Drマサ非公認ブログ

病院の友人からの電話

 どうも誰かに話をして気を紛らわせたかったのだろう。病院で働く友人から長電話。メールでは物足りなかったらしい。

 彼は病院で働いている。外部業者ではある。

 そこで、このコロナ騒ぎである。彼自身は重く受け止めていると言う。ところが、現場の意識は普通モードという感じがするというのである。

 もちろんコロナ対策を打って出てはいる。その意味では、対策しているように思われる。しかし、そうとは言えないことが多々あるというのである。そういう事例を電話越しに諦め口調で、僕に語って来るのであった。

 事務職員の女性が少し体調が悪いというので、朝出勤したが、すぐに帰ることになったようである。その時点で、彼ははじめから出勤すること自体に問題があると考えていた。ただ外部の業者であるので、その場では話する機会もなかった。

 翌日その彼女は出勤して働いていた。まだ体調が完全でもないし、この時期体調が悪ければ、当然自宅待機するべきだというのにだ。一応、少し離れながら仕事をするようにしていたようだが、としても、問題は当然残る。

 数日後、違う女性職員が出勤してきたが、微熱があると周りのスタッフに話をしている。「この時期だから、こわいよね」と、その言葉に皆同意している。彼はすぐ近くにいたので、言葉をかけ「この時期に熱があれば、仕事に来てはいけないよね」とやんわり悟してみたという。

 「課長に相談してみます」との返答だったという。その後すぐ彼は帰宅の途についたので、その後どうなったのかは知らないと。彼はそんなことは自分で決めるべきことだし、どうして人任せにするのだろうと疑問を強く持ったということだ。

 実際にはもっと色々な話があったが、要するにこの時期出勤しないで自宅待機すべきであるが、普段通りの感覚で仕事するのである。彼は「勤勉だよ」と揶揄していた。僕自身も彼に同意である。

 その病院もそういう状態の職員を働かせたままである。少なくとも上司が決断して指示を出せばいいだけだが、そういう判断ができないのだろうか。なんせ病院なのである。病院が感染拡大の可能性をついばんで行く姿勢がないとしたら、本末転倒である。

 ちなみにその病院には新型コロナ患者が一人入院しているそうだ。なんとなく外部に漏らさないような雰囲気ができているらしい。

 病院は新型コロナ対策に万全の態勢で期すべきである。友人の話では、現実はそうではないようである。

 皆さん、気をつけて!よっぽどのことではない限り、病院は行かないほうがいいかも。

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