Drマサ非公認ブログ

重税社会日本

 日本の重税が明確に見えてきた。

 以前から日本は重税社会ではないかと疑っていたのだが、メディアも取り上げるようになった。

 まずNHK。

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今年度の「国民負担率」48% 前年度上回り過去最大の見込み | NHKニュース

【NHK】国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担の割合を示す「国民負担率」は、今年度・令和3年度は前の年度をわずかに上回って…

NHKニュース

 

次に経済評論家の解説。

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「国民負担率」の上昇が止まらない予想 2023年消費税引き上げの下地も整う | マネーの達人

みなさんは、「五公五民」という言葉をご存じですか。 江戸時代、農民は収穫したお米の半分つまり5割を年貢として上納し、残りの5割で暮らしていま...

マネーの達人

 

 NHKの報道では、高齢者の増加でしょうがないかのようなニュアンスを読み取れる。

 通常国民負担率が高ければ、福祉や教育が充実する。北欧のように、老後の不安を感じない社会になるはずである。でも、日本はそうではないのに高負担である。

 ちゃんと税金が使われていない。ただそれだけ。なぜなら近代社会における税金とは、人々の公共財やサービスを充実させるためにある。公共材・サービスは個人が充実させることが難しいので、代わりに国家が行う。この公共財は、僕はこれからコモンとして認識されて行くだろうと思っている。

 それはともかく、国民は自由に活動するけれど、自由に活動する結果、公共財・サービスにまでは手が回らないので、主権者の国民が国家にやらせているだけだ。だから、税金が上がることは、そのまま公共財・サービスの充実であるから、”福祉(幸福)”である。

 だからヨーロッパの高負担は”福祉(幸福)”となるので、国民は満足である。北欧がその典型。

 よって近代社会の政治は「自由な活動(経済、所有の自由)」と「公共財・サービスの充実」をどこのバランスにするかという根本の上にある。

 日本は未だ「5公5民」という封建制のように、税金をお上に取られるという社会のままだ。

 正しく税金を使っていると納得できればいいが、主権者は怒らないし、怒るための情報提供もなされず、お上のPRである。

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