中国「華中」の旅⑫～毫州『花戯楼・三国纜勝宮・曹氏公園』編

８月１５日（水）
今日は「毫州」を観光後、「徐州」へ行かねばなりません。
ここ「毫州」でのリミットは14時までかな…。
居心地悪い「ホテル」だったから、７：００にチェックアウトしました。

まず「ホテル」から歩いて行ける『華祖庵』へ行ってみるも、７：１０じゃ開館してるワケ無いわな…

次は『曹操運兵道』を目指します。
７：２５この『曹操運兵道』の出口付近の交差点に「曹操」像を発見。

入口らしき門を発見するも、まだ開いていない様子。
ここは「曹操」が用いたとされる「地下兵道」で、現存する「中国最古の軍事地下道」です。
「深さ2mから3m、幅は1mから1.5mほど」で、「約2kmの長さ」があります。
公開されているのは一部だけらしいです。
「運兵道」の逆端にも入口があるかも？と思い、「人民路」を進みましたが入口どころか、かなり行き過ぎてしまってた模様です。

諦めて「輪タク」を拾い、『花戯楼』を目指します。
この「花戯楼路」も旧街を再現したような建物が多いです。

８：１５『花戯楼』に着きました。

近くの広場には、ここ「毫州」出身の著名人の壁画がありました。
「三国志」に関係ある人物だけ紹介します。

「曹操」配下の武将「許褚」と名医「華佗」。

「曹操」の息子「曹植」と「曹丕」、そして「曹操」です。
ちょうど「曹丕」の壁画は作業員が清掃中で、帰りに撮り直ししたもの。

裏側には、いつの時代のか分からないけど「毫州」の街並みが。

入口を見付け、券を買って入場しました。

実はここ、『大関帝廟』という名もある「関帝廟」なんです。

でも何も「関羽」に関する物は有りませんが、中の建物の装飾の中に「関羽」のように「赤い顔」をして「髭」を生やした武将が１人いる。
これは果たして「関羽」か他人の空似か？
８：５０『大関帝廟』を出て、「タクシー」を拾い『三国纜勝宮』に向かいます。

少し行った「和平路」で「華佗」像を偶然にも発見
「タクシー」を止めて写真を撮って来ました。

９：０５『三国纜勝宮』着。

「入場券（28元）」を買って入るも、まるで「廃墟」のようです…
２階にいた「関羽」は手首から無いし…
「これで28元とはどういう事や」と文句を言ってやろうと思っていたら、誰か知らんが「こっちへどうぞ」と。
小さな入口から中に入ると…

「人形館」があったんですね…。
弟を連れた中学生くらいの女の子が説明をしてくれました。
もう１人中学生くらいの男の子がいたけど、お前も兄弟かい？

「劉備」に英雄論を語る「曹操」と、心配して下で待つ「張飛」と「関羽」。

「長坂坡」での「趙雲」。

「赤壁」で東南の風を呼ぶ「諸葛亮」。

東南の風による「周瑜」の火計で炎上する曹軍船団。

南方平定の際、敵の猛獣を使った攻撃に「からくりマシーン？」で対抗する「諸葛亮」。
電動で動きや音もあるんだけど…何とも言い難い「人形館」でしたね…

９：４５すぐ隣の『曹氏公園』へ。

「曹操紀念館」があり、入りました。（10元）

少し「紹介」します。
ここも「人形館」でしたが…これが「関公（関羽）」だなんて…

東南の風を呼ぶ「諸葛亮」。

「三顧の礼」。

「三国演義」では悪役のイメージが強い「曹操」ですが、歴史的にも貢献した「曹操」は、「文学家」「政治家」「軍事家」（それぞれの像）の３つの顔を持っており、才能溢れる「英雄」であります。
最近、「曹操」が世間で見直されているらしいですよ。

「貂蝉」が「呂布」と「董卓」との仲を裂くために一肌脱ぎます。

「桃園結義」。
客が全然いないので俺が入る時に「電気」を点けてくれたんですが、この「人形」じゃ、まるで「おばけ屋敷」ですよ。

「曹操紀念館」を出て、同じく『曹氏公園』内の「曹操宗族墓」へ。
「曹操」の祖父である「曹騰」の兄弟４人の墳墓があります。

これも４つの墳墓の中の１つ。

実はさっきの「曹操紀念館」で、ある「中国人男性」から「日本人の方ですか？」と声を掛けられ、少し話をしてたんです。
彼は「日本」の大学に留学後、東京のある会社で働いていて、今は「夏休み」で中国に帰国してるんだって。
彼は「毫州」から少し離れた町に住んでて、ここに来るのは初めてだそうです。
今日彼と会ったのは「２度目」です。
やべぇ…また字数が多くなり過ぎた…。
続きは後半で。