スポーツメンタルトレーナーの小噺

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スポーツ心理学会迫る

2004年11月29日 | その他
 私生活でもあまり上手くいっておらず、気力が湧かず、しばらく書くテーマもなく、過ごしておりましたが、今週はスポーツ心理学会が大阪で行われます。12月2日から5日まで大阪市中央体育館で開かれます。近くに住んでいる人や、スポーツ心理やメンタルトレーニングに興味のある人は一度行ってみるのも悪くはないかもしれません。勿論お金はかかるんですが、有名人と会えるかもしれませんし。もっと中身や内容など詳しく知りたい人はスポーツ心理学会のHPまでどうぞ。
 私は自分のテーマと似ている研究テーマのポスター発表もあって色々聞いてみたいですし、普段会えない人たちと会えるのを楽しみにしています。また5日にいよいよメンタルトレーニング指導士補になるための認定講習会なるものがあるので、身が引き締まる思いもあり、楽しみでもありという感じです。
 また学会が終わった後に感想などを書こうと思います。

Jリーグさいたま祭り

2004年11月20日 | サッカー小噺
 本日Jリーグセカンドステージ第13節が行われ、浦和レッズが見事初優勝を飾りました。同じくJ2では大宮アルディージャが2位以内を確定させ、初のJ1昇格を果たしました。
 僕は地元グランパスの応援をしていまして、今期好調の浦和と相性の良さでどこまで戦えるか、そして優勝のかかった試合、両チームがどのような意気込みで戦うのか楽しみにしていました。結果は最近ようやく噛み合ってきたグランパスがカウンターから2点を奪い、退場者を2人出しながら1点差で逃げ切りました。2位につけていたガンバ大阪が敗れたため、浦和レッズは聖地と言える地元駒場スタジアムで初優勝を決めました。Jリーグ創世記の頃、最下位争いをしていたチームの優勝・・・。何か親近感があります。本当におめでとうございます。このような気合の入った試合を、緊迫した試合をいつも見せて欲しいですね。これから降格争いも熾烈を極めると思いますが、いつも最後のほうになって頑張りだすというか、気合を入れる等を見かけますが、最初からそのような気持ちでやっていれば絶対に降格なんかしないのになあと思いながらいつも見ています。サッカー界のためにも今日のような両者の気合の入ったスリリングな試合をこれからも期待したいです。
 とは言え、残念なこともあります。まあいつも言われていることかもしれませんが、審判のコントロールはちょっとひどかったと思います。レッズサポーターの圧力に負けてか、客観的に見てもレッズよりの笛が多かったように感じました。勿論審判も人間ですからミスはあると思いますが、選手やコーチも生活がかかっているんですから、もうちょっとなんとかならんかなというのが本音です。何名かの審判はスポーツ心理の専門家と面談などしているように聞いていますが、もうちょっと枠を広げて教育しなきゃいかんですね。
 そして大宮は初のJ1昇格が決定!本当におめでとうございます。サッカーの盛んなさいたまは今日はすごいことになっているんでしょうか。来期はいよいよ18チームによる1シリーズ制。やっと日本サッカー界もここまで来ました。完全ホーム&アウェーの公平な本当のJリーグが始まります。

サッカーW杯アジア一次予選最終戦 勝つには勝ったが…

2004年11月18日 | サッカー小噺
 はぁ。大好きなサッカーを見てストレスが溜まる日々・・・。サッカーW杯アジア一次予選の最終戦でシンガポールと対戦した日本は1-0で勝利しました。
 格下のシンガポール相手とは言え、勝利という最低限の結果は良かったのかもしれませんが、選手たちも言っているように内容的には全く良いとは言えません。疲れもあってか集中力が欠けていたように見えましたし、ボールを取られた後の気持ちの切り替えも全然出来ていませんでした。大久保、松田以外からは闘争心というか意欲を感じることが出来ませんでした。そんなにいいパフォーマンスを続けているとは到底思えない右サイドバックが十数試合もスタメン出場している始末。他にいませんかねえ。そして相も変わらず戦術も戦略も見えてきませんでした。今回は一次予選突破が決まっていることもあり、海外組は召集されず、国内組だけでしたが、僕はむしろ戦力的にバランスが取れていると感じていたんですが・・・。もっと快適な試合を見れると思っていたんですが・・・。わざわざ試合を見に行った人たちはどう感じたんでしょうか。お金を払って見に来ているサポータ-が可哀相になります。
 ジーコは完全にセレクター方の監督だなあ。クラブ監督としては成功しないでしょう。戦力的にはこのままでもW杯予選は通過できるかもしれませんが、はっきり言ってジーコには不満と不安がたんまりあります。日本の未来のサッカー界に何か残してくれるんでしょうか。「ああいうスタイルの監督はもうつかえない」だけじゃ寂しすぎます。

フットサル日本代表、強豪アルゼンチン代表を撃破!

2004年11月15日 | サッカー小噺
 これは結構凄いことです。フットサルの日本代表が昨年の南米選手権王者のアルゼンチン代表を3-1で破りました。フットサル日本代表にとっては初の国際親善試合となった前日には1-2で惜敗してしまいましたが、翌日にはリベンジ!
 フットサルという競技で最も重要なのは技術だと思います。さらに、フィジカルコンタクトがそれほどなく、フィールドが狭いため、一瞬の敏捷性が優れていて、技術に長けている日本人はサッカー以上にフットサルに合っているような気がします。
今月21日から台湾で始まるフットサル世界選手権でも活躍が期待できそうです。

日本人初のNBAプレーヤー田臥勇太、堂々のデビュー

2004年11月04日 | その他スポーツの小噺
 いやあ、すごいなあ。まさかこんな瞬間が来るとはちょっと前まで思っていませんでした。日本人初のNBAプレーヤーとなったフェニックスサンズの田臥勇太が堂々のデビューを飾りました。
 大量リードした第4Q残り10分の出場で、7得点1アシストをマーク。当たり負けしてしまうこともありましたが、物怖じせず堂々たるプレーだったと思います。田臥がつけているフェニックスサンズの1番の背番号は僕の好きだったアンファニー”ペニー”ハーダウェイがつけていた背番号で、なにか本当に頑張って欲しいと思っていました。試合後のインタビューでは練習で目標を取り組むことが重要だと話していましたが、それが実践できてきたからこそ、このような高みまで登ってこれたのだと確信しています。プロのない日本の土壌から世界最高峰のNBAにまで登りつめた田臥選手には敬意を表したいですし、もっと活躍してもらって、後に続く日本人選手に夢を与えて欲しいと思います。ありがとう、そしてこれからも頑張れ!

東北楽天ゴールデンイーグルス誕生とメンタルトレーナー

2004年11月03日 | 野球小噺
 大方の予想通り、楽天とライブドアの新規参入への争いは、楽天の勝利という結果となりました。パリーグの6球団維持、東北地方にチームが出来たことをまず素直に喜びたいと思います。
 まだまだ楽天としてもやることが山積していると思いますが、必ず球界に新しい風を吹き込んでくれると思っています。そこで、楽天の田尾監督は、現状の戦力的には劣っていても個々の能力を最大限発揮させれば十分に戦えると言っていましたが、そのためのうってつけの人材となるのが、メンタルトレーニングや個別の面談などを通して、選手が持っている力を十分に発揮させるための援助をするメンタルトレーナーだと思うのです。アメリカで学んでいた三木谷オーナーもおそらく既存のオーナーよりはメンタルトレーナーという職業に十分に理解があり、受け入れやすい環境だと思いますし、球団にとっても新しい目玉になると思います。必ず力になると思います。三木谷オーナーやキーナートGM、田尾監督には是非一度考えていただきたいと思います。