最近、気になるニュースの一つがフランスの暴動です。先日、フランス大使との朝食会(私はフランス通ではないのですが、なぜか、時々お招き頂きます)でも、話題になりました。移民の受け入れと社会の格差拡大は、わが国にとって決して他人事ではありません。移民は時間をかけて議論するとしても、総理が主張する「小さな政府論」は、立ち止まって捉えるべきテーマです。年金、医療、介護、治安などで、小さな政府をとことん探求すると、社会の格差を確実に広がります。小さな政府イコールパラダイスという風潮には強い危機感を感じています。