マルセイユまで足を延ばすかどうかわからない、と書いたばかりだが、今回の南仏訪問は
もしかしたら、これが最後になるかもしれないという気持ちもあり、そうでなかったとしてもそうたびたび行くことがないだろう。
ということもあり、急遽、アルルやアヴィニョン滞在中に会えればと思い、ニーム在住の友人、そして、リールからマルセイユヘ移り住んだヴィルジニにメールを入れてみた。
すると、まずニームのアンヌクレールから「旅程計画を見たけど、ニームが入ってないよ。うちを拠点にしたらいいから、何泊かして」とのことだった。
彼女は2019年だったと思う、マルチーヌからの紹介でご主人とともに来日し、奈良を訪問した折、案内をしただけである。時間がなく家に招待もできなかった。
しかし、2020年の年末にわずか数カ月の闘病のあとご主人が旅立ったのだった。
その時の彼女は、彼の念願の来日旅行の思い出が深く刻まれ、それとともに私たちへの思いも特別なものになったようだと感じられた。
おりしもコロナ禍で、一層孤独感が強くなっていたに違いない。
それ以降、私たちの来日を楽しみにしてくれていたのだった。
これには何としても応えたいと思った。
そして、それから一時間も経たないうちに、マルセイユのヴィルジニからの返事が来た。
「素晴らしいニュース!!ぜひその旅程にマルセイユも加えてください。私たちの家は大きいので、泊まってほしい。見るものがたくさんある美しいマルセイユへぜひ。そしてもし可能だったら、私のおばあちゃんもリールから呼びたいと思う。きっと彼女も会いたいでしょう」とあった。
Lilleのおばあちゃん!!2010年にすでに80歳を超えていた。ああ、会えるなら私も会いたい。
こうなったら、大幅に?変更し、南仏滞在日を喜んで増やそうではないか。
パリは少なくなってしまうが、パリはまた今後も行けるであろう。
決断した。
ニースからアヴィニョンではなく、まずマルセイユで3泊することにした。
マルセイユには以前半日だけの観光をジュリエットと共にした事がある。
それからいろいろ変わったところもあるだろう。
そしてニームも2泊の滞在を加えた。
アンヌクレールからは、パリの滞在場所を探しているなら弟夫妻がAIR BNBをしているから、予算に合うなら聞いてあげるという連絡まで来た。
パリでも友人宅で泊めてもらえるが、アパルトマンに数日滞在するのも悪くない。
ニームとアヴィニョンとアルルの日程は少しの間、フレキシブルにしておくつもりだ。
この分だとパリに戻るのは10月の末ごろになりそうだ。
さて、次は南仏から戻った後のパリだ。
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