いやあ、久しぶりにいい試合を見ました。ちょっと後半は微妙でしたが・・・。ドイツワールドカップに向けてのアジア最終予選の初戦・北朝鮮戦へ向けての今年最初の親善試合で4-0の快勝!相手のカザフスタンは若手中心のメンバーとはいえ、海外組が召集できない中、Jリーグ勢が意地を見せてくれました。玉田が2点のファインゴール。そして宮本の欠場のチャンスをしっかり無失点で抑え、得点も挙げた松田。選手たちは、海外組には負けていられないという競争心でいい影響が出ていたように思います。層が厚くなった印象で、誰が出てもそれなりのパフォーマンスをしてくれるという安心感があります。そして、この試合はなんと言っても、立ち上がりの攻める姿勢が今までにないぐらい出ていたのが成長を感じさせます。こういう試合もできるんですね。このような試合ができれば北朝鮮戦も安心だと思います。海外組はいらないんじゃないかなあ。一つ苦言を呈するとすれば、もう少し長い時間メンバーを試したかったということでしょうか。残り5分で出されても、本山や藤田はボールに触れなかったみたいだし、坪井も試合勘があがることもないでしょう。大黒ももう少し長い時間チャンスを与えていれば得点できていたんじゃないかなと思います。シリア戦はもう少し試してくれるんでしょうか、ジーコさんは。
朝青龍が初場所で圧倒的な強さで全勝優勝を果たしました。それにしても強い。稽古不足など伝えられていましたが、それを補って余りある地力と集中力で跳ね除けました。
この場所は魁皇の綱とり、若の里の大関昇進、栃東は大関復帰、千代大海は角番脱出と色々な見所があったと思いますが、内容を伴って目標を達成できたのは栃東のみと言って良いでしょう。魁皇と若の里はいつも同じ壁に跳ね返されている気がします。やはり精神的なものなのでしょうか。勿論怪我などもあると思いますが、考えられるのは、その瞬間に集中できておらず、「この勝負に負けたら横綱絶望だな」「負けたら大関取りが厳しくなるな」「また負けるんじゃないだろうか」など気持ちが”今”ではなく未来や過去に向いていたことが原因のひとつではないでしょうか。対して朝青龍と栃東は場所前は怪我や稽古不足が伝えられていたにもかかわらず、開き直りというか、今この場に集中することで良い成績を収められたんじゃないかと思います。以前私がオリンピック選手にインタビューした際も、怪我をしていたことによって余計なことを考えず集中できたと言っていました。自分が今やるべきことだけに集中していないとやはり自分の能力を十分には発揮できないんですね。身体よりも心が先に行ったり、後に戻ったりしている時には良いパフォーマンスはできないのです。魁皇と若の里には、しっかりその辺を鑑みてこれから頑張ってもらいたいと思います。
この場所は魁皇の綱とり、若の里の大関昇進、栃東は大関復帰、千代大海は角番脱出と色々な見所があったと思いますが、内容を伴って目標を達成できたのは栃東のみと言って良いでしょう。魁皇と若の里はいつも同じ壁に跳ね返されている気がします。やはり精神的なものなのでしょうか。勿論怪我などもあると思いますが、考えられるのは、その瞬間に集中できておらず、「この勝負に負けたら横綱絶望だな」「負けたら大関取りが厳しくなるな」「また負けるんじゃないだろうか」など気持ちが”今”ではなく未来や過去に向いていたことが原因のひとつではないでしょうか。対して朝青龍と栃東は場所前は怪我や稽古不足が伝えられていたにもかかわらず、開き直りというか、今この場に集中することで良い成績を収められたんじゃないかと思います。以前私がオリンピック選手にインタビューした際も、怪我をしていたことによって余計なことを考えず集中できたと言っていました。自分が今やるべきことだけに集中していないとやはり自分の能力を十分には発揮できないんですね。身体よりも心が先に行ったり、後に戻ったりしている時には良いパフォーマンスはできないのです。魁皇と若の里には、しっかりその辺を鑑みてこれから頑張ってもらいたいと思います。
今日はあの阪神・淡路大震災からちょうど10年という日です。私も当時学生で西宮に住んでおりましたが、私自身は無傷でしたし、住んでいた家も崩れることはなく、親しい友人も全員無事でした。しかし、住んでいた場所のすぐ近くのTVでもよく報道された土砂崩れ現場に駆けつけ、そこにいたみなさんと共に救助活動をしていました。人が瓦礫や土砂に埋まり、火に囲まれていました。そこで私は「人の死」というものに直面させられた気がしました。駆けつけた人たちはバケツリレーで水を運んだり、足に挟まっている瓦礫を取り除いたりなどしていましたが、何十人もいてもほとんど何もできないほど自然の前に私たちは無力でした。その後、消防車などがやってきて土砂に埋まっていた人たちが救助されたと聞きました。本当によかった・・・。
今、私は震災のことをほとんど考えることもなく暮らしています。人は忘れていく生き物だから生きていけるのかもしれませんが、逆にこの記憶が風化していくのも怖い気がします。明石家さんまが「生きてるだけでまるもうけ」と言っていますが、本当に深い言葉だと思います。仕事をするのも、恋をするのも、スポーツをするのも、まず命がなければ。以前メンタルトレーニングの目指す状態にも出てきたことですが、スポーツができることに感謝することができれば、より豊かな競技生活を送れると思います。生きていることに感謝する、そういうことを私に思い出させてくれる大事な日をこれからも大切にしていきたいと思います。
今、私は震災のことをほとんど考えることもなく暮らしています。人は忘れていく生き物だから生きていけるのかもしれませんが、逆にこの記憶が風化していくのも怖い気がします。明石家さんまが「生きてるだけでまるもうけ」と言っていますが、本当に深い言葉だと思います。仕事をするのも、恋をするのも、スポーツをするのも、まず命がなければ。以前メンタルトレーニングの目指す状態にも出てきたことですが、スポーツができることに感謝することができれば、より豊かな競技生活を送れると思います。生きていることに感謝する、そういうことを私に思い出させてくれる大事な日をこれからも大切にしていきたいと思います。
やはり接戦の際どい戦いとなったサッカーの全国高校選手権決勝。両チームポストに当たるシュートなどもあり、本当に紙一重の戦いだったと思います。結局またPK戦で決着がついたわけですが、アジアカップもそうでしたがPKの重要性がクローズアップされてくるような気がします。市立船橋が2度のPK戦を行ったことで鹿児島実業はしっかり研究できたようですし。ちょっと気合入れてPKの研究に励みたいと思います。
とにかくいい試合を見せてくれた鹿児島実業と市立船橋の選手・関係者みなさん、ありがとう!
とにかくいい試合を見せてくれた鹿児島実業と市立船橋の選手・関係者みなさん、ありがとう!
下馬評通りの対戦となった早稲田と関東学院の大学ラグビー決勝は早稲田が31-19で2年ぶり12回目の大学日本一に輝きました。
序盤の3分に早くも早稲田が先制トライ。その後も主導権を渡さず、そのまま逃げ切りました。サッカーや野球でもそうですが、やはり試合の入り方は難しいんですかね。もっと心身のコンディションを試合開始にあわせないといけないですね。
解説では、4年生が多い早稲田と2・3年生が中心の関東学院のモチベーションの差があるのではないかと言っていましたが、そういうのもあったんですかねえ。ただ、気負い過ぎか、勝った早稲田も序盤は硬く、ミスも多かったように思います。社会人との対戦は厳しそうですね。
序盤の3分に早くも早稲田が先制トライ。その後も主導権を渡さず、そのまま逃げ切りました。サッカーや野球でもそうですが、やはり試合の入り方は難しいんですかね。もっと心身のコンディションを試合開始にあわせないといけないですね。
解説では、4年生が多い早稲田と2・3年生が中心の関東学院のモチベーションの差があるのではないかと言っていましたが、そういうのもあったんですかねえ。ただ、気負い過ぎか、勝った早稲田も序盤は硬く、ミスも多かったように思います。社会人との対戦は厳しそうですね。
みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
すでにサッカー天皇杯では東京ヴェルディが久々の優勝を飾り、箱根駅伝では王者・駒沢大が貫禄を見せ、アメフトのライスボウルでは松下電工が社会人の意地を見せつけました。このあとも高校サッカーやラグビーの試合が目白押し。今年も色々なスポーツでのドラマが僕らの心に響くことでしょう。
すでにサッカー天皇杯では東京ヴェルディが久々の優勝を飾り、箱根駅伝では王者・駒沢大が貫禄を見せ、アメフトのライスボウルでは松下電工が社会人の意地を見せつけました。このあとも高校サッカーやラグビーの試合が目白押し。今年も色々なスポーツでのドラマが僕らの心に響くことでしょう。