僕は、今日ほど、自らの貧困なる語彙力を恨んだことはない。
“傑作”などという凡庸な言葉で、この映画を語ることはもはや不可能であると断言してもよい。
出演俳優2000人。ロシアの誇る国宝エルミタージュ美術館の33部屋を、ソクーロフはなんと90分ワンショットで撮り上げたのである!!
20世紀はじめにセルゲイ・エイゼンシュテインがモンタージュと呼ばれる編集理論を確立させたその80年後に、アレクサンダー・ソクーロフというもう一人のロシア人監督が、すでに終焉にあると思われていた映画の歴史に、まんまと新しい項目を書き加えることになろうなどと一体誰が想像し得たというのか。
この映画について、せいぜい凡百の形容詞を並べ立てることしか僕には出来ないのだが、ひとつだけ確信をもって言えることがあるとするならば、それは、
“これこそ『映画』と呼ぶに相応しい”ということだ。
ブラボー10回は言ってないでしょう(笑)
会社での居室が引越しになりましてね。
テープが派遣さんに捨てられてしまったのですが・・・・。
大変申し訳ないのですが、再度送ってくれませんか?
今度は、UPSでいいよ。