細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

辛い決断

2005-11-09 19:13:24 | 国会活動
昨日決まった民主党の公認基準が波紋を読んでいます。落選中の人は、3回連続小選挙区で当選できなかった場合、新人は2回連続で小選挙区で当選できなかった場合、原則として公認しないというものです。併せて年齢制限も設けられました。この基準だと、元職も新人も公認されるのは半数程度にとどまります。政治家の生死がかかっているだけに、反発も強烈なものがあります。当然、決定した常任幹事会の中でも、様々な意見が出ました。落選中の人の顔を思い浮かべると、常任幹事の一人として参加した私にとっても、本当に辛い決断となりました。
しかし、これは民主党にとって超えなければならない壁だと私は考えています。現職を300人近く抱えている自民党にはもはや空白区はありませんので、次回の選挙で自民党から新人が出る余地はほとんどありません。一方で、民主党も今回の選挙でほとんどの選挙区で候補者を出しましたので、このままいけば新人が出る余地は限られます。国会に新たなチャレンジャーを迎えるためにも、民主党が政権を取るためにも、この壁は超えなければなりません。