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ありがとう。大好きな言葉です。




日が経ち少しずつ受け入れられることもあって___
私の気持ちの整理でもあって、すごく大切なことだからブログに残そうと思います。


『春空の記憶』
4月26日にはじめて私の新曲を披露したんだよね。


この曲への思い…

とても綺麗な美しい春をやっと見ることができる時間。
それは1度しか見ることのできない、大切な人との記憶の時間。


このときがくるまで、悲しみや苦しみ色んなことがあり、景色すべてが空へとつながる。咲き誇る桜、そして散りゆく桜…それは涙が流れるかのように過ぎていく時間だけど、やっとみることのできた春。


もう2度とみることはないけど、新しい出会いがもう始まってる。その春が彩ってくれる何にも変えられない大切な春空の記憶__。




この曲、この日は私にとってあまりにも大切なものになります。
とてもかけがえのない人が亡くなりました。ジャズピアニスト、そして中ノ峠ミュージック・ラボのエンジニア
コナカデノブエさん。


たまたま聴いたノブエさんのピアノ。
その1度しかないけどすごく鮮明に覚えてる。男っぽいピアノだな。っていうのが第一印象。ノブエさんだからできたピアノってたくさんあると思う。


そして私が本当に1番お世話になった場所。中ノ峠ミュージック・ラボ。
ブラジル音楽専門ピアニスト 今井亮太郎さんのCD制作でお世話になっていたのですが、今井さんがプロデュースする、信州出身 ボサノバフルート奏者の赤羽泉美さんと私のメジャーデビューアルバム
『WHITE BOSSA』では本当にお世話になり、すごく大切な作品となっています。





私が1番、ノブエさんと近くにいられた作品。苦戦していてもノブエさんの一言で気持ちがリセットできたり。そのタイミングってのぶえさんにしかないものだった。


本当に色んなことをおしゃべりしたんだよね。私はマリンバを組み立て、ノブエさんはマイクのセッティグ替えのとき、たわいもない話しをたくさんした。
「ちゃんめぐちゃん」っていう呼ばれかたに笑ったっけ。笑
山代は、やんちゃなイメージがあるーだとかなんとか。その時間がレコーディング前の緊張する気持ちを落ち着かせる時間でもあった。




ノブエさんの病気がわかって、何かできないかと….。
今井亮太郎グループのみんなでつくったノブエさんとの時間を綴るかのようなアルバム。すごく楽しかったな。







あまりにも早いお別れに、戸惑い、悲しみが溢れる。でも、たまたま私のLIVEがあり、今井さんと泉美さんとノブエさんに最期お会いできたことは何よりの時間だった。時間が解決してくれることは、たくさん。それはもう時間に身をまかせるしかない。


気持ちをあらためて、私が奏でるMarimba、音楽をやり続けていくことが何よりのこと。
ノブエさん、本当にありがとう。
ありがとう。











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