さて前回グラフをあげて、日本の世帯所得を中心に貧しくなっているとの例をあげました。
保守と言われる層が実践するべきことは、国民の物質生活をよくすること、ただこれだけです。コロナは自然現象という側面が大きいですが、国民の経済ですから人為的側面の方が当然強いわけです。
ですから、日本政府が当然の施策をしていれば、国民の物質的生活が下がるなどは考えられません。もちろん食料自給率などの問題はありますが、なんせ生産能力は十分にあるのですから。
さて政府の実質賃金の統計を見て見ましょう。たまたま小沢一郎のTwitterに首尾よく並んでいましたから、参照します。
・日本の実質賃金の推移
①論より証拠。グラフを見れば明らかだ。自民党政権下において、我が国の実質賃金は一貫して下落している。特に第二次安倍政権になってからが最悪。「アベノミクスで隅々まで富が滴り落ちる」が聞いて呆れる。完全な嘘つき。はっきり言えることは、これまでの政策が根本的に間違っていたということ。 pic.twitter.com/3jYUPBia0N
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) March 24, 2021
・2019年の実質賃金の他国との比較。韓国に負けています。
②アベノミクスの「おかげ」で今や日本の実質賃金は、主要国の中で最低になってしまった。アジアでは韓国にも負けている。つまり、日本は確実に「貧しい国」になりつつある。それはそうである。安倍・菅路線で非正規雇用が増え続けているのだから。政権は空疎な自画自賛ではなく、現実と向き合うべき。 pic.twitter.com/GkYZgl4xRa
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) March 24, 2021
・実質賃金の上昇の他国との比較。日本だけマイナス。
④菅自民党の自画自賛演説など、もはや聞く必要はない。それより現実を見ないといけない。なぜ賃金はここまで下がってしまったのか。なぜ豊かになれないのか。この問題と真正面から向き合い、対策を考えることこそ、政治の仕事。正規雇用化を促し、国民の所得が増えるよう緊急課題として取り組むべき。 pic.twitter.com/jdimDHxxcD
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) March 24, 2021
このような結果を見て、なぜ自民党政権を支持するような結果になるのでしょうか。特に安倍政権になってから、日本人がただただ貧しくなっています。彼らは保守でしょう?日本人の物質的生活を低下させて、何がしたいのですか?明らかに彼らは保守ではありません。ですから自称保守でしかありません。
保守の立場からしても、彼らが非国民、国賊、売国奴です。
国民はただこのような現実を見たくないのでしょうか?