東日本大震災から4年の年月が経ちました。被災されたすべての方々に改めてお見舞い申し上げます。
私は東日本大震災により津波の被害を受けた地域において何度もボランティア活動をさせていただきました。ある秋に行った際には、花を植えることができるように、ある広場の土を掘り起こす作業をおこないました。そこでショベルカーやシャベルで何度も土を掘り起しても、ガラスの破片や生活の一部であったものがでてきました。それは津波の威力を物語り、以前と同じような生活をすることが難しいことが想像できます。多くの方々が以前住んでいた地域に戻りたいという状況であっても、生活する上でこういった問題(庭に花を植えたくても、うまく育たない、土をいじりをしたときにガラスがでてくる等)がでてくることでしょう。
こうしたメディアでは報じられにくい、実際に津波の被害を受けた地域に行ったことがなければ、知られないことがたくさんあります。また、現地に行ったとしても、私が気づかない問題がたくさんあることでしょう。
私にできることは、現地でボランティアさせていただいた者として、東北を中心とした被災した地域の人々のためにボランティアで感じたことを多くの人々に伝え、この東日本大震災のことを少しでも風化させないことだと思います。今後も微力ではありますが、東日本大震災の被害を受けた地域や人々のためにできることを継続してまいります。
M1 庭山恵太
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