鴻凜會★格闘技系スポーツクラブKRK

こちらはカラテ道場★鴻凛會のブログです。
空手とキックボクシングの練習風景などを紹介していきます!

父の25回忌

2009-02-15 15:53:09 | エッセイ

  今日は 私の亡くなった父の25回忌でした

 ごくごくわずかな身内だけの 質素なものでした

 40代という若さで死んだ父   私はまだ高校生 

  初めての「人の死」というものが 父親であった為 「悲しい」というより

 「恐怖」を強く感じていたのが事実・・・・

 恥ずかしながら父が亡くなって 数週間後に 死因が「癌」だと知りました

 私は3人兄妹の末っ子です  「お前は何にもしらなくていい」

  という育てられ方をしてきたので 全てに目をつぶって生きてきました

    父の病気のことですら・・・

 祖母に思い切って聞いたのです  そりゃあ祖母は驚いていましたよ^_^;

       「めぐは可哀想になぁ・・・」と泣かれました


 
  私は 父に会って謝りたい事があります

 入院する事が決まった時 私は喜んでしまったのです・・・

 少し厳しく 怖い父がいなくなる! 高校生の私は喜びました!

 その時の 父の顔・・・  忘れられません・・・

       もうこの時 多分癌である事を知っていたのかもしれないのに

   最低な娘でした・・・


それともう一つ

 もう 死期が近い時に看護婦さんから「娘さん、お父さんの手を握ってあげて」

 と言われました            握れませんでした


  そこに横たわっていたのは 私の知ってる父ではなく

   何だか得体の知れない とても怖いもの・・・

 この時 手を握り「お父さんわたしだよ、今までごめんね」と言えてたら・・・

 

  父が亡くなったとき 私は風邪をこじらせ 高熱にうなされました

 何にも できなかったな・・・  今思うと・・・

 しばらく 父が凄い目で私を睨みつける という夢ばかり見ていました

      恨まれていたのか

  そんな事すら思い 心は張り裂けそうになっていた高校一年生でした




 今の私は このときの事を とても冷静にうけとめています

  父が私を恨んでいたか・・・ そんな事 あるわけもないのに 

    父の亡くなった40代にと 突入しましたので

       私も もう幾分大人になったと言えるのでしょう
  


  今でしたら 父に会って 手を握って「ありがとう」と言える気がします


       

  
 

  

 


 

    

 

 

 
  
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昨日まで

2008-03-24 18:14:30 | エッセイ

  昨日までの私は ヘドロの中にいたようだった。

 人に相談事を持ちかけられ、うんうんと相槌をうつだけで「すっきりした」とよく言われる。私は、人に相談事を持ちかけない方であって、よく一人でもんもんと過ごす事が多い。
 昨日までの数週間が、そうだった。 昨日は運よく一日中雨 
一日を、どろりと過ごし、本を読んだ。
   『感謝するということ』
 
 私のせいで、これまた もんもんと過ごしたであろう旦那から、本の感想を聴かれたが、「とても難しかった」と一言返した。
 でも、実はとても簡単。 読めばわかる。
昨日までは、感謝していなかったから・・・。口では「ありがとう」と言っていながら、本当は何かこそばゆい感じがしてた。
 
 今日は朝起きると体が軽くて、仕事をしながら、感謝するべき事を考えてみた。・・・そして! 沢山の感謝を見つけた!
 
 私は腱鞘炎で、とても今の会社にはいられないと思っていた。辞める事も考えていた。でもつい先日、社長の方から言われた事にびっくりした。
 
 私だけ時給がアップするらしく・・・・・・・どうしてこんな私に・・・?

 「回りのフォローもよくやってくれてる!俺の言ってる事も理解してくれているし、本当に助かっている。こんな事言っては駄目だけど、他の人とお前は違う!」・・・との事。私は勝手に腱鞘炎の手が役立たずだと思い込んでいた。社長夫婦は私の事を気づかってくれてる部分が多くて、本当にこれには感謝した!
 
 もちろん、会社だけのことではない。

 鴻凛会もそうなのだ!

 家族もそうなのだ!

 感謝を見つけたら、是非書き留めておきたい。
いつまでも、忘れずにいるために・・・・ 
   






 

 
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