Drマサ非公認ブログ

子供の幸福度について雑感

 ユニセフが子供の幸福度を調査した。

 日本は38カ国中20位。精神的幸福度は37位。身体的健康は1位。読解力、数学、社会的スキルなどのスキルで27位。

 1位を示している身体的健康は肥満度と乳幼児死亡率からである。とりあえず死ぬことがないということだし、日本の食事のあり方の結果である。

 日本では精神的幸福度が低い。生活への満足度が低く、自殺率が高い。

 「安倍ご苦労さん」「菅総理へ」とのメディアの扱いと子供の幸福度を重ね合わせて見て欲しい。子供といっても19歳までである。当然安倍政権の間、7年間、子供は不幸であった。朝日の世論調査で、安倍政権を評価するが71%である。子供の幸福度の問題と重ねて見て欲しい。全ては政治のせいなどとは言わないが、やっぱり狂っている。

 子供の問題は大人がつくるに決まっている。児童虐待、子ども食堂、待機児童、相対的貧困などなど、いくらでも出て来る。

 知り合いに家に帰りたくないからといって、残業しているものがいる。まだ小さい子供がいる。子供を愛していないということになるよね。子供と一緒の時間などどうでもいいのだから。

 学校に行けば、規則守れ、勉強しろ、勉強の仕方はこうだ、と押し付けばかり。子供こそ遊びの持つ創発性、自分たちでやり方を考えていくことに喜びを覚え、試行錯誤してうまくなっていくことが学習であるのに。

 そのくせ、自ら考える力をつけるのだといって、文科省指導の問題解決型学習。暗記型の学習を改善しようとのことだが、学習を能動的に行うように指導すれば、その学習はもっとも受動的だ。

 僕は最近小学校の担任の先生と手紙のやりとりをしている。今の学校を嘆き、子供を遊ばせてあげなきゃいけないと言っていた。

 子供を不幸にするのは大人の思い込みからである。僕は子供の精神的幸福度の低さを真摯に受けとめたいと思う。

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