土田咲枝は42歳なる独身だ。
とあるデパートに高校卒業から勤務しているのでかなり長い。
いろいろな売り場に配属されたり事務所勤務にもなった。
しかし、今は一階の靴売り場の主任をしていた。
咲枝は人当たりが良くて顧客の信頼もあつくお客さんが良くついていた。
仕事はハードだった。八時に閉店しても伝票や売り上げの計算など帰宅すると10時近くなるときもある。
電車で二駅先に1Kのアパートを借りていた。
帰宅しても鍵を取り出すなくドアをあける。
彼が先に待っているからだ。
おかえり🎵
ただいま、すぐごはんするね。
ご飯は炊いてるよ🎵
ありがとう。寒いからお鍋にするから待っていてね。
咲枝がコートを脱ぎエプロンをつけて調理をはじめる。
食事が終わり、ニュースを見ながら咲枝とくつろいでいた。
咲枝が
ねえ、日曜日休みなんだ。どこかに行かない?
尋ねると
彼が咲枝の目を見ながら
日曜は実家に帰ろうと思うんだ。
咲枝との事を話すつもりだ。
妻とは離婚する
咲枝は驚かなかった。
四年間付き合っていた。
結婚を諦めた時もあった。
土曜から帰るから君は心配しないで待っといてほしい。
土曜日になった。
咲枝は忘れるために仕事を必死にした。
夜は少しだけワインを飲んで眠りに落ちた。
夢の中で何度も彼を見た。
顔を知らない妻
その妻は顔がボーッとしてわからなかった。
日曜日はもっと落ち着かなかった。
彼からの連絡はなかった。
そのころ、田中祐介は妻よりも両親と戦っていた。
妻と祐介の両親とは仲が良くなかった。
少し離れたマンションに住んでいた。
子供はなく仕事を持っていた。
だから、祐介の単身赴任にはついていかなかったのだ。
あなたに女がいたこと気がついていました。うらぎりだわ
結局、離婚することになり、今住んでいるマンションを売り現金を妻に渡すことになった。
ローンは残るのでそれは祐介が支払う。
かなりの痛手だ。
月曜、火曜、水曜と仕事を休んだ。
間で一度、咲枝に電話して話をした。
咲枝は嬉しかった。
これで祐介の妻になることができる❗
数ヵ月して
祐介夫婦の離婚が成立した。
咲枝を祐介の両親に紹介した時に両親が苦虫を潰したような顔をしていた。
たぶん、認められていないのだろう。
祐介は住宅ローン支払い、月に数万の慰謝料も送っていたから自分のマンションをたたみ、咲枝の1Kに引っ越してきた。
そんなときに祐介の転勤が決まる❗
実家のある土地だ。
咲枝は躊躇うこともなく祐介に着いていくてにした。
勤務していたデパートもやめた。
こうして籍もまだ入れないうちに二人で祐介の地元に帰ったわけだ。
祐介の実家に居候しなが咲枝も仕事を探した。
スーパーの事務の仕事が見つかり、そうそうに働き出した。
もともと気に入られてなかった咲枝はかなり辛かったのだか。
仕事に打ち込んだ。
二年間我慢したろうか。
ついに籍をいれたのだ。
しかし、不倫というレッテルは張られたままだった……
祐介は咲枝より一つ若かった。
子供の見込みがないのを咲枝はしっていた。
隠れて産婦人科に行ったが生理不順、排卵がない、年齢のリスクもある。
咲枝は諦めていた。
前の奥さんだってできなかったんだから。
勝手ないいわけだ。
三年目に祐介に転勤命令があった。
前の部所だ。
咲枝には今度はついていく気力がなくなっていた。
いろいろ話をしてきめた。
祐介の単身赴任。
三年は行かねばならない。
祐介が単身赴任二年目。
咲枝は祐介に女の影があるのに気がついていた。
ほとんど帰って来なかった。
電話では大抵口論になる。
それを聞いていた姑が言った。
人の幸せを奪った者は同じ目に合わされるんだよ。
息子も息子だけど女も女やな……
前の嫁さんも耐えてたよ。
あの嫁は優しかった……
咲枝は頭が呆然だった。
なるようになってしまうのだろうか……
思いやり
人を思う
少しだけでも
そんな事を望むのは無理なのか
絆
そんな言葉を口に出してほしくない
そんな気持ちの欠片もないのだ
それが証拠
見てみるがいい
何の気持ちもないんだから
人を思う
少しだけでも
そんな事を望むのは無理なのか
絆
そんな言葉を口に出してほしくない
そんな気持ちの欠片もないのだ
それが証拠
見てみるがいい
何の気持ちもないんだから
やけのやんぱち
今、ご近所の国と少し離れた国と大変な事になっています。
人類は揉め事ばかり。
大小に関わらずけんかやりほうだい。
平和平和と叫びながらやっぱり無理なんでしょうか。
やけくそでお隣が我が国にミサイル撃ち込んだら……
そんな恐怖が沸き上がりつつ、まだ平常通りの生活。
お偉い立場の皆さんは右往左往してはるのかもしれません。
でも、世界的にみても被害を被るのは弱者です。
もはや、話し合い解決は無理なんでしょうか。
原発めがけてミサイル撃ち込まれたら
日本どころか地球はおしまいかもしれません。
青い空を見上げて春を感じている今日ですが……
どうぞ、大事に至りませんように……
今、ご近所の国と少し離れた国と大変な事になっています。
人類は揉め事ばかり。
大小に関わらずけんかやりほうだい。
平和平和と叫びながらやっぱり無理なんでしょうか。
やけくそでお隣が我が国にミサイル撃ち込んだら……
そんな恐怖が沸き上がりつつ、まだ平常通りの生活。
お偉い立場の皆さんは右往左往してはるのかもしれません。
でも、世界的にみても被害を被るのは弱者です。
もはや、話し合い解決は無理なんでしょうか。
原発めがけてミサイル撃ち込まれたら
日本どころか地球はおしまいかもしれません。
青い空を見上げて春を感じている今日ですが……
どうぞ、大事に至りませんように……