MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

The Hangover

2009年10月01日 23時14分46秒 | 映画
パリに向かう飛行機の中で"The Hangover"という映画をみた。アメリカ発のどたばたコメディなのだが、これがひさびさに笑えた。

飛行機の中で一人で恥ずかしげもなく大爆笑した。

この映画、有名な俳優はほとんど出てないのだが、アメリカでは大ヒットしたようである。しかし残念ながら日本での劇場公開の予定は今のところ立ってないようだ。

Hangoverというのは“二日酔い”という意味である。
結婚式を間近に控えた男が友人数人とともに“独身さよならパーティ”のためラスベガスにやってくる。独身最後にラスベガスで思い切り羽目をはずそうというのだ。

ラスベガスに到着したその晩、彼らはホテルの屋上に上がり「独身最後の夜にカンパーイ!!」とシャンパンで乾杯する。そこまでは、何の変哲もない普通のコメディ映画である。

ところが、そこでそのシーンは終わり、次のシーンは、翌朝、彼らがホテルの部屋で目覚めるところから始まる。

彼らが目を覚ますと、部屋の中はまるで台風が通り過ぎたあとのように、ぐちゃぐちゃになっている。

部屋の中には、コールガールらしき女が半裸で歩きまわっている。

また、その周りにはなぜか何羽かのニワトリがクークー言いながら歩き回っている。

また床の上にはニシキヘビがとぐろを巻いている。

用をたそうとトイレに行くとトイレの中には何故かトラがいる。

結婚を間近に控えた新郎は忽然と姿を消している。

気配を感じてクローゼットをあけてみると赤ちゃんが泣いている。

男たちの一人(歯科医)は歯がなくなっている。

「昨夜あれから一体何があったんだ??」

みな、必死に夕べのことを思い出そうそするが、ひどい二日酔いで昨夜のことを誰も何も覚えていないのだ。


男たちがおそるおそるホテルの外へ出てみると、向かいのビルのてっぺんには、
ベッドのマットレスが突き刺さっている。

バレットパーキングから車を出してもらうとなぜか、ベンツがパトカーに変わっている。

とにかく、終始こんな感じで、なにからなにまで謎だらけなのだ。
何かとてつもないことをやらかしたに違いないということは推測できるものの、如何せんひどい二日酔いのため、何ひとつ記憶にないのだ。

なんとアホな設定だろうか!!

こうして、謎が謎を呼びつつ、昨晩一体何があったのかという謎が少しずつ明らかになってゆくのだが・・・。


うちの奥さんも同じ映画を見ていたので、あとで「あの映画おもしろかったよねー」と聞いたら
「そう?」だって。

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