○○ってナンだ!?

○○には色々入りますよ

新選組始末記 子母沢寛

2012年09月30日 | 読書ってナンだ
三部作の1つめです。
いやーこれまた濃かった。


私が読んだのは文庫本ですが、元になった本が出版されたのは昭和4年。

その頃は、新選組の生き残り隊士だったり、関係者だったり、新選組を知ってる人だったりがまだ存命で、その方たちから聞いた話を中心にまとめられた本です。


「事実は小説より奇なり」とも言いますが…、子母沢さんがあとがきで書かれているように「人が語る話だからこそ面白い」ということを実感できました。


幕末の京都の街中のそこらじゅうで斬り合いが起こって、血やら肉片やらが散乱してた…とか。
そのあたりの話を市井の人から聞いてたり…
(後片付けとか大変だったろうなぁ)


やっぱり「殺す」ためにはまず「首」みたいな?
斬りまくったら、それだけ色々散ったり、こぼれたりするよなぁ
ヘタなスプラッタ映画とか、全然及ばないよ!て感じです。


そうそう、薄桜鬼でも使われてるエピソードなんかもちらほらと発見できました。


それにしても…随所に引用されてる漢文が読めないよ!
候文も…


次は「新選組遺聞」を読みます。
これは、「新選組始末記」の補完版…みたいな感じ?


「燃えよ剣」も図書館から借りてきたけども、借りる前からわかってたけど、やっぱり読んだことあった!
これは、土方が函館に行ってからが良かったんだよなぁ…
もう一回読んどくか!

あと、「近藤勇白書」か「幕末新選組」をもう一回読んで、「新選組血風録」は読んでないので読んでおくか!

池波正太郎と司馬遼太郎以外の作家さんの小説も読んでみようかどうしようか…


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