ドラマ『コウノドリ』第8話見ました。
今回のテーマは「無脳症」と「口唇口蓋裂」
無脳症とは
「胎児の神経管から脳や脊髄が形成されるのが障害されることで、脳の一部、あるいは大部分が欠如する。
大脳のほか、生命の維持に重要な役割を担う脳幹の発達も障害され欠如する例が多い。
そのため発症した胎児の75%は死産となり、出産した場合も生後一週間以上生存することは難しいが、
まれに1年以上生存しているケースも存在する」
(ウィキペディアより引用)
2年前、最初の赤ちゃんが無脳症と診断されたため、悲しい決断をした妊婦さん。
今、お腹には2人目が居て、臨月を迎えるけれど、
「最初の子のことを思い出して、悲しい気分にもなる」
その妊婦さんに、待合室で会った妊娠20週の妊婦さん
「昨日やっと胎動を感じたんですよ~」
とルンルンして診察に行くと、担当の四宮先生から
「お腹の赤ちゃんは、口唇口蓋裂です」
「口唇口蓋裂は、手術で治る疾患です」
と説明されます。
今回のお話は、臨月の妊婦さんが最初の赤ちゃんのことを乗り越える過程
(お腹の子を元気に産んで「最初の子がいてくれて良かった」と思えるようになる)と、
口唇口蓋裂と聞いて、びっくりしたり、落ち込んだり、自分を責めたり…してしまった妊婦さんが、
初めのうちは、子どものことを「かわいそう」と思ってしまったりしたけれど、最後には
「どんなに大変でも、私愛してみせる!」
と自信を持つまで
四宮先生も言っていますが、口唇口蓋裂は手術で治るものです。
これは、私の身近なヒトの話…
彼女も24週目で、赤ちゃんに口唇裂の疑いありと言われたのですが、
最初に聞いたときは、
「マーチの列?(行進・列)」
としか漢字変換出来ず
(ドラマのように写真などを見ながら説明を受けたのは、産まれてから行った大学病院だったようです。)
故に「顔にキズがある程度」と考えていたので、ドラマの妊婦さんのように思い悩んだりはしませんでした。
その人曰く、
「(『コウノドリ』に限らず)口唇口蓋裂を扱った番組などを見ると、
口唇口蓋裂を“病気”という言い方するときがあるけれど、病気じゃないんだけどなぁ~」
と…
今回のドラマでも、四宮先生は「疾患」という言い方してるけど、
下屋先生は「病気や障害」って言い方してるんだよね。
以前、作者の方がTVで語っていたのですが、実は描くのに一番難しかったテーマが、この口唇口蓋裂だそうで、
息子さんの保育園でも、口唇口蓋裂の子がいて身近なことで、
(先天異常の中で一番数が多く、500人~600人に1人の割合で起こるそうです。)
お顔のことなので、親としてはビックリしてしまうのだけれど、
お腹の中にいるうちは何も出来ることはなくて、
産科の先生としては、それに伴う病気や日常生活などを心配することが大きくて
それに対する温度差を書きたかった
というのと、誰にでも起こりうることであり、
お腹の赤ちゃんのこと=お母さんが自分を責めてしまうけど、お母さんは悪くないんだよ!
ということを書きたかったそうです。
そうそう口唇口蓋裂は、手術で治るのですが、予防接種とかの問診票を書くときに
「先天性異常の有無に書かなきゃいけないのが、毎回イヤ」
とも言ってました。
(久しぶりに書くと「蓋」って言う字をド忘れするらしい/笑)
産まれてから大変なのは、親よりも子供の方なんだけどね。
いろいろバタバタしてて、ドラマの感想も金曜日になってしまったけれど、
今週(今日)の分は、なるべく早く更新しようと思います。
今日もきっと泣いちゃうんだろうな…。
今回のテーマは「無脳症」と「口唇口蓋裂」
無脳症とは
「胎児の神経管から脳や脊髄が形成されるのが障害されることで、脳の一部、あるいは大部分が欠如する。
大脳のほか、生命の維持に重要な役割を担う脳幹の発達も障害され欠如する例が多い。
そのため発症した胎児の75%は死産となり、出産した場合も生後一週間以上生存することは難しいが、
まれに1年以上生存しているケースも存在する」
(ウィキペディアより引用)
2年前、最初の赤ちゃんが無脳症と診断されたため、悲しい決断をした妊婦さん。
今、お腹には2人目が居て、臨月を迎えるけれど、
「最初の子のことを思い出して、悲しい気分にもなる」
その妊婦さんに、待合室で会った妊娠20週の妊婦さん
「昨日やっと胎動を感じたんですよ~」
とルンルンして診察に行くと、担当の四宮先生から
「お腹の赤ちゃんは、口唇口蓋裂です」
「口唇口蓋裂は、手術で治る疾患です」
と説明されます。
今回のお話は、臨月の妊婦さんが最初の赤ちゃんのことを乗り越える過程
(お腹の子を元気に産んで「最初の子がいてくれて良かった」と思えるようになる)と、
口唇口蓋裂と聞いて、びっくりしたり、落ち込んだり、自分を責めたり…してしまった妊婦さんが、
初めのうちは、子どものことを「かわいそう」と思ってしまったりしたけれど、最後には
「どんなに大変でも、私愛してみせる!」
と自信を持つまで
四宮先生も言っていますが、口唇口蓋裂は手術で治るものです。
これは、私の身近なヒトの話…
彼女も24週目で、赤ちゃんに口唇裂の疑いありと言われたのですが、
最初に聞いたときは、
「マーチの列?(行進・列)」
としか漢字変換出来ず
(ドラマのように写真などを見ながら説明を受けたのは、産まれてから行った大学病院だったようです。)
故に「顔にキズがある程度」と考えていたので、ドラマの妊婦さんのように思い悩んだりはしませんでした。
その人曰く、
「(『コウノドリ』に限らず)口唇口蓋裂を扱った番組などを見ると、
口唇口蓋裂を“病気”という言い方するときがあるけれど、病気じゃないんだけどなぁ~」
と…
今回のドラマでも、四宮先生は「疾患」という言い方してるけど、
下屋先生は「病気や障害」って言い方してるんだよね。
以前、作者の方がTVで語っていたのですが、実は描くのに一番難しかったテーマが、この口唇口蓋裂だそうで、
息子さんの保育園でも、口唇口蓋裂の子がいて身近なことで、
(先天異常の中で一番数が多く、500人~600人に1人の割合で起こるそうです。)
お顔のことなので、親としてはビックリしてしまうのだけれど、
お腹の中にいるうちは何も出来ることはなくて、
産科の先生としては、それに伴う病気や日常生活などを心配することが大きくて
それに対する温度差を書きたかった
というのと、誰にでも起こりうることであり、
お腹の赤ちゃんのこと=お母さんが自分を責めてしまうけど、お母さんは悪くないんだよ!
ということを書きたかったそうです。
そうそう口唇口蓋裂は、手術で治るのですが、予防接種とかの問診票を書くときに
「先天性異常の有無に書かなきゃいけないのが、毎回イヤ」
とも言ってました。
(久しぶりに書くと「蓋」って言う字をド忘れするらしい/笑)
産まれてから大変なのは、親よりも子供の方なんだけどね。
いろいろバタバタしてて、ドラマの感想も金曜日になってしまったけれど、
今週(今日)の分は、なるべく早く更新しようと思います。
今日もきっと泣いちゃうんだろうな…。