21日、22日と、勝浦にある明海大学のセミナーハウスにて、合宿を行いました。この合宿は、博士前期課程の1年生全員が参加するものです。
明海大学の応用言語学研究科に所属する博士前期課程の1年生は、山下早代子教授がご担当の「応用言語学研究法特論」という授業を必ず履修します。この授業では、応用言語学で比較的よく用いられる研究方法を学ぶことができるよう、カリキュラムが組まれています。
勝浦での合宿は、上述の授業の一環として行います。その主たる内容は、①現段階での研究計画をパワーポイントを用いて発表する、②発表に対して質問をする、③仲間の発表を、コメントを添えて評価することです。各自の持ち時間は20分。その内、15分が発表。残りの5分が質疑応答の時間というようになっており、司会の進行のもと、進めていきます。時間はタイムキーパーがしっかり計ってくれます。発表は二日間に渡って行われました。
以下、発表の様子の一部です。
日ごろは、院生研究室や授業で、それぞれの研究テーマについて意見交換をしております。しかし、このように発表するということは、貴重な機会ですので、発表する側、聞く側、双方にとって非常に勉強になることが多かったのではないでしょうか。
反省点としては、日ごろの議論の頻度と深さだと個人的には思っております。より頻繁に、より深く議論をすることでお互い磨き合える、切磋琢磨できるはずです。その点を私を含めた博士前期課程1年生の皆さんには心に留めておいてもらいたいと感じています。
最後ですが、引率をしてくださった山下早代子教授に、1年生の代表として感謝を申し上げます。前期のみのご講義ではございましたが、教授のご指導により、わたくしたち1年生が研究者としての第一歩を踏み出すことができたと思っております。ご講義、合宿で教えてくださったことを、各々の修士論文で活かせるよう、一層の努力を重ねてまいります。
【大塚孝一 M1】
セミナーハウスはまるで南国にいるかのような気分にさせてくれるとても素敵なところでした。