つり球・・・
先の読めない難解なストーリーではなく 至ってシンプル!
知り合った4人が協力して 世界を救うといった よくある内容です
しかし、よく出来てるんですよね~
1クールという少ない話数なのに内容盛りだくさん!
真田ユキ
「考えていることが顔に書いている(出ている)ぞ!」と言われますが
ユキ君は テンパるととんでもない形相になってしまうという
まさに そのまま!
文章にすると 表現が難しいですが絵だと直接的で短時間で理解できる
アニメの利点ってところでしょうか
でもそんな彼も次第に顔に出る回数が減り、出てもすぐ平常心に戻れるようになるほど
成長していきます
ハル
彼は異星人です(何のために来たかはヒミツにしておきます)
地球人との接触の仕方が分からない・・・とんでもないことを やっちまうw
それでユキ君も振り回されてしまいますが・・・ここで登場 ユキ君のおばあちゃんのケイトさん!
さすが「亀の甲より年の功」しかもケイトさんはハーフなので
異文化交流がよく解ってらっしゃる!
そんなケイトさんの おかげもあって ハル君は皆と仲良くなっていくのですが
仲良くなればなるほど・・・
特定の国や人種にしてしまうと問題も多いので よくある宇宙人の設定にしているんだろうなぁ~
その方がアニメらしくて 面白いしね~
宇佐美夏樹
夏樹君は「つり王子」と呼ばれるだけあってプロ並の腕前で
バスプロをめざしているのだが・・・
釣りに対して真剣に取り組んではいるものの 様々なわだかまりがあり 前に進めない・・・
そこへ 成り行きとはいえ いいかげんな気持ちで釣りを始めたユキとハルに
厳しくあたってしまいます
ですがユキ君も徐々に釣りに対する真剣さが芽生えてきて二人の距離も近付いてきます
アキラ・アガルカール・山田
アキラ君はDUCKという組織に所属している構成員で異星人の動向を監視していて
ハル君に近付いてきます
実はアキラ君も釣りがうまい!釣りに対して熱く語るタイプですw
全話数の半分位が釣りのシーンなので いつになったら本題に入るの?って思いましたが
四人の信頼関係が築きあげられるのにはやはり これくらいの話数は必要ですかね~
そして全く釣りのことが分からなくても各シーン初心者教室ってなカンジなので問題ないですよ~
人と人の繋がりはとても大切なものだと あらためて教えてもらえたし
久々に清々しさが残るいい作品でした
やっぱハッピーエンドはいいわー!
いくつか好きなシーンはあるのですが 中でも好きなのが
湖面をバスボートで疾走する夏樹君の姿です!
夢に向かって一直線に走る夏樹君 彼ならきっと!と予感させるワンシーンでした
僕のオススメ度は・・・・9.3です