明海大学大学院応用言語学研究科

Meikai Graduate School of Applied Linguistics

原口教授のご命日

2014年06月08日 | その他

 本日6月7日は原口教授のご命日です。早いもので、原口教授がお亡くなりになってから丸2年が経ちました。

 原口教授がご担当になっていた「レキシコン研究特論」は山岸教授のご担当になりました。わたくしは今そちらを履修しており、手元には、教科書として、原口教授のご編纂になる『レキシコンを考える』と、津留崎教授のご編纂になる『レキシコン・ア--カルト』があります。いずれの御本も勉強になることが多く書かれています。『レキシコンを考える』におきまして、原口教授は「すべてのレキシコン研究は認識論と言語文化の研究に通ず」というお言葉で、ご研究を結んでいらっしゃいます。とても印象に残るお言葉です。

 わたくしがこうして研究できる明海大学というこの環境は、現在の先生方のおかげでもあると同時に、明海大学の大学院応用言語学研究科の初期からお力を尽くされた先生方のおかげでもあります。原口教授もそのお一人です。そういう意味では、明海大学の応用言語学研究科に所属する大学院生は少しでも原口教授に近づけるよう、努力を重ねることが必要だと強く思います。

 

  6月7日 10時27分

     大塚孝一

 

 本日で原口庄輔先生の三回忌を迎えました。

 私は、明海大学から同大学院へ進学しました。そのため、私がまだ学部生の時に、大学構内で笑顔の原口先生をよくお見かけしました。また、原口先生が考案された「Englishブートキャンプ」と名付けられた勉強会に私は参加したことがありました。これは英語科の教職課程に在籍する学生のための勉強会で、勉強会の内容は、ひたすら高校一年生用の英語の教科書を音読することでした。毎日、10時に登校し、16時まで様々なやり方で音読し、家では暗唱できるまでさらに練習するという日程が5日間続きました。

 朝から夕方までずっと音読をすることは体力面でつらかったですが、音読が大切だ、と度々、原口先生が言う意味を実感することができました。先週まで行われていた母校の中学校における教育実習でも、多くの時間を音読に費やしました。教育実習先で、原口先生の教えを受け継いでいる自分がいると気づきました。将来は、英語教師として、原口先生の教えを少しでも受け継ぎ、生徒により良い学びを提供できるように努力をしてまいります。

 原口先生をはじめ、多くの先生方のご尽力によって明海大学、同大学院があり、今の自分もあるということを感謝し、先生方にご指導いただいたことをまた次の世代に託していけるように、これからも積極的に学んでまいります。

 

  6月7日 22時40分

    庭山恵太


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