明海大学大学院応用言語学研究科

Meikai Graduate School of Applied Linguistics

西山先生の最終ご講義(秋山裕耶)

2014年03月16日 | 院生生活

 西山先生には2年間、指導教授になっていただき、大変お世話になりました。

 西山先生の意味理論では、なぜそういった意味が表現されうるのか、なぜ曖昧になるのか、などと言った現象に対して、大変明快なご説明がなされます。最終講義では基本的な部分(コピュラ文)を専門用語をできる限りお使いにならずご説明くださったので、専門外の方にもわかりやすかったのではないかと思います。

 所々ユーモアを交えたご講演で、私にとても楽しく復習することが出来ました。

 また、英語のコピュラ文のbe動詞はイコールだという説明は、私も学校で受けたことがありました。私も断じてイコールとは取れないと思っていましたので、思わず深くうなずきながら聞いておりました。

 今後大学院で西山先生のご講義を受けることが出来なくなるのは、本当に残念ですが、学んだことを生かして、いい研究結果を出して報告しようと思います。

 2年間本当にありがとうございました。

応用言語学研究科M1 秋山裕耶


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2 コメント

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Unknown (ジョー)
2014-03-17 09:01:46
私はこれまでに西山先生のご講義をお受けしたことがなかったので、私にとっては好機でありながら、もう明海では受けられないことを意味する、甘く切ない一日でした。
私も同じ語用論を研究しているとはいえ、どちらかといえば社会学的な方であって、専門外に近いと思っております。しかし、西山先生が理論をわかりやすくご教示しているのをお聞きして、もっともっと聞きたいというようにも思えました。
最終講義で配られた4月下旬の理論言語学教室なども参加し、積極的に聞くようにしようと思います。また、秋山さんを始め、西山先生のもとで研究した院生仲間に教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

西山先生、今まで誠にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願い申し上げます。
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M1 (大塚孝一)
2014-03-18 10:03:11
わたくしも西山教授の最終ご講義に参加をいたしました。 留学時にFormal Semanticsを履修し、まさに泣きながら英語の意味論と格闘していたことを今でも鮮明に覚えております。その経験から、応用言語学研究科に所属している大学院生ではありますが、比較的意味論を身近に感じておりました。曖昧文というのは非常に興味深いものです。その解釈について、リレー講義での西山教授のご講義、また今回の最終ご講義を拝聴し、意味論というものをさらに身近に感じることができました。
 Joeさんが上のコメントに書いていますが、分野が異なるからこそ、切磋琢磨が必要であるということを強く思います。西山教授の御著書や、西山教授のご指導の下学んだ秋山さんなどと互いを磨いていくことこそ、大学院生には必要なことであると感じます。
 この度の最終ご講義をまことにありがとうございました。
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