細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

天下りバンク

2007-05-18 21:32:33 | 国会活動
いよいよ、天下りバンクの審議が本格化です。

火曜日には、久々に本会議で登壇しました。天下り法案の代表質問です。後半国会の争点でもある天下り法案の総理入りの質疑での登壇ということですので、ありがたいチャンスを頂いたと思っています。再質問にも初めてチャレンジし、かなり気合を入れて挑んだのですが、少々空回り気味で、今ひとつの出来ばえでした。答弁の中では、この法案の肝となる新人材バンクのあり方を、渡辺大臣が、すべて有識者会議に丸投げしていたのが気になりました。

今日は、本会議に続き、内閣委員会で天下り法案で質問しました。再び「有識者会議で検討します」という答弁を繰り返す渡辺大臣に対して、今度は、私も譲らずがんばり、何回か審議が中断しました。永田町用語で、いわゆる「止まる」というやつです。審議を「止めた」のは、久々です。委員会質疑が中断するのは、決して喜ばしいことではありませんが、審議が不十分なまま法案を通すことは許されませんので、時として納得するまで引き下がらずにがんばることも必要になります。国会審議も最終局面。後半国会のキーワードは間違いなく「天下りバンク」です。

もう一つのキーワード候補は「消えた年金」となりそうです。国民の皆さんの大切な年金情報を、散逸させた社会保険庁を、日本年金機構という特殊法人に衣替えすることで、逃げ切ろうというのですから、許せません。ここが、元祖行革政党・民主党のがんばりどころです。