『佛法元興之場、聖教最初の地』の元興寺。
五重小塔といくつかの聖徳太子像。どこかで、聖徳太子は存在しなかった説があると聞いたような。16歳の聖徳太子立像より、2歳の聖徳太子像のほうが、厳かなお顔立ちでした。
『佛法元興之場、聖教最初の地』の元興寺。
五重小塔といくつかの聖徳太子像。どこかで、聖徳太子は存在しなかった説があると聞いたような。16歳の聖徳太子立像より、2歳の聖徳太子像のほうが、厳かなお顔立ちでした。
→興福寺→東大寺→「ならまち」ランチ→元興寺のプラン。地図を見ながら、”歩けるよね~”。歩き始めてみたものの、そういえば私の膝は故障中。東大寺から公園を横切り、奈良ホテルまで登り坂。1万歩を超えたあたりで膝痛レベル6💦バスに乗るほどでもないし・・・タクシーも通らないし・・・で、レベル7右足に体重をかけながら「ならまち」界隈。あれ?お食事処が見当たらない レベル8 更に西へ向かって歩く歩くのが嫌いな姉は無言で・・・・・・ようやくお食事処の通り あちらにもこちらにもお食事処。「孤独のグルメ」井之頭五郎を見倣い、直感信じて、いざ~大当たり~歩き続けて良かったうれしい・おいしい・とっても美味しい、おみやげに奈良漬購入@馬酔木の郷。奈良漬けを7㎜幅で食していたが、極薄切りにして、あるいは、みじんぎりにして、ご飯にまぶしたり、チーズに混ぜたりすると美味なることを発見
さすがに東大寺南大門までの参道が人・人・人・・・。仕方ないわね、と言いながら小雨降る中ぼちぼち歩き、行列↷と思いきや、それほど待たず大仏さま~盧舎那(るしゃな)仏・毘盧遮那(びるしゃな/ヴァイローチャナ)仏~をご拝顔。無宗教だけれど、なんだかありがたい気分に包まれる。USAからのキリスト教信者の友人の神社の鳥居すら通るのを拒んだ京都旅行を思い出しながら ”まっいいか”。
数年前の鹿さんたちは、鹿せんべいを狙って突進、活動的というより攻撃的だったのに、この日の鹿さんは皆揃って大人しい。温和な個体のみを選別されてるのかしらん?それとももうお腹いっぱいなのかしらん?鹿さんは神さんのお使い。赤信号の横断歩道で、立ち止まる鹿さんにクラクションを鳴らすことなく🚙の列。観光客もさほど多くなくのんびり。
鹿さんがどこかで鳴いていたけれど、めぇ~と可愛くなくかと思っていたけれど、可愛くない!ひぃともへぇともびゃぁとも聞こえる叫び声。そういえば、ロクメイカン「鹿鳴館」って「鹿が鳴く」と思い出し、可愛くないのになぜロクメイカン?またまた検索~便利な世の中。
詩経「小雅」
呦呦鹿鸣,食野之苹。我有嘉宾,鼓瑟吹笙。吹笙鼓簧,承筐是将。人之好我,示我周行。
呦呦鹿鸣,食野之蒿。我有嘉宾,德音孔昭。视民不恌,君子是则是效。我有旨酒,嘉宾式燕以敖。
呦呦鹿鸣,食野之芩。我有嘉宾,鼓瑟鼓琴。鼓瑟鼓琴,和乐且湛。我有旨酒,以燕乐嘉宾之心。
鹿さんは「ようよう」と鳴く・・・んだ・・・「鹿は神霊の使いとされ、鹿を謡い、音楽を演奏し、供物を捧げ、祖霊の神が一族のもとに来臨したことを歓ぶ。この詩は群臣や賓客をもてなす宴で謡われた」から、【中井 櫻洲(弘)】さんが「鹿鳴館」と名付けたそうな。【中井 櫻洲(弘)】さんは、「逸話が多く、明治の怪傑、奇人、滑稽家で知られている」って。むむむ、図書館へ行きましょう。
興福寺北円堂、平城京建立推進者の藤原不比等の一周忌に長屋王が721年建立した八角堂。力強い~美しい。本尊には、木造弥勒如来坐像、無著・世親立像(むじゃく・せしんりゅうぞう)の国宝があり、春秋に公開されるとのこと。むじゃくさんとせしんさんというご兄弟(310年~390年ごろ)は、北インドで活躍し、法相教学を確立したのですって。その兄弟を、「運慶の指導のもとに無著像は運助、世親像は運賀が担当した」と書いてあるから、鎌倉時代1200年ごろかしらん。むじゃくさんとせいしんさんのご兄弟のお話も大乗仏教と小乗仏教のお話もあり奥が深そう・・・知らないことがあまりに多すぎる💦。興福寺五重塔は修復中でその姿はネットの向こう。ザンネン。