Drマサ非公認ブログ

ジャニーズやっぱり無理

 先日のジャニーズの記者会見。少しばかり見たけれど、やっぱりこの組織ダメだね。どうしようもない。隠蔽体質が染み付いちゃってるんだ。染み付いていること自体、気づかない、そういうことなのかもね。

 前回の記者会見では井ノ原っていう人が誠意があるように見えていたんだけれど、やっぱり1タレント。わかってないようだ。なんだか記者会見では参加したメディア側の中にNGリストがあるという話が出ている。だから、それ自体が隠蔽体質になるってことでしょ。

 まあだいたい日本の記者会見って基本会見する側のPRになっていて、”世界標準”で記者会見になっていない。”世界標準”って米国ではないからね。一応加えておく。だから、一問一答で会見が進行すること自体がおかしいとさえ思わず、参加した記者たちを平等に扱うことのようにさえ思っているんだろう。ダメだ!

 記者会見とはなんぞや?それは説明責任accountabilityを果たす場である。説明して理解してもらうように責任を果たす場所。当然説明するのは、説明をしなければならない人や組織になる。当然今回はジャニーズ側。

 誰に向かってかといえば、市民とか国民とか、一般の人々に向けて。だから理念的って注を入れるけれど、民主主義の実践の一場面になる。ただ一般の人々が聞くわけにもいかない。そこでジャーナリズム登場。記者が聞く。しかしながら、説明をしてもらっても、なんだかわからないとか、誤魔化すことがあるとか、足りないということがある。

 そこで記者が質問をしていくことになる。一問一答式では、不十分な説明になるのは必然。一問一答式は受験のための勉強じゃあないんだから、そこで記者会見では更に質問をして、相互理解をはかるのは当然。これを更問いという。

 日本では、記者会見のルールをなぜだか問題を起こしたほうが設定していて、それに記者たちが合わせている。転倒しているよ。今回も記者会見のルールを守れとか、井ノ原氏は「子供達が見ているのでルールをま持つ大人の姿を見せたい」などと一見正しいことを言っているように見えるのだろう。

 そもそも子供達に何をしたのか?性的加害、罪を犯した側で、張本人だはなくと、関係が深かったってこと忘れてる。結局引き受けていないんだろう。そういうところが見え隠れしてしまう。そんな発言だ。

 完全に間違い。悪法である。そもそも「記者会見とは何か」という記者魂とかジャーナリズム精神を持っている人からすれば、茶番であるし、ルール設定自体がおかしいとなるのは必然。だから、声をあげていた記者は記者であったとさえ言える。他のマスコミは記者ではない。不規則発言?イヤイヤその規則がおかしい、そういうことでしょ。

 日本社会は平等厨。平等カルトだよ。結局、このルールに従うこと自体がおかしいとさえ気づかない。日本はこういう規範が日本社会を閉塞させ続ける。少しばかりガス抜きして、なんだか既存の力あるものが温存される。

 僕はパターナリズムなんだと思う。説明責任accountabilityという西洋産の考えなのかもしれないが、イヤイヤ日本にも同じように責任は存在したよ。

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