伝統のベルリンマラソンが行われ、渋井陽子選手が日本新記録で優勝しました。アテネオリンピック代表を逃した悔しさをばねに代えて、見事鬱憤を晴らしてみせました。あの高橋尚子選手が持っていた日本記録を5秒縮める2時間19分41秒での世界歴代4位に入るタイムでの快走でした。もともと素質はありましたが、野口みずき選手の金メダルをはじめ全員入賞したアテネオリンピック組、そして前日本記録保持者の高橋尚子という強力なライバル達の存在によって、悔しさが意地と意志に変わり、栄養管理にも練習態度にも変化が見られ、今回の素晴らしいパフォーマンスに結びついたのだと思います。渋井陽子という新たな女子マラソンの王者が加わり、それによってまた他の選手も刺激を受け、女子マラソンは本当にいい方向に進んでいると思いますね。本当にハイレベルな戦いが今後も見られそうです。楽しみだ~
良かった…。本当に良かった。それぞれの立場から可能な限りの妥結点を見つけ、このような結果に到ったことを本当に嬉しく思います。一番取り入れられたのは、球界を支えるファンの声でしょう。選手会側も、まあ交渉当初からわかっていたとは言え、オリックスと近鉄の合併凍結という結論には達しませんでしたが、それ以上に経営者側が世論に気付き、応え、大幅な譲歩をしたと思います。勿論これからが始まりなわけで予断は許しませんが、よりよい球界になるべく本当に新しく偉大な第一歩を踏み出したと感じています。当該球団のファンや関係者には納得いかない結果になったかもしれませんが、僕は今回の出来事が全ての野球ファンにとって必ず良い方向に向かう分岐点になると確信しています。もちろん僕の応援する中日がそのような状況であれば、もっと複雑な心境なのでしょうが。それでも経営陣は野球ファンの意見を無視して自分の会社に悪影響を及ぼす可能性があることをわからないほど馬鹿なわけではなかったし、選手達も交流イベントなどを通して野球ファンに支えられ、逆に自分達の態度・姿勢が甘かったことに気付き、野球をやりたい自分が居ることに気付いたと思います。NPB発表文書にもあるように、日本国民に野球が国技と言っても差し支えないほど浸透しており、経営陣も選手たちもその野球ファンに支えられていることをしっかりと自覚したと思います。両者がこの心をいつまでも持ち続けることを切に願います。未来に素晴らしい球界がありますように。
よしよし。またもや4連敗は阻止しました。中日がヤクルトを3-0の完封リレーでで下しました。久々に野球を見に行ったんですが、今日はまさに今シーズンの中日らしい勝ち方。少ない点数を守り逃げ切りました。
初回から英智選手のダイビングキャッチ!中盤にも井端選手のファインプレーがありました。まさに玄人受けする野球というか、その人たちにしかわからないかも・・・。特に子供たちはちょっと退屈かもしれませんね、こういう野球は。中日先発の山本昌投手は序盤はランナーを出しながらも要所を閉めてなんとか無失点。そうこうしている間にヤクルトの石川投手が耐え切れず5回に2点を失ってしまいました。山本投手は、ランナーを出しても何かおぼろげですが妙な安心感がありました。経験のなせる技なんでしょうか。
あと今回は守備のときの野手の準備の仕方を見ていたんですが、1球1球すぐ動けるように準備しているように見えたのは中日の井端選手だけでしたね。打者が投手の時はやっていませんでしたが。まあ長いシーズンですからそういうことも体力を消耗しますからね。ピンチのときなどポイントを抑えるようにやっているんでしょうか。井端選手は他のチームの選手から「いやらしくて打ち取りにくい」と評判の選手ですが、実際に見てみると本当にそうでしたね。今日は一度三振してしまいましたが、現在最も三振率が低いバッター。ファウルで粘り、根負けした投手の失投を見逃さずに打つ。今日も先制の2点2塁打を打った殊勲者となりました。
もう1つ気付いたのはホームチームの攻撃のときはリプレーが出るんですが、ビジターチームの攻撃のときはナゴヤドームではリプレーをしないみたいですね。他の球場も同じような感じなんでしょうか。中日の守備のスーパープレーや三振を取った場面などをリプレーで見たかったのになあ。だから観客のことを考えてのことではないということだよなあ。相手チームの打者にフィードバック情報を与えないようにしているんですかねえ。他球場の情報や理由を知っている方が居れば是非教えてください。
初回から英智選手のダイビングキャッチ!中盤にも井端選手のファインプレーがありました。まさに玄人受けする野球というか、その人たちにしかわからないかも・・・。特に子供たちはちょっと退屈かもしれませんね、こういう野球は。中日先発の山本昌投手は序盤はランナーを出しながらも要所を閉めてなんとか無失点。そうこうしている間にヤクルトの石川投手が耐え切れず5回に2点を失ってしまいました。山本投手は、ランナーを出しても何かおぼろげですが妙な安心感がありました。経験のなせる技なんでしょうか。
あと今回は守備のときの野手の準備の仕方を見ていたんですが、1球1球すぐ動けるように準備しているように見えたのは中日の井端選手だけでしたね。打者が投手の時はやっていませんでしたが。まあ長いシーズンですからそういうことも体力を消耗しますからね。ピンチのときなどポイントを抑えるようにやっているんでしょうか。井端選手は他のチームの選手から「いやらしくて打ち取りにくい」と評判の選手ですが、実際に見てみると本当にそうでしたね。今日は一度三振してしまいましたが、現在最も三振率が低いバッター。ファウルで粘り、根負けした投手の失投を見逃さずに打つ。今日も先制の2点2塁打を打った殊勲者となりました。
もう1つ気付いたのはホームチームの攻撃のときはリプレーが出るんですが、ビジターチームの攻撃のときはナゴヤドームではリプレーをしないみたいですね。他の球場も同じような感じなんでしょうか。中日の守備のスーパープレーや三振を取った場面などをリプレーで見たかったのになあ。だから観客のことを考えてのことではないということだよなあ。相手チームの打者にフィードバック情報を与えないようにしているんですかねえ。他球場の情報や理由を知っている方が居れば是非教えてください。
バイクレースの最高峰MotoGP世界選手権の日本グランプリが行われ、地元日本でホンダの玉田誠選手が見事2度目の優勝!カワサキの中野真矢選手もこのクラス自身初の表彰台となる3位でフィニッシュ!優勝した玉田誠は王者のV・ロッシを引き離してのゴール!これからにも大いに期待が持てそうです。
そしてタイヤメーカーのブリジストンもワン・スリーフィニッシュ!実は僕のブリジストンに勤める友人がこのレースにも関わっていて、嬉しさ倍増です!陰ながらだけど、こうした感動を与える出来事の一翼を担っているわけで、メンタル面から陰ながら選手を支えようとしている僕にとっても羨ましいし、目指すべき役割です。本当におめでとう!
そしてタイヤメーカーのブリジストンもワン・スリーフィニッシュ!実は僕のブリジストンに勤める友人がこのレースにも関わっていて、嬉しさ倍増です!陰ながらだけど、こうした感動を与える出来事の一翼を担っているわけで、メンタル面から陰ながら選手を支えようとしている僕にとっても羨ましいし、目指すべき役割です。本当におめでとう!
とうとう現実のものになってしまいました。僕もストライキは行われそうだし、行われても仕方がないと思っていましたが、やはり実際に起こってしまうと寂しいものです。中日の優勝やパリーグのプレーオフ進出争いは確かにこれからの球界を考えれば些細な問題かもしれません。でもやっぱり・・・。
新聞紙上や政界、経済界、またJリーグの川渕チェアマンも軒並みプロ野球の経営者側を非難し、選手会の立場を支持のようです。勿論来年からの新規参入が時間的にも厳しいのはわかりますが、選手会側もそれを踏まえた上で、実現の成否に関わらず、来期からの新規参入に最大限の努力をして欲しいと言っているわけですが・・・。巨人以外のセリーグ5球団は選手会の意見を汲み取ろうとしているようでしたが、他の球団にとって何が都合が悪いのでしょう。努力をせずに結論を先延ばしにしようと逃げているだけのように見えてよくわかりません。本当に楽天の三木谷社長が言っているように柔軟性が全くないと言わざるを得ないでしょう。やはり新しい血を入れる必要があるでしょうね。
しかもこの期に及んで、どこかの球団社長が優勝の可能性がないもんだから中日の優勝にケチをつけようとしていますが、行われていた予定の試合を全敗しても優勝できるぐらいの差をつけてぶっちぎってやってほしいです。しかし、あそこの球団は何も変わらないですねえ。大体あそこの独裁者からこの問題の端が発しているように思うんですが。経営陣の顔は変わってもやることは一緒なんでしょう。あそこの球団が消滅すれば、経営者側の態度も柔軟性が増すだろうし、今新規参入を表明しているライブドアと楽天に選手を振り分ければめでたしめでたしということに!?ちょうど2球団分ぐらい戦力もあるようだし。あそこのファンの皆さんも愛想を尽かしているんじゃないでしょうか。当該球団のファンの意見はどうなんですかねえ。
新聞紙上や政界、経済界、またJリーグの川渕チェアマンも軒並みプロ野球の経営者側を非難し、選手会の立場を支持のようです。勿論来年からの新規参入が時間的にも厳しいのはわかりますが、選手会側もそれを踏まえた上で、実現の成否に関わらず、来期からの新規参入に最大限の努力をして欲しいと言っているわけですが・・・。巨人以外のセリーグ5球団は選手会の意見を汲み取ろうとしているようでしたが、他の球団にとって何が都合が悪いのでしょう。努力をせずに結論を先延ばしにしようと逃げているだけのように見えてよくわかりません。本当に楽天の三木谷社長が言っているように柔軟性が全くないと言わざるを得ないでしょう。やはり新しい血を入れる必要があるでしょうね。
しかもこの期に及んで、どこかの球団社長が優勝の可能性がないもんだから中日の優勝にケチをつけようとしていますが、行われていた予定の試合を全敗しても優勝できるぐらいの差をつけてぶっちぎってやってほしいです。しかし、あそこの球団は何も変わらないですねえ。大体あそこの独裁者からこの問題の端が発しているように思うんですが。経営陣の顔は変わってもやることは一緒なんでしょう。あそこの球団が消滅すれば、経営者側の態度も柔軟性が増すだろうし、今新規参入を表明しているライブドアと楽天に選手を振り分ければめでたしめでたしということに!?ちょうど2球団分ぐらい戦力もあるようだし。あそこのファンの皆さんも愛想を尽かしているんじゃないでしょうか。当該球団のファンの意見はどうなんですかねえ。
全米オープンテニスでスイスのランキング1位、ロジャー・フェデラーがオーストラリアのランキング3位のレイトン・ヒューイットをセットカウント3-0で破り、今年の4大大会で3冠を達成しました。すべてにおいて高いレベルで安定した力を見せるオールラウンダーは、僕が好きだったエドバーグを一回り強くした感じで、サンプラスをもうちょっと完璧にした感じという印象でしょうか。あの悪童マッケンローも「私が見た中でも、最も才能ある選手だ。レーバーを見て、ベッカーやコナーズ、ボルグとも対戦したけれど、その中でも1番さ」と絶賛する強さ。男子テニスの戦国時代に終止符を打ち、フェデラー時代の到来を強く印象付けた1年でした。物凄く好きなプレースタイルだけど、あの顔があるから、あまり好きにはなれないけど・・・。
女子では4大大会で3大会連続異なるロシア勢が優勝。ここ2大会はロシア勢同士の決勝と、ロシア勢の勢いが止まりません。女子はウィリアムズ姉妹、ベルギー勢とあわせ、こちらが戦国時代に突入していくような感じです。ここから一歩抜きん出るのは誰なんでしょうか?
女子では4大大会で3大会連続異なるロシア勢が優勝。ここ2大会はロシア勢同士の決勝と、ロシア勢の勢いが止まりません。女子はウィリアムズ姉妹、ベルギー勢とあわせ、こちらが戦国時代に突入していくような感じです。ここから一歩抜きん出るのは誰なんでしょうか?
サッカーのドイツワールドカップ出場に向けたアジア一次予選の4試合目インド戦が行われ、4-0で快勝しました。序盤インドの全員守備にてこずりますが、前半終了間際に宮本のロングパスを本山が頭で落とし、アレックスがシュート。そのこぼれ球を鈴木が押し込み、先制ゴール!ハーフタイムには会場が停電というハプニング。しかし選手は慌てることなく、後半の修正点などを話し合うなど冷静に対応していました。無事再開された後半半ば過ぎに小野がフリーキックを直接決めて2-0。その後も得点を重ね、結局4-0で快勝しました。
この日はミスも少なく、試合後の選手のインタビューにもあるように、アウェーでの中国でのアジアカップの経験がいい影響を及ぼしたようです。厳しい状況を乗り越えた自信、経験とイメージによって、どんな場面になっても慌てない冷静な判断力。この試合を見て、選手は大きくなってくれたように感じます。あとは次のオマーン戦。引き分け以上で二次予選進出が決まります。二次予選では強豪が集まると思いますが、最終的に上位40%の位置にいれば良いので問題ないと思います。ワールドカップに向けての最大の山場、アウェーのオマーン戦は10月13日。頑張れニッポン!
この日はミスも少なく、試合後の選手のインタビューにもあるように、アウェーでの中国でのアジアカップの経験がいい影響を及ぼしたようです。厳しい状況を乗り越えた自信、経験とイメージによって、どんな場面になっても慌てない冷静な判断力。この試合を見て、選手は大きくなってくれたように感じます。あとは次のオマーン戦。引き分け以上で二次予選進出が決まります。二次予選では強豪が集まると思いますが、最終的に上位40%の位置にいれば良いので問題ないと思います。ワールドカップに向けての最大の山場、アウェーのオマーン戦は10月13日。頑張れニッポン!
まだHP続けてますから・・・。ちょっと間が空いていましたが、オリンピックが終わって10日ほどでしょうか。まだまだスポーツは続きます。
本日プロ野球の臨時オーナー会議が行われ、オリックスと近鉄の合併を正式に承認され、来季はセ・リーグ6球団、パ・リーグ5球団の変則的な2リーグ制を維持することが決定しました。9月29日にあらためてオーナー会議が開かれるので、可能性は少ないかもしれませんが、ストライキ問題や新規参入球団問題も含めてまだまだ予断は許されないプロ野球界の再編問題。そして史上初めて両リーグの交流試合も導入されるようです。新しいカード・対決が見れるということで歓迎すべきことだと思います。しかし、交流試合、ドラフト完全ウェーバー制、サラリーキャップ制の導入など、選手会との話し合いも含めてまだまだ時間がかかりそうです。ドラフト完全ウェーバー制だけは不正裏金疑惑もなくなるし、絶対に実現してもらいたい!まあ色々な立場の人間がプロ野球に関わっているわけですから難しい問題ですね。ただもうちょっと議論はしてもらわないと。見ている私たちの側にも全てとは言わないので、ある程度納得できる結論を出してもらいたいと願います。
ストライキが行われて、我がドラゴンズの優勝にケチがつけられなければ良いのにと思ってビビッテおる次第です。
本日プロ野球の臨時オーナー会議が行われ、オリックスと近鉄の合併を正式に承認され、来季はセ・リーグ6球団、パ・リーグ5球団の変則的な2リーグ制を維持することが決定しました。9月29日にあらためてオーナー会議が開かれるので、可能性は少ないかもしれませんが、ストライキ問題や新規参入球団問題も含めてまだまだ予断は許されないプロ野球界の再編問題。そして史上初めて両リーグの交流試合も導入されるようです。新しいカード・対決が見れるということで歓迎すべきことだと思います。しかし、交流試合、ドラフト完全ウェーバー制、サラリーキャップ制の導入など、選手会との話し合いも含めてまだまだ時間がかかりそうです。ドラフト完全ウェーバー制だけは不正裏金疑惑もなくなるし、絶対に実現してもらいたい!まあ色々な立場の人間がプロ野球に関わっているわけですから難しい問題ですね。ただもうちょっと議論はしてもらわないと。見ている私たちの側にも全てとは言わないので、ある程度納得できる結論を出してもらいたいと願います。
ストライキが行われて、我がドラゴンズの優勝にケチがつけられなければ良いのにと思ってビビッテおる次第です。
とりあえずオリンピックが終わってほっとしているのも束の間、イチロー選手が4年連続200本安打、2ヶ月連続月間50本安打に続き、68年ぶりとなる月間56安打を記録しました。もうすごすぎて溜息しか出ない感じです。残す最大・最高の記録はメジャーリーグのシーズン最多安打・257本。現在今季通算212本で残り31試合を残しており、なんとこのままのペースで行けば十分に達成可能なのです!す、すごい・・・。あのメジャーリーグベースボールの長い歴史の中での歴代1位となる記録を更新するかもしれないのです。この記録の更新にイチロー選手もまんざらでもない様子。いい目標が出来たような感じで、なにかまたやってくれそうな予感です。チームは低調でしたが世界のイチローはメジャー最多安打、2度目のMVP、世界歴代ナンバーワンのトップバッターに向けて走り続ける。
17日間にわたるアテネオリンピックが閉会いたしました。日本選手団は大活躍でしたね!みなさん、寝不足は解消されましたか?今回は総括ということで、印象に残ったことなどを最も○○な場面と共に話していきたいと思います。
☆最も嬉しくて感動した場面
体操男子団体、復活の金メダル!
刈屋アナの名実況「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」と共に冨田洋之選手がピッタリと着地した瞬間・・・下を見ながらガッツポーズした瞬間・・・僕は泣いていました。格好良すぎる・・・。日刊スポーツのアンケート結果でも最も感動した金メダル1位になったようです。みなさんとも最も感動を共有できた場面となりましたね。
☆最も精神力を讃えたい場面
北島康介、チョー気持ちいい金メダル!
競泳・平泳ぎ100m決勝で北島康介選手がライバルの世界記録保持者・ハンセン選手を破り金メダルを獲得しました。平井コーチの作戦で、予選からいいタイムで泳いでハンセン選手にプレッシャーを与えようとしていたみたいです。予選でオリンピックレコードを出した北島選手に負けじとハンセン選手がそれを塗り替える。その時点でハンセンのペースを乱すことに成功したようです。決勝では、いつも飛び込み台の右から上がるハンセン選手が左側に立ちました。その時点で平井コーチは「よしっ」と思ったそうです。いつものルーティーンができていないハンセン選手は自分の力を発揮することが出来ず、自分がそれまでのオリンピックで出した記録にも及ばず北島選手に敗れました。北島選手は前半ハンセンがリードするが後半逆転するというイメージトレーニング通りのレース展開で快勝!それが「キモチイー、チョーキモチイー」という言葉になったんでしょうね。精神面で揺さぶりをかけた平井コーチ、その作戦に見事答えた北島選手。日本人にもこういうことが出来る人が出てきたかという嬉しい驚きでした。
☆最も嬉しくて驚いた場面
競泳女子自由形・柴田亜衣、晴れのち雨の無欲の金メダル!
まさか・・・。表彰台はうまくいけば・・・ぐらいに思っていたんですが。バルセロナの岩崎恭子の金メダルの驚き再び!という感じでした。隣のレーンを泳ぐ金メダル最有力の選手をいいペースメーカーに出来たことはあるでしょう。ノーマークだったこともあるでしょう。それでも、その結果は自分自身で出したものです。レース直後のインタビューでは笑顔、笑顔でしたが、表彰式直後には実感が湧いてきたのか、事の重大さに気付いたのか、涙を流していました。これから先、プレッシャーにさらされることと思いますが、期待を力に換えて本当に強い選手になってもらいたいです。
☆最も敗れて驚いた場面
井上康生・・・敗れる
はっきり言って衝撃でした・・・。勿論そういう可能性があることはわかっています。それでも尚、というぐらいに強い選手であると今でも思っています。勿論お話したこともありませんので、本当の心の内はわかりませんが。何が原因であるかなど本人の口からは出ていません。正直、あのような選手が何が原因でと聞きたい気持ちは非常にあります。でも本人がその気になるまでそっとしておいてあげましょう。
☆最も賞賛を送りたい場面
男子マラソン・リマ、アクシデントにも負けず笑顔のゴール!
オリンピックの最後の最後を飾る競技・男子マラソンでとんでもないハプニングが起こりました。36キロ付近まで単独で1位を走っていたブラジルのリマ選手を観衆の一人が抱きついてレースを妨害したのです。数秒後レースを再開しましたが、当然リズムは狂うし後続の選手との差は縮まるし、本当にやりきれない気持ちになったと思います。その後2人に抜かれたときはメダルの獲得も無理だろうなと思いました。しかし、リマ選手はそのようなアクシデントにも負けず、3位で競技場に戻ってきました。観客は1位の選手よりも大きな拍手で迎え、リマ選手はヒコーキポーズで笑顔でゴールイン!間違いなくもう一人の、いやそれ以上の勝者のゴールでした。「ああいうアクシデントは誰にでも起こりうること」とリマ選手はコメントしていましたが、頭ではわかっていても僕にはまだできません。そのような気持ちの持ち方に、自分の精一杯の力を出し切ったことに本当の価値があるのです。そして観衆の皆さんの拍手が送られるのです。その銅メダルには金メダル以上の価値があることを、誰が本当の勝者かみんなわかっているのです。本当にそのスポーツマンシップに感動しました。
今大会で過去最多タイの16個の金メダル、史上最多の37個のメダルと日本選手団は大活躍でした。北島選手に代表されるように期待される中で自分の力を出し切る精神力の強さが目立ったオリンピックでした。メンタルトレーニングや心理的サポートなどに理解があり、実践している指導者が増えてきたのも大躍進の一因でしょう。柔道、競泳、体操など日本のお家芸といわれていた競技が特に活躍を見せました。「東洋の魔女」も頑張ってもらいたいですね。
室伏広治選手の金メダルに絡んで大きく報道されたドーピング問題。違反者は過去最多となってしまいました。非常に残念です。そういうことをする選手はアスリートではない。違反した身体でメダルを取って、自分自身に嘘をついて、何の価値があるのでしょう?自分自身に問うてもらいたい。リマ選手のメンタリティーを見習ってもらいたいです。
採点競技では、わかりにくい判定が続出。男子体操個人種目別の鉄棒ではロシアのネモフ選手の演技が3名終わった時点で3位。素晴らしい演技と裏腹に低い得点で観客は大ブーイング。何十分も中断した挙句、2名の審判が得点を挙げるという前代未聞の事態になってしまいました。レスリングやシンクロなども含め、関係者だけが採点のわかるような競技が今後どうなっていくと思っているんでしょうか。もう少し一般観衆の視点まで考慮に入れないと未来はないと思います。今大会ではハプニングも目立ちました。まずオリンピック直前まで続いた工事の遅れ。競泳会場などは当初予定されていた屋根付きの屋内プールから屋外プールへの変更。まあ、らしいと言えばそれまでなんですが・・・。日本人には理解するのは難しいですね。射撃の選手が隣の的を撃ったなんてこともありました。しかし、許されないのはマラソンを、スポーツを冒涜したあのアイルランド人。僕はサッカーのワールドカップで実際に現場でアイルランドの試合を見て、その愚直な姿に感動していただけに、ちょっと残念というか・・・。一人の愚行がその国自体のイメージまでも悪くしてしまうかもしれないのです。そうしないためにも断固とした態度、それ以前の対策をしっかりと考えるべきです。そして忘れている人たちもいると思いますが、オリンピック開催地の買収問題。権力を武器に商売。見苦しい。政治家かヤクザと変わらないなあ。スポーツに関わる人たちが不正を働いていることが嘆かわしい。それこそこのスポーツ界から永久追放してもらいたい。最後にオリンピックという大きな舞台で僕らに最高のパフォーマンスを見せてくれた全ての選手に感謝します!ありがとう!
☆最も嬉しくて感動した場面
体操男子団体、復活の金メダル!
刈屋アナの名実況「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!」と共に冨田洋之選手がピッタリと着地した瞬間・・・下を見ながらガッツポーズした瞬間・・・僕は泣いていました。格好良すぎる・・・。日刊スポーツのアンケート結果でも最も感動した金メダル1位になったようです。みなさんとも最も感動を共有できた場面となりましたね。
☆最も精神力を讃えたい場面
北島康介、チョー気持ちいい金メダル!
競泳・平泳ぎ100m決勝で北島康介選手がライバルの世界記録保持者・ハンセン選手を破り金メダルを獲得しました。平井コーチの作戦で、予選からいいタイムで泳いでハンセン選手にプレッシャーを与えようとしていたみたいです。予選でオリンピックレコードを出した北島選手に負けじとハンセン選手がそれを塗り替える。その時点でハンセンのペースを乱すことに成功したようです。決勝では、いつも飛び込み台の右から上がるハンセン選手が左側に立ちました。その時点で平井コーチは「よしっ」と思ったそうです。いつものルーティーンができていないハンセン選手は自分の力を発揮することが出来ず、自分がそれまでのオリンピックで出した記録にも及ばず北島選手に敗れました。北島選手は前半ハンセンがリードするが後半逆転するというイメージトレーニング通りのレース展開で快勝!それが「キモチイー、チョーキモチイー」という言葉になったんでしょうね。精神面で揺さぶりをかけた平井コーチ、その作戦に見事答えた北島選手。日本人にもこういうことが出来る人が出てきたかという嬉しい驚きでした。
☆最も嬉しくて驚いた場面
競泳女子自由形・柴田亜衣、晴れのち雨の無欲の金メダル!
まさか・・・。表彰台はうまくいけば・・・ぐらいに思っていたんですが。バルセロナの岩崎恭子の金メダルの驚き再び!という感じでした。隣のレーンを泳ぐ金メダル最有力の選手をいいペースメーカーに出来たことはあるでしょう。ノーマークだったこともあるでしょう。それでも、その結果は自分自身で出したものです。レース直後のインタビューでは笑顔、笑顔でしたが、表彰式直後には実感が湧いてきたのか、事の重大さに気付いたのか、涙を流していました。これから先、プレッシャーにさらされることと思いますが、期待を力に換えて本当に強い選手になってもらいたいです。
☆最も敗れて驚いた場面
井上康生・・・敗れる
はっきり言って衝撃でした・・・。勿論そういう可能性があることはわかっています。それでも尚、というぐらいに強い選手であると今でも思っています。勿論お話したこともありませんので、本当の心の内はわかりませんが。何が原因であるかなど本人の口からは出ていません。正直、あのような選手が何が原因でと聞きたい気持ちは非常にあります。でも本人がその気になるまでそっとしておいてあげましょう。
☆最も賞賛を送りたい場面
男子マラソン・リマ、アクシデントにも負けず笑顔のゴール!
オリンピックの最後の最後を飾る競技・男子マラソンでとんでもないハプニングが起こりました。36キロ付近まで単独で1位を走っていたブラジルのリマ選手を観衆の一人が抱きついてレースを妨害したのです。数秒後レースを再開しましたが、当然リズムは狂うし後続の選手との差は縮まるし、本当にやりきれない気持ちになったと思います。その後2人に抜かれたときはメダルの獲得も無理だろうなと思いました。しかし、リマ選手はそのようなアクシデントにも負けず、3位で競技場に戻ってきました。観客は1位の選手よりも大きな拍手で迎え、リマ選手はヒコーキポーズで笑顔でゴールイン!間違いなくもう一人の、いやそれ以上の勝者のゴールでした。「ああいうアクシデントは誰にでも起こりうること」とリマ選手はコメントしていましたが、頭ではわかっていても僕にはまだできません。そのような気持ちの持ち方に、自分の精一杯の力を出し切ったことに本当の価値があるのです。そして観衆の皆さんの拍手が送られるのです。その銅メダルには金メダル以上の価値があることを、誰が本当の勝者かみんなわかっているのです。本当にそのスポーツマンシップに感動しました。
今大会で過去最多タイの16個の金メダル、史上最多の37個のメダルと日本選手団は大活躍でした。北島選手に代表されるように期待される中で自分の力を出し切る精神力の強さが目立ったオリンピックでした。メンタルトレーニングや心理的サポートなどに理解があり、実践している指導者が増えてきたのも大躍進の一因でしょう。柔道、競泳、体操など日本のお家芸といわれていた競技が特に活躍を見せました。「東洋の魔女」も頑張ってもらいたいですね。
室伏広治選手の金メダルに絡んで大きく報道されたドーピング問題。違反者は過去最多となってしまいました。非常に残念です。そういうことをする選手はアスリートではない。違反した身体でメダルを取って、自分自身に嘘をついて、何の価値があるのでしょう?自分自身に問うてもらいたい。リマ選手のメンタリティーを見習ってもらいたいです。
採点競技では、わかりにくい判定が続出。男子体操個人種目別の鉄棒ではロシアのネモフ選手の演技が3名終わった時点で3位。素晴らしい演技と裏腹に低い得点で観客は大ブーイング。何十分も中断した挙句、2名の審判が得点を挙げるという前代未聞の事態になってしまいました。レスリングやシンクロなども含め、関係者だけが採点のわかるような競技が今後どうなっていくと思っているんでしょうか。もう少し一般観衆の視点まで考慮に入れないと未来はないと思います。今大会ではハプニングも目立ちました。まずオリンピック直前まで続いた工事の遅れ。競泳会場などは当初予定されていた屋根付きの屋内プールから屋外プールへの変更。まあ、らしいと言えばそれまでなんですが・・・。日本人には理解するのは難しいですね。射撃の選手が隣の的を撃ったなんてこともありました。しかし、許されないのはマラソンを、スポーツを冒涜したあのアイルランド人。僕はサッカーのワールドカップで実際に現場でアイルランドの試合を見て、その愚直な姿に感動していただけに、ちょっと残念というか・・・。一人の愚行がその国自体のイメージまでも悪くしてしまうかもしれないのです。そうしないためにも断固とした態度、それ以前の対策をしっかりと考えるべきです。そして忘れている人たちもいると思いますが、オリンピック開催地の買収問題。権力を武器に商売。見苦しい。政治家かヤクザと変わらないなあ。スポーツに関わる人たちが不正を働いていることが嘆かわしい。それこそこのスポーツ界から永久追放してもらいたい。最後にオリンピックという大きな舞台で僕らに最高のパフォーマンスを見せてくれた全ての選手に感謝します!ありがとう!