虚像の道化師 東野 圭吾

ガリレオシリーズ7冊目です。


おかしい…前に予約した「ナミヤ雑貨店の奇蹟」よりも順番がずいぶんと早かった…

そういえば、今年2冊目のガリレオシリーズ8冊目も「ナミヤ～」より順番が早い。

まあいいか。
内容は別物だし。


決して貸し出し希望者が少ないとかじゃありません。
単なる予約方法の違いです。


「虚像の道化師」は短編集でした。

そのせいか、あっという間に読めました。


今回のトリックもどれも興味深いものでしたが、最後の女優さんの話がなかなか唸らされました。


「ガラかめ」か…みたいな。


何にしても、役者ってのは侮れないなぁと。


ひとつ前のガリレオシリーズの「真夏の方程式」、しみじみと良かったです。

これでもそうでしたが、ガリレオ先生が勧善懲悪じゃないところが良いですねぇ。

刑事視点じゃないからか…



ところで、草薙刑事がテレビドラマだと北村一輝なのが驚きですよねぇ

自分の中でのイメージと全然違うので…

薫さんが柴崎コウなのはいいけど、草薙刑事より前面に出てるのがちょっと…これまたイメージと違う。

大人の事情ってやつか。


結局テレビシリーズの方はオンタイムでは見てなくて、全部再放送だったんですが。


あ、でも北村一輝は、亀梨くんの「妖怪人間」で、わりと不器用っぽいお父さんな感じの刑事役で出てたのが好印象でした。

それなら草薙刑事もアリかなぁと。