先日、私はNPO日本語教育研究所が開催した「日本語学習者への発音指導」という講座に参加しました。講座内容は、「日本語学習者に見られる発音指導上の問題」「日本語授業における発音指導導入方法」「シャドーイング実践による発音指導方法」などでした。
近年、「自然な発音で話したい」「伝わる発音を身につけたい」など、発音指導に対する学習者のニーズは年々高まっています。一方、日本語教育現場では「指導方法がわからない」「指導してもすぐに元に戻ってしまう」など先生方の悩みが多く聞かれます。
この講座には、「正しく発音をできないため、困っている生徒をもっときれいな発音できるようにどうやって指導するべきか」という疑問を持って参加した教師が数多くいました。これを見て、日本語学習者の発音習得を促すためには、教師も発音指導に関する知識を得て、日々の授業において発音指導を行い、継続していくことがとても重要だと思いました。また、母語を問わず見られる問題として、特殊拍に対する練習方法、母語の影響による問題、清濁の発音問題などいろいろな方面で理解する必要があります。、特殊拍の習得に関する研究に興味を持っている私にとっては非常に勉強になりました。でも一番興味深いのは、シャドーイング実践による発音指導方法です。実はこの講座を参加する前は、私はシャドーイング実践による発音指導方法について詳しく知らなかったのですが、講座を通じて、これから自分の研究にもこの発音指導方法を使って見たいと思いました。【秀芝 M1】
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私が受けた英語教育を思い返してみると、まともな発音指導を受けた記憶がありません。例えば、発音記号を中学校や高校で教えてもらったことはありません。私の場合は自分で勉強しました。当時は、いわゆるコミュニケーションのための英語の勉強ではなかったからだと思います。