ハゲマルとゆく &ハゲオとゆく

13歳で別れた愛犬ハゲマルを胸にひめ、赤い糸で結ばれた後任ハゲオ爺との日々を綴ります。~ハゲマルは永遠の宝物~

家出人届

2009年10月24日 | family


一昨日の出来事…
ここのところ寝不足で
今日こそは早寝するぞと決めていたら
婆ちゃんからマンションに一本の電話
『不吉なベル音』


「爺ちゃんとハゲマルが帰ってこない、行方不明」


はぁ~?

婆ちゃんはワケあって朝まで私のマンションにいた
いつから出たのかさえ分からない
特別遅い時間ではないが
田舎の爺さんが出歩く時間ではなく
我が家では通常考えられない時間
仕方なく交番に相談し
家出人届を出すことになった

一人では心細いだろうと、急きょ田舎に向かう




「それでは‥マルチーズ連れの○○さん、家出人届けしておきますね」おまわりさん
かくして
爺さんとハゲマルは家出人となった

 

『どうかハゲマルが無事でありますように…』
あーいったいどこに‥
爺さんがどこでどうなろうと構わない
自業自得
ハゲマルを道連れにするのは勘弁願いたい
日頃から爺さんには“ワンコ連れ運転禁止”
を言っているのだが
娘の言うことなどまったく聞かない

「ハゲマルの声が聞こえる‥」婆ちゃん
などと言うから
空耳に違いないと思いつつ
闇夜の野山を探す
こんな寒空に‥涙が出そうだ

 


真夜中に
一筋のライト

やつだ 爺さんだ…

 

怒り心頭で震える私達をしり目に
ご飯を食べ始める
超ド級脳みそ天気な爺さん

交番に電話を入れて平謝
「今何時?」爺さん
最近時間の感覚がおかしい爺さん
認知前駆症状に違いない

    

ハゲマルは安心したのか
真夜中なのにハイテンション
長座布団カバーの中ではしゃぎまくる
過ぎてしまえば笑い話だが
マジ笑えない

「ハゲマルが話せればいいのにネ」友人
友達のメールに癒されて
怒りが少し落ち着いた

爺さん なんと出雲大社だってさ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする