても、今回の一番のお目当ては、佳作で知られるヴィクトル・エリセの“割れたガラス”。
40分を超えるぐらいの尺の映画を撮ったのは“マルメロの陽光”以来実に20年ぶりだとのこと。
内容もさることながら、ヴィクトル・エリセの新作を映画館で鑑賞できたというだけで今日は満足。
しかし、ペドロ・コスタの“スィート・エクソシスト”。
超難解(ポルトガル人なら理解できるのかも。。)。そもそも、なぜ、ギラマンイス地区の文化事業の一環として作られた映画が、ほぼ全編エレベータの中のシーンだけなのだろうか。
それから、オリヴェイラ。相変わらずの“いかにもオリヴェイラ”って感じの内容。
このエンディング。オリヴェイラ以外の監督がやったら、絶対たまごぶつけられそう。。
ポルトガルの建国当時、首都が置かれたギラマンイス地区。
このギラマンイス地区の文化事業の一環として、世界の巨匠4人を集めてオムニバス映画を作ったというのがこれ。
ポルトガルここに誕生す
巨匠4人とは、アキ・カウリスマキ、ペドロ・コスタ、ヴィクトル・エリセ、マノエル・デ・オリヴェイラ。
何といっても、今回の一番のお目当ては、佳作で知られるヴィクトル・エリセの“割れたガラス”。
40分を超えるぐらいの尺の映画を撮ったのは“マルメロの陽光”以来実に20年ぶりだとのこと。
内容もさることながら、ヴィクトル・エリセの新作を映画館で鑑賞できたというだけで今日は満足。
しかし、ペドロ・コスタの“スィート・エクソシスト”。
超難解(ポルトガル人なら理解できるのかも。。)。そもそも、なぜ、ギラマンイス地区の文化事業の一環として作られた映画が、ほぼ全編エレベータの中のシーンだけなのだろうか。
それから、オリヴェイラ。相変わらずの“いかにもオリヴェイラ”って感じの内容。
このエンディング。オリヴェイラ以外の監督がやったら、絶対たまごぶつけられそう。。
エリセは、あれだけ寡作なのに、これだけ期待させられるのはすごいですが、映画としてどうだったんでしょう?なんか、「観れたらラッキー」的な要素が強くなりすぎている感が(笑)
オリヴェイラは、淡々と進みながら、また最後5分ぐらいで突然急展開させて強引に終わらせましたか?(笑)おなじく淡々と進みながら、なんの前ぶれもなくいきなり終了する侯と対照的ですが、どちらも大好きです。
コスタも気になるなぁ。
DVD楽しみです。
ところで、
エリセは、なんていうか、とっても堅実な作り方してますね。
予告編みても分かる通り、インタビュー形式です。
以前、反原発の短編のメッセージ映画を撮ってましたが、若干それに似た政治的な臭いを感じなくもありませんでしたが、穿ちすぎかもしれません。
コスタはなんか「なんじゃこれ???」って感じの変な映画でした。一度ご覧になって感想をききたいです。
オリヴェイラは。。。
実際にみて御判断ください(笑)
カウリスマキが一番当たり障りのない。いつもの感じでした。