Drマサ非公認ブログ

科学を盲信してはいけない

 小林製薬の紅麹の問題。製造プロセスか流通プロセスか、何が問題なのか、不明なようだ。

 サプリメントらしいが、なんだか都合良くサプリメントとやらを摂ると、体に良い効果をもたらすことになっているらしい。こういう考え自体が不自然であると思う。そんな都合いいものがあるだろうか。

 なんだか人間に必要な(不足している)化学的成分を補充するらしいが、不足しているものは全てで何種類あるのだろうか。例えば10種類あるとすれば、10種類のサプリメントを摂らなければならない、そういう思想になっていく。

 とはいえ、普通に食事もしていながら、サプリメントを大量摂取する生活というのは、なんだか不自然な行為に見えないであろうか。そもそも化学的に精製された物質を体内に入れるというのは、本当に良いことだろうか。そんな疑問がわく。

 80年代であったかと記憶している。アメリカでサプリメント文化(一応こういう言い方にしておく)が盛んになった頃であったか、アメリカ人がサプリメントを大量に摂取していて、科学的と嘘吹いていたのを思い出す。

 なんか変でしょう。そんな都合のいいものがあるだろか。科学というのは常に部分論、必ず全体論を欠いている。しかしながら全体とは神の視点であるから、人間にはわからないことがあると自覚しておく必要があり、そこで慎重になっていく、それが知であろう。

 ところが部分論を科学的であるとの免罪符を得たかのように突き進む。これ結局科学への盲信、近代化への盲信、そういうことでしょう。

 人間が数百万年かけて、環境に適合してきて、どうにか現在の人間の在りようを決められてきたというのに、そういう視点が欠けてしまっている。そういえば福島原発事故の時自然にも放射能があるということを声だかに主張する者がいたが、それは何百万年かけて、そういう環境内にある放射能に適応してきたという当たり前の事実を後退させる言説であった。

 人間が作った放射能と元々環境にある放射能、全く違う水準であるという当たり前の事実。科学はそれらをデータなる科学的数値に置き換え等置してしまうが、このデータには歴史性がないのである。

 そもそも薬だってそういうものであるだろう。最近コロナワクチンの話も話題になるようになっているが、ワクチンも同じようなものだ。まあ僕は2回だけ打ちましたけど。

 科学を盲信してはいけない。そろそろそういうフェーズになるのだろうか。

 

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