
君の名は秋桜
君に話したいことがあるんだ
何年まえだろうか
庭に君を沢山迎えたんだけど
台風で倒れてしまったよね
その倒れた姿が忘れられなくてね
私の庭には迎えられないんだ
倒れた君を抱き締めて泣いたんだ
その年は最初からよくなかった
君の姿を見て少し心が明るくなりかけた時の悪夢のような現実
君のように立ち上がることが出来ないって思ったよ
人間不振になり
自然に優しさを求め
君たちを庭に迎えたんだ
私は造花は大嫌いだ
あのバカらしい出来事
家にある造花は床に叩きつけて壊した
何度も何度も叩きつけた
来年は必ず君を迎えたい
つまらないやつの事などもうどうでもよい
そう覚悟ができたから
君を必ず迎えるよ
待っていてほしい