久々の第四回です。第二回の講義でも述べたように、ここではわかりやすくリラクセーションとしていますが、本来は適切な緊張状態を作り出すことです。多くの選手が適切な緊張状態よりも緊張しすぎる過緊張・あがりが原因で本来の力を発揮できないことが多いので、緊張を和らげるリラクセーションという言葉がよく使われているようです。しかし、逆にある程度の緊張感がないとやはり本来の力を発揮できません。緊張感を高めるような場合はサイキングアップやアクティベーションなどの言葉が用いられます。リズムのいい音楽を使ったり、呼吸を意識的に速くすることなどが緊張感を高める効果があります。しかし、ここでは多くのアスリートがより必要としているリラクセーションのスキルを中心に紹介します。
1.呼吸法
以下に述べる方法にも共通して言えることですが、基本的に身体と心が結びついているという観点からこれらの方法が効果的であると考えています。呼吸をゆっくりすることで生理的なリラックスが生じ、それが心理的なリラックスに繋がるということです。腹式呼吸で吸うのは速めに、吐くのはゆっくりが一般的だと言われていますが、色々自分に合う方法を模索して見つけてほしいと思います。最初は仰向けの状態→座っている状態→立っている状態と順を追ってやってみてください。
2.漸進的筋弛緩法
自分が緊張していると思う部分を、意図的に力を入れて筋を緊張させ、力を抜くことで得られるリラックスした感じが心理的なリラックスに繋がっていくという方法です。手・足・肩などに思いっきり力を入れて3秒ほど呼吸をとめ、ゆっくりと筋が弛緩していくのを自分がリラックスしていくのを感じてください。
3.自律訓練法
この方法は催眠の研究から生まれた方法です。みなさんもリラックスしているときに腕がダランとして重たく感じたことはありませんか?腕が重たく感じたり、温かく感じたりすることがこの方法ではリラックスしているということになります。
4.イメージ法
まずイメージの中でリハーサルを行って、試合への心構えを作っておくイメージリハーサルという方法があります。また、自分がリラックスできる風景などをイメージすることもリラックスに繋がるかもしれません。
その他にも、認知的にポジティヴなことを考え、緊張を取り除く方法や、自分の好きな音楽や、比較的スローテンポの曲を聴くこと、アップのときなどに身体的緊張の中に心理的緊張を紛れ込ませる方法などがあります。みなさんも他に何かとっておきのリラックス法があったら教えてくださいね。
1.呼吸法
以下に述べる方法にも共通して言えることですが、基本的に身体と心が結びついているという観点からこれらの方法が効果的であると考えています。呼吸をゆっくりすることで生理的なリラックスが生じ、それが心理的なリラックスに繋がるということです。腹式呼吸で吸うのは速めに、吐くのはゆっくりが一般的だと言われていますが、色々自分に合う方法を模索して見つけてほしいと思います。最初は仰向けの状態→座っている状態→立っている状態と順を追ってやってみてください。
2.漸進的筋弛緩法
自分が緊張していると思う部分を、意図的に力を入れて筋を緊張させ、力を抜くことで得られるリラックスした感じが心理的なリラックスに繋がっていくという方法です。手・足・肩などに思いっきり力を入れて3秒ほど呼吸をとめ、ゆっくりと筋が弛緩していくのを自分がリラックスしていくのを感じてください。
3.自律訓練法
この方法は催眠の研究から生まれた方法です。みなさんもリラックスしているときに腕がダランとして重たく感じたことはありませんか?腕が重たく感じたり、温かく感じたりすることがこの方法ではリラックスしているということになります。
4.イメージ法
まずイメージの中でリハーサルを行って、試合への心構えを作っておくイメージリハーサルという方法があります。また、自分がリラックスできる風景などをイメージすることもリラックスに繋がるかもしれません。
その他にも、認知的にポジティヴなことを考え、緊張を取り除く方法や、自分の好きな音楽や、比較的スローテンポの曲を聴くこと、アップのときなどに身体的緊張の中に心理的緊張を紛れ込ませる方法などがあります。みなさんも他に何かとっておきのリラックス法があったら教えてくださいね。