21年、仏。フランソワ・オゾン監督
ソフィー・マルソー(作家役)
アンドレ・デュソリエ(クレジット見て彼だとあとでわかった)
Sランプリング(妻役)ハンナ・シグラ(スイスの安楽死協会の幹部)
父は美術系実業家、娘二人もアート系。
原題は「すべてうまくいきました」邦題はそうつけられなかったのね。
脳梗塞で倒れた父、85歳半身まひ。鬱気味。
裕福。安楽死を希望。安楽死は高額ではないがお金もかかる。
スイス、すぐ91歳で安楽死したゴダールを想う。
オゾン作はかなり見ている。安楽死、という重いテーマを
ユーモアも入れ滑らかにしあげている。
セリフに「セメントの心の女」父が妻(ランプリング)をそういう。
その通り冷たい妻。この人、痩せ高齢でさらに怖い顔になった。
父はバイセクシャル、娘二人を生んでいるが男が好きのよう。
元彫刻家の妻は杖をつき別居中。
父はソフィーに安楽死したいという。妹に話す。
姉妹の奮闘が始まる。スイスまでどうやって連れていくか?
ネットで調べる。簡単ではない。父の決意は?
父へ作ったサンドイッチ、最後の晩餐で着た
ソフィーの赤いセーターが残る。
1つわからないシーン。ソフィーの子供時代か?
車に父と乗り、途中で嘔吐。食べすぎたのか?
ソフィーは過食気味だった?
音楽は父が好きなブラームス、ベートーヴェン、シューベルトなど
クラシックが多い。オゾンもゲイだったか?
前、NHKドキュメントで、日本人がスイスでの安楽死を見た。
高齢化社会、安楽死は大きな議論になる。
仏ではこの映画のようにいくが、日本ではまだまだ。
〇フランスの名匠フランソワ・オゾンが、「スイミング・プール」の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説を基に、
安楽死を望む父親に翻弄される娘の葛藤を描いた人間ドラマ。
ユーモアと好奇心にあふれ、生きることを愛してきた85歳の男性アンドレ。脳卒中で倒れ身体の自由がきかなくなった彼は、
その現実を受け入れられず安楽死を望むように。人生を終わらせるのを手伝ってほしいと頼まれた娘エマニュエルは、
父の気が変わることを願いながらも、合法的な安楽死を支援するスイスの協会に連絡する。父はリハビリによって徐々に回復し、
生きる喜びを取り戻したように見えたが……。
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