細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

北京より第二報

2005-12-13 09:23:00 | 外交
北京からの報告です。
朝の前原代表の講演に始まり(写真あり)、阿南大使との昼食、人民解放軍幹部との会談、間に五島議員辞職会見に対する代表コメント、事務方打合せを兼ねた夕食、京劇鑑賞、記者墾、代表と党大会打合せをと、なかなか忙しい一日でした。
軍拡を進める中国を現実的脅威とする前原代表と中国関係者とは時に激しくぶつかりますが、率直な意見交換があればこそ、定期協議が必要となります。私も東シナ海のガス田問題をぶつけてみました。
明日は最終日。メインの会談に誰が出てくるか決まっていないのが気掛かりですが、前原流を明日も貫いてもらいたいと思っています。

北京から第一報

2005-12-12 09:20:26 | 外交
レンタル携帯からメール送信が出来ましたので、北京通信を送ります。
昨夜、北京飯店に入りました。角刈の入館職員が鼻歌を歌いながら迎えてくれたのが、中国の第一印象となりました。首都の人々が想像したほどビリビリしていなかったのには、ほっとしました。第一印象は良かったのですが、街中は空気が悪くて晴れているはずなのに星も見えませんし、一流ホテルのわりには何度も電気が落ちるのと、歯ブラシが置いてないのには閉口しました。

本日から要人との会談が始まります。本当の中国を知るのは、いよいよこれからです。

中国へ

2005-12-11 16:39:15 | 外交
これから、民主党代表団として北京に行ってきます。
実は、私、中国は初めてです。東シナ海のガス田問題に取り組んできた前原代表や私は対中強硬派と見られがちですが、中国のエネルギーと環境は日本の国益に直結しますので、総合的な取り組みが必要です。
民主党と中国との間で、包括的な協議の場が設けられればと考えています。それはそれとして、中華を食い過ぎないように気をつけます。14日に帰国したら報告します。

姉歯氏証人喚問決まる

2005-12-09 21:30:13 | 国会活動
姉歯氏の証人喚問が14日に決まりました。登場する人物のキャラクターが濃いため、テレビで取り上げやすいらしく、永田町のニュースは耐震偽装に集中しています(ちなみに、議員年金はからっきしダメです)。

日本人の心理とは不思議なもんで、年が明けると、旧年中の話題は沈静化します。ここまで、民主党のバッター(質問者のこと)は、本当によくがんばってきたと思います。再発防止のためにも、どこまで膿を出しきることができるかどうか、来週が一つの山になりそうです。

がっかり

2005-12-08 22:38:24 | 議員年金
今日は実にがっかりしました総理が、与党案を拒否した後、一転、腰砕けで受入れを表明したのです。10年以上の議員が、掛け金の返還か、議員年金の受給を選択できる与党案では、今後40年以上、議員年金の給付が続くことになり、廃止案とは到底言えません。廃止を宣言した総理が前言撤回したことになります。

ここまで来たのは、与党が廃止に近づいてきたのは、民主党が独自の廃止案にこだわったからです。その意味では、これまでの活動に誇りを持っているのですが、ここまで来たら、存続案をノックアウトしたかった。来年度の予算に間に合わせるために、残された時間はわずか。大逆転の望みは、徐々に小さくなっています。ことここに至れば、民主党案を国会に提出して、世論に訴えるしかなさそうです。最後まで、あきらめるわけにはいきません

官から民へでは終わらない

2005-12-05 22:35:05 | 沈思黙考
通学路の安全確保、ゴミ拾い、介護などの福祉、土曜学校など、どこまで官が役割を担うか?これが最近の私のテーマです。

最近考えているのは、官と民との間もしくは重なる部分に、地域社会が担うことのできる役割があるのではないかということです。民主党ではコミュニティ・スクールなどを例に「ソーシャル・コミュニティ」と称して、新たな社会像を模索中なのですが、時代を象徴するキーワードとしては今ひとつの感があります。奉仕?ボランティア?NPO?公?いろいろな言葉が使えそうですが、いずれも手垢が付きすぎていてすっきり来ません。皆さんのご意見お待ちしております。

子供を守れ

2005-12-04 21:18:51 | 子育て日記
忘年会の話題は世相を反映しています。今年の話題は、耐震偽造と少女殺害事件です。このところ頻発している少女殺害事件については、私には同世代の娘がいますので、他人事とは到底思えません。親として、そして政治家として、犯人に対する怒りを通り越して、絶対に何とかせねばとの焦りを感じています。

以前は、世界のどこへ行っても、日本の治安の良さを自慢できたものです。今から失ったものを取り戻すのは至難の業ですが、あきらめるわけにはいきません。性犯罪の再犯防止、地域の防犯対策の徹底など、やるべきことは山積みですが、犯罪を減らす前提として、子供は社会が守るべき存在であり、ひとつの人格を持つ存在であるという事実を、大人社会が再認識する必要があるように思います。

師走到来

2005-12-02 18:25:28 | 地元
師走に入り、肝臓と胃の強さが試される時期がやって来ました。この時期になると、一体私は人生でいくつ忘年会に出ることになるのだろうなどと、ほとんど意味のないことを考えてしまいます。多くの人と出会うことのできる宴会そのものは好きなのですが、うっかりすると1年を振返る暇もなく越年してしまうことになります。

思い起こせば、今年は年初には想像もしなかった総選挙で民主党が惨敗、前原体制の下で役員室長就任と激動の1年でした。今年の師走は、行く年を反省し、来る年の決意を固める時間だけは確保したい考えています。