ちいさいやつら

わが家のセキセイインコとアキクサインコのお話

こぼれ話(12)

2017-01-20 10:00:00 | その他
病院から帰宅して
ほどなく膨らみ始めたメイ
家のケージも病院と同じく
28度にしておいたので
すぐにそこに入れて様子をみました
でもどんどん具合が悪くなっていって
ついにご飯を食べなくなりました





ほらやっぱり具合悪いじゃん
どこが元気なのよっ
と11日間も世話をしてくれた病院のスタッフに
悪態をついてみたり

ただ、入院中のコが退院して家に戻ると
環境が変化したことでご飯を食べなくなり
再入院するという話を聞きますが
メイもそのパターンなのかもしれないし
慣れないところで弱みを見せたら
襲われるかもしれない本能で
病院では具合悪いのに
元気に振舞っていたのかなと思ったり

ともかく、食べないコの世話は
綾子のときに散々やってきたので
慣れているつもりでしたが
いやいやどうして、やっぱり大変です

途中、脚でお腹を蹴ってる仕草もしていたので
胃腸が痛いのかもしれません

結局コーンの缶詰を買いに走り
それを少し食べてくれたことがきっかけでうんちが出て
オーツ麦をつまめるようになり
療養して三日目には
食べ放題にしておいたせいで
ドーンと体重が増えて逆にあわあわ(苦笑)

体重制限をしているコは
リバウンドすると脂肪肝まっしぐらなので
慌てて食事制限をスタート
でもなにはともあれ食べられるようになってよかった

それでも背寝したり脚を上げたりして
まだ本調子ではないけれど・・・

(つづく)

こぼれ話(11)

2017-01-19 10:00:00 | その他
メイは11日間病院に預けていました
精巣腫瘍の投薬治療をしているので
預かってもらえましたが
通院歴があるからといって元気であれば
預かってはもらえません
サンちゃんと別々になったのはそれが理由です

メイは私が預けたときは膨らみ気味でしたが
引き取るとき
病院ではすこぶる元気で食欲もありましたよ~
と苦笑気味に言われ
お会計の時にも入院費というよりペットホテル代ですねと
ちょっと嫌味にも聞こえてしまう物言いをされました

まぁ元気だったのならいいけれど
預けたときは確かに具合が悪かったので少し不思議でした

さて、帰宅後のメイはというと





目を三角にして怒っていましたよ
近寄ればサッと逃げたりして・・・

このコは今まで、入院というものをしたことがなく
どこかに預けるとしても独りきりではなく
綾子やサンちゃんが一緒で
かつ放鳥をしてもらえるところだったので
それとは真逆の11日間は
かなりの緊張を強いられたのではないかしら
可哀相なことをしました

しばらくしてこちらへ飛んできたけど
私の肩に一瞬タッチして別のところに止まりました
久しぶりのママだから近くに行きたいけど
なんでこんなに長くボクをひとりにしたんだよー!
そんな不信の気持ちがいっぱいに見えました

そしてメイは
見る間に膨らみ始め、具合が悪くなりました

(つづく)

こぼれ話(10)

2017-01-18 10:00:00 | その他
私が入院している間
じーちゃんは介護施設へ
メイは少し調子が悪いので病院へ入院という形で
そしてサンちゃんは前にもお世話になった
プルームさんに預かって頂きました

手術は腹腔鏡で負担も少なく入院は一週間

その間、サンちゃんのみならず
メイもとても元気ですよ~と聞いていたので
ああよかったと安心したものです

ただ、退院後に引き取ったじーちゃんが
10日間で5キロ痩せ
自力で歩けなくなっていたのは大誤算でした
施設でやることがないからずっと寝ていて
足の筋肉が落ちたみたい

そのせいで帰宅翌日に家で転倒
ドアノブに頭を打ちつけて目の上も切り
救急車で病院へ
その時のCTでは問題なしといわれましたが
後から来るかもしれないので気をつけてと

私自身は退院直後こそフラフラしていましたが
いきなりフルスロットルで動いたことが
ショック療法になったのか
気づけば吐き気も吹っ飛んでいて
笑っちゃうほど元気
これだけは本当に助かりました

そしてメイを病院に迎えにいきました

(つづく)

こぼれ話(9)

2017-01-17 10:00:00 | その他
そうこうするうちに
メイの問題行動がピタリととまり
そして具合が悪くなりました
再び換羽が始まったのです

ついに換羽のたびに
具合が悪くなるようになったか
などと思ったのも束の間
キレイなピンク色のろう膜が
どんどんくすんでいきました





病院に連れて行き
精巣腫瘍の診断を受けました
言われなくてもわかっていたけれど・・・

メイの問題行動も
精巣が痛くてやっているのではないかと訊いたけれど
それはなんともいえない、でも
もしかしたら精巣の腫瘍細胞が
脳に飛んで起こしている可能性もあるとのことで
薬が処方され、これが効いて問題行動が減れば
それはそういうことだということでした

あと
体重を落としましょう、1~2g減らすイメージで・・・
ともいわれました
食餌制限をして今は28g台
ただでさえカツカツしてるのに
さらに減らさなければならないのは
生きてる楽しみを奪うのではないかと思えて
なんともいえない気分に・・・

そんなメイはというと
なんとなく膨らんでる毎日で左脚を上げています
精巣が脚の神経を圧迫してるのかな

そんななのに自分が入院する日が来ました

(つづく)

こぼれ話(8)

2017-01-16 10:00:00 | その他
さて
その頃には私自身の手術が決まっていました
自分のことをここで書くのもあれですが
さくっとお話しすると卵巣の全摘です
腫瘍マーカーがはね上がってしまったので
放っておけなくなり切ることに

手術は4ヶ月待ち
良性か悪性かは実際に切ってみないと分からず
うずくのをなだめながら
待ってる間にどうにかなったら嫌だなとか
悪いものなら術後は治療に通わねばならないのかとか
そうでなくても取ったら
更年期症状が一気に押し寄せてくるかもしれなくて
色んなことが憂鬱な上
今でこそ笑い話ですが
死ぬことも無くはないので
後のことを考えておかなければなりません

鳥たちをどうするか
じーちゃんをどうするか
会社をどうするか
さまざまなことを人に頼んだりメモを書き残したり
防犯対策として重要な書類を貸金庫に預けたり

そういう
いわば後ろ向きな作業ばかりをしていたら
精神的に少し落ちたのか
問題行動を取るメイを見たくなくて
自分から見えないようにカバーをかけたりしてました

今ならこんなことはしないけど
まったくもって薄情なものです
メイには落ち度がないのに・・・

(つづく)

こぼれ話(7)

2017-01-15 10:00:00 | その他
再び問題行動が始まったメイ

もちろんそれまでのように
計画的無視をしましたが今回は無くならず
そればかりか回数も増え
声も大きくなるしで
これも想定内なのか?と思いながらも
心の内ではお手上げ状態でした

そのうち

これって本当に問題行動なの?

どこかでずっとそう感じていた自分の思いが
またムクムクと育ち始めました

発情期にのみ現われ換羽になると消失する行動
これはサンちゃんの毛引きにも言えることなので
発情による問題行動といわれれば
そうなのだろうと思うのです

でもこの2年、メイは食餌制限をし
おしりスリスリも完全になくなったのになぜ今?
8歳を過ぎ、もう穏やかになったのに
今更問題行動なんてするの?

問題行動って何かに不満を覚えて
それがある行動として現れたものだと理解してますが
うまくいえないけれど
メイのキキッはそういうのとは少し
系統が違うように見えるのです

怯える姿がただの演技ならば
主演男優賞ものだなと思ったり

その頃の私は
左脚を上げている姿と
後ろを振り返って噛むような仕草をみて
あることを連想していました

精巣が時々うずいて痛いから
こういう行動をしているのではないか・・・
精巣は背中側にあると聞いたことがあるからです

* 横浜小鳥の病院より *
http://www.avianmedicine.jp/category/1556358.html
精巣は腸管腹膜腔の背側に靭帯でくっついているとのこと

(つづく)

こぼれ話(6)

2017-01-14 10:00:00 | その他
さて、問題行動がなくなったメイは
換羽に突入しました

いつもより大人しく
珍しく背寝を続けていて
メイが換羽でだるそうにするのは
初めてのことなので
少し心配しましたが
ご飯は食べていたので
保温しながら見守っていました

やがて換羽から抜けてさらに日が経ち
だんだんと発情傾向を示すようになり
いや~な感じがし始めた途端
再び問題行動が始まりました




これはキキっとやって
自分でも驚いて金網に張り付いたところ

はぁぁ・・・

(つづく)

こぼれ話(5)

2017-01-13 10:00:00 | その他
そうか、自分がスイッチを入れたのか・・・
ガッカリしながらも問題行動とあらば
やるべきことはひとつ、無視

その行動をとってもメリットは何もないよと
そう教えるために
無視(計画的無視)をするわけですが
その代わりに
望ましい行動をとったらご褒美をやること

そこらへんの鳥参考書にも書いてあることですが
簡単そうでいて難しい

ただ、サンちゃんの毛引きのときに
少しだけ読みかじった行動分析学の本によれば
無視を始めたら一時的に行動はひどくなるけれど
諦めずに続けること
さらに途中で行動が消失したように見えても
ぶり返すことがあり
それもまた想定内であること
ぶり返しは何度か続くこと
そう書いてあり
これを知っているかどうかで
こちらの対処も随分違うように思います

蛇足になりますが
ひとつ、テレビのリモコンを例に挙げると・・・

リモコンを押すとチャンネルが変わる
→しかしリモコンが反応しなくなった(無視)
→リモコンのボタンをあれこれ押してみる
 時には電池を換えたり
 頭にきて投げつけたりもする(一時的な行動の増加)
→それでも反応しないとリモコンに触らなくなる(行動の消失)
→さらに数日経って
 本当に壊れたのか、今なら動くのではないかと
 再びリモコンを手にしてボタンを押してみたりする(ぶり返し)

人間でもこういうことをやりますよね
もういいやと諦めるまでに時間がかかるわけです

実践して難しかったのは
望ましい行動をしたときにご褒美をやるということで
これはいまだにうまく出来たのか自信がないです

でも、一ヶ月ほどかかりましたが
問題行動は無くなりました

(つづく)

こぼれ話(4)

2017-01-12 10:00:00 | その他
さて、サンちゃんに続いてメイまでもが
問題行動を起こすようになったわけですが
本当に問題行動なのかという疑問とは別に
心当たりがあるとすれば
じーちゃんの介護と自分の不調で
鳥たちに気が向いてなかったことでしょうか
もしかしたら私のイライラが伝わったのかもしれません

そしてふと思い出しました

問題行動を起こす何日か前のことですが
寝てるはずのメイが
キキっと悲鳴にも似た声を出したので
駆け寄ってカバーを開けて
どうしたの?と覗き込んだことを・・・

その時はキョトンとした顔をするばかりで
それ以上でもそれ以下でもなかったのですが
それが2回(2晩)続いたのです

問題行動であるならば
これが引き金だったのかもしれません

キキッと叫べばママが来る

どこかでそういうスイッチが入ったのかも・・・

(つづく)

こぼれ話(3)

2017-01-11 10:00:00 | その他
キキっと叫んでくるくる回るようになったメイを
病院で診てもらいました

私は始めに先の動画を見せ
「ダニではないか」と言ったのですが
先生はまずメイの心臓の音を聞き
喉の奥を灯りで照らしてじっくりと診て
そしてメイをそのままキャリーに戻しました

翼を広げてダニのいそうなところを
セロテープでペタっとやって
それを顕微鏡でみたりしないのかしらと思ったのですが
カルテになにやら書き込んでから黙り込む先生
いつもならサッサと診察を終えるので
その時間が非常に長く感じました

と、突然

「違う場合もあるのだけれど・・・」

そう前置きしてまた黙る先生

珍しく悩んでいるなぁと・・・

そして

「こういうのはほぼ9割方、問題行動だと思います
 毛引きとか自咬とかあるけど
 そういったのと同じでよくあることです」

えっ、まさかの問題行動?
キキっと叫んでくるくる回る行動が??

でもどうしても私はダニ説が捨てられなかったので
それを確認しましたが
即座に違うと切り捨てられました

その時は顕微鏡で見てもないのに何が分かるのかと
少し反発する気持ちもありましたが
落ち着いて考えてみればさもありなんかな

怯えるような行動をとっていても
食欲がある、体重が減らない、うんちもいつも通り

この元気印の大原則の前では
問題行動といわれても仕方ないかもしれません

というか、診断に困る場合
人間がストレスといわれてしまうのと同じように
鳥の場合は問題行動と言われてしまうのかなと思ったり・・・

ちなみに
「違う場合もあるのだけれど」
と言っていたその違う場合とは何ぞやと
訊いておけばよかったと思ったけど
それはもう後の祭り

(つづく)

こぼれ話(2)

2017-01-10 10:00:00 | その他
さて
メイがおかしくなったというのは
一体どういうことでしょう

こういうことです

(動画27秒)

https://youtu.be/tSzRPOhjpxQ

(動画27秒)

https://youtu.be/5AVA4mgu8UM
(何かが背中に触れているわけではありません)


後ろを向いてキキっと叫んだり
時にはくるくる回るようになり
そのうち床に降りて怯えるようになりました





これ、ご機嫌にお喋りしている最中でも
ご飯を食べてる最中でもやるのです

それも一日に何度も何度も・・・

こういうのが突然始まったのですが
私はこれはダニの仕業ではないかと思って
病院へ連れて行きました

(つづく)

こぼれ話(1)

2017-01-09 11:00:00 | その他
さて
ブログをお休みしている間のことを
少し書きたいと思います
よろしければお付き合いくださいね


ブログをお休みしようと思った当初の理由は
介護で余裕をなくしイライラし始め
夏ごろ、ついに怒鳴ってしまったことです
じーちゃんは脳梗塞の影響で言葉が話せず
筆談だけが頼りなのですが
春ごろからそれも
何を書いているのか分からなくなり
コミュニケーションが難しくなってきて
それが意外にキツかったのです

ただ、私のイライラの原因は
介護疲れだけではなく
少し前から続く腹痛もその一つでした

それは追ってお話しますが
優しくできないことへの自己嫌悪と毎日主張する痛みに
こんな精神状態では楽しくブログを続けられないと
そう思ってお休みすることに

さらに少ししてから
メイがおかしくなってしまったのです

(つづく)

謹賀新年

2017-01-01 11:05:02 | その他









新年早々、失礼いたしました^^


お久しぶりです ayameです

昨年後半は個人的に色々ありまして
ブログが進みませんでしたが
今年はもう少し書けたらなぁと思ってます

お休みしている間のことも
書きたいと思っていますので
よろしければまたお付き合いくださいね

本年もよろしくお願いいたします


「文鳥+インコ≒とりもの博」(予告展)

2015-10-15 11:05:04 | その他
お友達のコトリエ(kotolier)さんも出品している
イベントをご紹介させてください





「文鳥+インコ≒とりもの博」の予告展です

2015年10月13日(火)~19日(月)
東京渋谷西武店A館7階 サンイデーウィークリーショップ
スクランブル交差点からすぐ

私も行ってきました
平日の昼間なのに
ひとり、ふたりと途切れることなく
お客さんが来てましたよ

お近くの方は是非

本展は来年4月に
渋谷と押上の2ヶ所で本開催とのことです

(コメント欄閉じてます)

うちのコ仕様

2015-08-29 15:08:30 | その他
寒くて便座の保温スイッチを入れました
8月なのにー、、、
ayameです


さて今日は
コトリエさんの作品をご紹介させてください





ピンブローチの綾子と





ピアスのメイサンず

以前、羊毛でも作ってくださったのですが
今回は夏仕様で
プラバン+レジンの涼しげな仕上がり^^

驚きはその激似完成度

表情もさることながら
サンちゃんの
一色では再現できないピンクの色使いや
メイのお腹の模様に涙出たっ!!
そうなの
メイはこういうたれ乳模様なのよ~(笑)

ちなみにうちのたれ乳くん↓





うん、年取るにつれてたれてくるもんね^^;

話は逸れますが
四色ハルクインのお腹の境界線は
横一線である方が高級とされてるそうです
でも私はこのたれ乳模様を愛してやまず

一緒に暮らしているから分かる
そのコの特徴が
ここまで再現されていると
驚きを超えて感動します

もし皆さんも
うちのコ仕様で・・・
と思ったらこちらへどうぞ↓
プレゼントにもよろこばれるかも^^

kotolier
http://kotolier.wix.com/mnkotolier
オリジナルオーダーは
お問い合わせしてみてくださいね

(コメント欄、閉じてます)

顔文字にご注意ください

コメントをくださる方へ

ありがとうございます。
gooブログでは "<" の小文字(半角文字)を使用すると、
それ以降の文章が切れてしまいますので、
顔文字を使われる場合は、お気をつけください。

特に (>_<) ←この顔文字の小文字版を使う場合はご注意くださいね。
gooにはリクエストしていますが
仕様だとのことで、修正は難しいようです。
ご不便をおかけしますが、どうぞご了承ください。