僕はF1も好きで実際に鈴鹿に何回かF1を見に行ったこともあります。今回F1ヨーロッパグランプリで佐藤琢磨選手が日本人過去最高の予選2位をゲットしました。本当にすばらしいことで興奮しました。決勝でもトップで数周するなどいいパフォーマンスを見せてくれましたが、残念ながらあと少しのところでリタイアとなってしまいました。リタイアの直前に他車と接触してしまい、それも影響したかもしれません。もう少し冷静であれば、前の車との速さに差がありましたし、あとで抜くことも可能だったかもしれません。実際に接触した車のドライバーもそう言っていました。しかし、佐藤選手はレース後のインタビューで自分の車は抜くことができたが前の選手がバックミラーをよく見ていなかったとコメントしました。負けん気の強さが垣間見え、さすがに下のカテゴリーのイギリスF3でぶっちぎりのチャンピオンになった選手だなと感じました。チャンピオンのメンタリティーを持ち、常に高い目標を設定し挑戦することを止めない佐藤琢磨選手は必ず近いうちにF1のワールドチャンピオンになってくれると思います。
先日シアトルマリナーズのイチロー選手が日米通算2000本安打を達成しました。僕も心理面で優れていると感じるアスリートの1人です。実際に真のスーパースターと呼ばれる人たちはやはりメンタル面も超一流です。彼の準備の仕方もそうですし、目標の設定の仕方もスポーツ心理学で言われてきていることと一致しています。
目標設定に関しては、彼はその日2001本を打った後のインタビューで次の目標を2002本目を打つことだと言いました。記者の人たちはもしかしたら3000本という数字を聞きたかったかもしれません。しかし2002本目なくして3000本はありえないのです。地にしっかり足をつけて努力しているイチロー選手の姿が見えてきますね。また彼はシーズンの目標といったものをあまり立てません。首位打者であるとか何割打つだとか。首位打者というものは相対的なものであるし、打率は変動するものであって、あまり目標設定に向いているとは言えません。唯一彼が目標としている数字はシーズン200本安打!この数字は減ることはないので思考がマイナスになることを防いでいると思います。打率などを気にしていたら下がってきたときにやっぱり気になりますから、マイナス思考になってそれがスランプの原因になるのは良くあることです。このあたりのことも雑誌やインタビュー記事などを読んで現役のアスリートの人たちは参考にしてもらいたいですね。準備の仕方についてはまたの機会に。
目標設定に関しては、彼はその日2001本を打った後のインタビューで次の目標を2002本目を打つことだと言いました。記者の人たちはもしかしたら3000本という数字を聞きたかったかもしれません。しかし2002本目なくして3000本はありえないのです。地にしっかり足をつけて努力しているイチロー選手の姿が見えてきますね。また彼はシーズンの目標といったものをあまり立てません。首位打者であるとか何割打つだとか。首位打者というものは相対的なものであるし、打率は変動するものであって、あまり目標設定に向いているとは言えません。唯一彼が目標としている数字はシーズン200本安打!この数字は減ることはないので思考がマイナスになることを防いでいると思います。打率などを気にしていたら下がってきたときにやっぱり気になりますから、マイナス思考になってそれがスランプの原因になるのは良くあることです。このあたりのことも雑誌やインタビュー記事などを読んで現役のアスリートの人たちは参考にしてもらいたいですね。準備の仕方についてはまたの機会に。
みなさん、はじめまして!これからスポーツでの出来事に心理面からアプローチするメンタルトレーナーの小噺を始めていきたいと思います。スポーツ心理学・メンタルトレーニングなどに興味がある方は是非どうぞ!ホームページを作るのも簡単になって、このような場が持てることを本当にうれしく思っています。疑問・質問・感想などあればお気軽にしてください。これからどうぞよろしく!