本日は浅草「駒形どぜう」を味わってきました。
暑くも寒くも無い、薄曇り。
GWの観光客でごった返す浅草雷門を抜けて、しばらく歩くと
「どぜう」の暖簾(のれん)が目に入って来ます。
創業1801年と言いますから、今から約200年前。
ということは、江戸時代から伝統を守り、庶民に愛されているのですね~
ガラリと戸を開けると、そこに飛び込んできたのは~
(いつもこのパターンで始まります・・(*^^)v)
「鰌(どじょう)鍋」を囲んで歓談する江戸の・・ではなく・・平成の庶民の一群。
でも、店の造り、雰囲気、テーブルが無くて細長い板の上に食事が並べられる、従業員のお姉さんの絣(かすり)の着物姿・・等を見ると
ちょんまげ結ってる人が座っていてもちっとも不思議ではないのです。
ここ「駒形どぜう」は「鰌鍋」が名物!
お酒は本場アサヒビールと、振袖(燗酒)、樽酒 です。
炭火の上に浅くて小さな鉄なべが置かれます
そこには鰌がきちんとお行儀よく並んでいます。
鰌って泥臭くないの~? と思うでしょう?
ここが、このお店の秘伝の技術ですね!
生きた鰌にお酒をかけ、酔った鰌を甘みそ仕立ての味噌汁で煮込むのです。
なので、鉄なべの上の鰌は味がしっかり染み込んで、頭も骨もとろとろでとろけちゃう柔らかさなのです。
そして、トッピングにささがきごぼう、ネギ ←この量の多さにビックリ! を乗せます。
甘辛いけど、さっぱりしたつゆをかけながら、ネギがくったりしたところに サンショウ、七味をかけて頂きます。
お酒の酔いも心地よく
う~~~~~~~~ん! 美味!
鰌ってこんなに美味しかったの!再発見~!(^O^)/
☆炭火の上の「鰌鍋」
☆店内はこんな感じ
「また来るね~!」
と外に出ると 隅田川の向こうに 今月22日開業の「スカイツリー」が見えました。
200年前の江戸文化から、いきなり近代建築美のタワー。
その狭間(はざま)に立ち、俊足に駆け抜けていく時の流れにしばし戸惑った私でした・・・・
☆空へ伸びる木をイメージしたスカイツリー
でも、その、どじょうも良いもんだよな。生きたままお酒にお風呂に入れてもらって、そして魅力的な たらこ唇(ごめんなさ~~い) に・・・。俺も、そういう どじょうになってみたいもんだよな。やっぱり江戸に出なくっちゃな。田舎に引きこもっていてもダメだよな。でもなぁ~。石川五右衛門じゃあるまいに、煮立てられるのは、御勘弁だけどな!!
ところで、200年なんて、それほど長い時間じゃない、なんても思いますが、世の中、ビックリするくらい変わっていますよね。江戸のお町人さんたちも、新幹線・飛行機・高速道路・高層ビル、そして東京スカイツリーのようなものができるとは、全く想像もしていなかったのではないでしょうね。
これから200年後、やはり東京の街は、我々の想像超えた変わりかたをするのではないでしょうかね?そして、それでも、たぶん「どじょう鍋」は続いているのではないでしょうかね。そんな気もしますよね~。
「大判焼き」も、きっと、なくならないだろうなぁ~~!!
鰌からも良いだしが出るでしょうから・・・・
お酒もすすんだ事でしょう~~元気で美味しい料理が頂けるなんて最高ですね。
一度、食べてみたいですね。
スカイツリーは来年行く予定です。
今年いっぱいはたぶん人が多過ぎると思うので‥‥って、来年も一緒かな
あと、隅田川の横に見える、黒いビルの上に乗っかった金色の物体が‥‥どうしても、アレに見えてしまう
今日は江戸っ子やんか~!カッコイイね!
江戸っ子は気が短いもんね。パパッ!と食べたいでしょ?
で、ドジョウの鉄なべも小さくて浅くてすぐ煮えるようになっているんですよ。
ドジョウちゃん、ちょっと残酷でごめんなさい
今から200年後も相変わらずドジョウを食べて、私達のことに想いを馳せてくれる人たちがいることを<切に>願っています
美味しかったですよ!
ドジョウのイメージがすっかり変わりました。
お酒ね・・
若い頃はどんどん飲めちゃったんですが、今は「限度」を知りましたよ~
「ほろ酔い加減で止める」 これがベストです^^
私も初めてだったんです!
食わず嫌いと言うのでしょうか~
臭みがある、小骨が硬そう、姿形が嫌・・等の理由ですが・・
あらら!
来年スカイツリーにいらっしゃるの!
楽しみですね(*^。^*)
アレね!(笑)アレは最初は縦にして炎のイメージを表すつもりだったそうです。
ところが危険だというクレームがついて、横に寝かせちゃったのよ・・
そうすると。。。イメージがガラリと変わりましたね(笑)
ちなみに下の黒い建物は「アサヒビールのレストラン」です
だって今まで鰌って食べたことないんですよ~
人生損してますよね、俺
超美味しそう!!!
でもめるままさんの報告を読ませていただくと美味しそうですね
江戸の雰囲気を感じられる街っていいですね。
江戸の庶民の暮らしがわかる時代小説が大好きです。
以前も紹介しました『みをつくし料理帖』という本はほんとにおもしろいですよ。
年間に2冊でるそうで、2012年版が出たようで図書館に予約しようとしたら39人待ちでした。
なのでアマゾンで購入!届いたのでこれから読むのがすごく楽しみなんです
え?まだ召し上がったことがありませんか?!
なぁ~んてエラそうに言ってますが(笑)私も初体験だったのです^^
ん・・・
そうですね。
私ももう先が長くないので(笑)食べたことが無い物はこの際、何でも食べておこう!と思ったのです。
是非、どうぞ!美味しいですよ!
まだ召し上がったことはありませんか~
そうですよね、
このようなものは何か特別な機会が無いとなかなか食べる気になりませんが・・・
最近、東京下町の老舗名店に興味をもちまして、ボチボチ巡ってみようかしら~と思っています^^
時代小説でお料理の話が出てくるのが好き、と仰ってましたね。
遠い過去の人々がどのような料理を作り、舌鼓を打っていたか・・興味深いですよね!